
アンドロイドアプリができるまで:001
アンドロイドファンの皆様、初めまして。タオソフトウェアのため吉と申します。縁あって、今週からアンドロイドアプリの開発について連載することになりました。よろしくお願いいたします。
皆さんが使っているアンドロイド端末にもたくさんのアプリケーションがインストールされていると思います。中には「これがなくっちゃ暮らせない!」というほどの生活必需品になっているアプリもあるかも知れません。当たり前ですが、そういう素敵なアプリケーション達は全て「人が手作り」したものです。
この連載ではアプリケーションが出来るまでの工程を皆さんにお伝えしながら、アプリアイコンの裏に隠れた作者側の思いやドラマを描くことができたらいいなぁ、と思っています。 どうぞよろしくおつきあいくださいませ。
まずはアンドロイドアプリを作るためにはどんなものが必要なのかというところから始めたいと思います。
アンドロイドアプリはJAVAで書かれています。なので開発にはJAVAアプリケーションの開発環境が必要です。 Google社の開発者情報によると、Eclipse(エクリプスと読みます)という開発環境にアンドロイド用のSDK(ソフトウェア開発キット)を入れることでアンドロイドアプリの開発環境を構築することが推奨されています。
動作環境を詳しく見てみましょう。

ソフトウェア開発キットの動作環境を確認
サポートOS
Windows XP (32-bit) または Vista (32- or 64-bit)
Mac OS X 10.4.8 or later (x86 only)
Linux (tested on Linux Ubuntu Hardy Heron)
サポート開発環境
Eclipse IDE
Eclipse 3.4 (Ganymede) または 3.5 (Galileo)
Eclipse JDT plugin
JDK 5 or JDK 6
となっています。
これから開発環境を構築しようという方は、EclipseとAndroid用の SDK、そしてJAVAで開発をするために必要となるJDK(Java Development Kit)をインストールすることが必要になります。
実はEclipseには複数のバージョンがあります。先ほどのSystem RequirementsのNoteを見てみると、
Recommended Eclipse IDE packages:
Eclipse IDE for Java EE Developers,
Eclipse IDE for Java Developers,
Eclipse for RCP/Plug-in Developers, or Eclipse Classic (3.5.1+)
とあり、上のどれかひとつをインストールすれば良いことになります。

Eclipseダウンロードサイト
ちなみに本連載では「Eclipse IDE for Java Developers」を使用しています。

今回はEclipse IDE for Java Developersをダウンロード
先ほども書きましたがJAVAの開発環境ということで、JDKをインストールする必要があります。リンクをクリックすると、Oracleのサイトへ飛びます。あぁ、、SunはOracleに買収されたんでしたねぇ。改めて実感です。

JDKのダウンロードサイト
私はMacユーザなのですが、JDKにMacOSの選択肢がありません。Mac OS Xは標準でJava for Mac OS Xがインストールされているので、あらためてJDKをインストールする必要は無いようです。最新版のJDKをインストールしたい場合は、AppleのサイトからOSのバージョンに合わせたJava For Mac OS Xをダウンロードしインストールしましょう。
Eclipse、JDKと下準備をしてようやくSDKのインストールが可能になります。
SDKはアンドロイドの開発者情報から取得します。

アンドロイドデベロッパーサイト
開発者情報を見てみると、目立つところにAndroid2.0用SDKのダウンロードリンクが配置されています。しかも日本語化されています。素晴らしいです。

Android SDK のダウンロード
見てもらえばわかる通り、アンドロイドのSDKはWindows用、Mac用、Linux用の3種類があります。iPhoneのアプリを開発するためにはMac OS上で開発することが必須となる事とは対照的ですね。
アンドロイドがオープンなことが良くわかります。SDKのサイズは18~19メガバイトくらいです。
Eclipseのインストールは、単にアーカイブを展開したらそれでOKのようです。ダウンロードした eclipseのアーカイブを展開し、作成されたeclipseフォルダを任意の場所に移動します。(本記事ではアプリケーションフォルダに配置しています)同じようにAndroid SDKのアーカイブも展開して、任意の場所へ移動しておきます。

Eclipseをアプリケーションフォルダへ
試しに起動してみます。eclipseフォルダを開いてEclipseアイコンをダブルクリックします。

Eclipseを起動
起動画面が表示されて、

Eclipseの起動画面
ワークスペースの場所を確認する画面が表示されます。

ワークスペースの場所を作成する
今回はこのままOKボタンをクリックして先へ進みます。無事に起動すると次のような画面が表示されます。

ここからアンドロイドアプリの開発が始まる
これがアンドロイドアプリ開発のスタート地点です。
今回は環境構築の準備について書きました。次回はEclipseにSDKを導入して環境構築の仕上げをし、最も簡単なアプリケーションを書いてみたいと思います。お楽しみに!

















