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simeji:かわいい「しめじ」のアイコン
Android端末を購入して、そのままデフォルト設定の状態で日本語入力を行うと、使い勝手がいまいちでびっくりする。特にiPhoneでのフリック入力に慣れているとなおさらだ。そこを補える日本語入力アプリ「Simeji」は、日本語入力をするAndroidユーザには必須ソフトかもしれない。
追記:2010年6月16日に記事を追記しました。

Simeji:フリック入力画面
まず、入力方式では、ケータイ、フルキーボード、フリック、ポケベルの4種類が用意されており、日本語入力と英語入力で個別に設定可能だ。他にも、文字入力時のキー入力時の音声、バイブ設定、さらにキー入力の感度や長押しをしたときのポップアップメニュー表示など、詳細に渡るカスタマイズが可能だ。Simejiで文字入力画面が表示された状態で、左下の「文字」ボタンを押し続けると、いつでも設定画面に飛ぶことができるため、細かい調整が即座にできるのも魅力だ。
その中でも特筆したいのはフリック入力。iPhoneユーザではおなじみのフリック入力とは、スライド入力ができるタッチパネルの特徴を活かして、素早い入力が可能な入力方法だ。ケータイでよく見る10キーと同じ配列で、あかさたな…と、50音の「あ行」で構成されている。ケータイの場合、ボタンを押す回数でい行→う行…と変化するのだが、フリック入力の場合は、あ行を中心に、い段(左)、う段(上)、え段(右)、お段(下)というようにそれぞれの方向にスライドさせて入力する。例えば、「こんにちは」と入力する場合、「か→下スライド」「わ→上スライド」「な→左スライド」「た→左スライド」「は」となる。最初は難しいかもしれないが、従来のケータイ打ちと比べて入力回数が少ないため、慣れれば素早く入力することができる。入力ガイドもポップアップ表示できるので、慣れるまではこのガイドに従って操作すればよい。

Simeji:デザインを着せ替え
キーボードのデザインはHome画面の「設定」→「地域言語/文字入力」のsimejiの設定から変更することができます。設定画面を開いたら下部にある右から2番目のアイコンを選択してください。スキンデザインが一覧で表示されるので後は、気になるデザインを選択して「OK」を押せば着せ替え完了です。
またフリック入力の際に表示されるガイドの色も変更することができます。変更はsimejiの設定にあるソフトキーボードの詳細設定から行います。詳細設定画面が出たら決定アイコンの上にある色(デフォルトは青)の付いたバーを選択してください。すると9色の色パレットが表示されるので好みの色を選択して決定を押せば設定完了です。
スキンデザインと合わせてフリックガイドの色変更してより自分らしいAndroidを演出してください。
Simeji: 左:Simejiの設定から変更 中央:スキン一覧 右:フリックガイドの色変更

Simeji:「かっこんとう」と入力しても、OpenWnnでは変換候補は出ないが、「しめじ」ボタンを押すと候補をネット上の辞書(SocialIME)から参照する。
そもそもこのSimejiは、「Social IME 字(Ji)」という名前の由来(たぶん)からもわかるとおり、変換辞書として「Social IME」を利用していた。この辞書はデータがオンライン上にあるため、変換するたびにネット接続する必要があった。
このため通信環境が悪い場所では変換が遅くなることも多々あったが、現在のバージョンではその点もご安心。Android標準の日本語IMEでも利用している辞書がオープンソースとして公開された(OpenWnn)ため、ローカル辞書としてこの辞書を採用。変換の度にネットに接続することがなくなったので、変換速度が格段に速くなって使い勝手が大幅に向上した。
さらに、OpenWnnの辞書で変換候補が出ない場合、「しめじボタン」を押すことで従来のSocial IMEを参照することができ、その豊富な変換候補も利用することができる。ネットで共有しているだけあって辞書は日々増え続けている。チャットや掲示板の書き込みに便利なアスキーアートもあるのでなかなか便利。学習機能をONにすれば、選択候補は次回から本体の辞書に取り込まれる。使い込むほどに文字入力は快適になってくるはずだ。

Simeji:マッシュルーム対応アプリの選択画面
マッシュルームとは、しめじに対してしゃれみたいな名前だが、ボタンのデザインもまさにマッシュルーム。入力中の文字列をマッシュルーム対応アプリに送ると、返ってきた値が入力される。たとえば標準搭載している機能「Contact Picker」で試してみよう。まずは、たとえば誰かのメアドを引っぱってきたいとする。「Contact Picker」を選択し、連絡先から引っぱってきたい人を選ぶ。

Simeji:Contact Pickerで引っぱってきたい人を選び、どの情報を選びたいかチェックする。
今回はメアドを引っぱりたいから、名前や電話番号の情報はチェックをはずす。

Simeji:連絡先からメアドを引っぱってきた画面
手で入力することなく、連絡先からメアドを引っぱってこれた。
また、MapMashというアプリでは住所からgooglemapのURLも取得できる。例えば、twitterクライアントと組み合わせれば、自分の居場所をつぶやきたいときに住所ではなく地図情報をそのまま載せることができる。いちいちブラウザ等を起動する必要がないのがよい。この他にもマッシュルームに対応したアプリがいくつも出ているので、詳しくは作者公式ページを参考にされたい。
<総括>
日本語入力アプリはSimejiの他にも存在するが、その中でもSimejiの動作は軽く、使い勝手がよい。しかし何よりの魅力は、2008年11 月のリリース(なんとHT-03Aの発売する半年以上も前!)から繰り返しアップデートを重ねて、便利な機能を継続的にリリースしている点かもしれない。
今回は紹介しきれなかったが本体の傾きを検出してアプリを呼び出すランチャー機能や、試作版としてBluetooth接続でキーボードから入力でき る機能を搭載するなど、ただの日本語入力にとどまらない意欲的な開発を続けている。今後の動きにも是非注目していきたい。
Simejiは今までにない洗練されたデザインのソフトキーボードを備えた日本語IMEです。
Simejiはフリック入力やポケットベル入力のよ うなユニークな入力方式に加え、ハードウェアキーボードにも対応しています。
他のアプリと連携し、日本語変換をより高度に、快適にするマッシュ ルーム機能も搭載しています。
また、ランチャー機能も備えています。端末を傾ける事で登録したアプリケーションを一瞬で起動でき、Android 端末の利便性を飛躍的に向上します。
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