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Hudson Soft ネクタリス 450円 |

ネクタリス:タイトル画面
今回ご紹介するアプリは『ネクタリス』です。30代以上のゲーム好きな方には、この名前に懐かしさを覚える方もいるのではないでしょうか。
かつてPCエンジンでリリースされ人気となった、名作戦略シミュレーションゲームです。その後プラットフォームを変えてリリースされているので、オリジナル以外でも認知が広まっているかと思います。
『ネクタリス』では、プレイヤーは連合軍の司令官となり、大軍を指揮して月を占領したガイチ帝国軍を殲滅しつつ、囚われた人々を解放していくことになります。戦略シミュレーションゲームに馴染みのない方に、どのようなゲームかを簡単に説明すると、将棋やチェスのようにさまざまな役割の駒(=ユニット)を駆使して相手を倒すゲームだと思ってください。
もう少しルールを詳しく説明します。『ネクタリス』はいわゆるターン制のシミュレーションゲームです。自ターン→敵ターン→自ターン……のような形で進行していきます。野球のように先攻・後攻が繰り返されると説明すればわかりやすいでしょうか。
基本的に各ユニットはターンごとに移動と攻撃を1度ずつ行うことが可能で(一部例外ユニットあり)、全ユニットを行動し終えたらターン終了です(途中でターンを終了することも可能)。勝利条件は敵ユニットの全撃破か、敵収容所を歩兵ユニットで占領するかのいずれか。各マップの状況を見つつ、クリアしやすい条件を選択するといいでしょう。
操作方法はとても簡単。ゲームを開始されると自ターンでの開始となります。青のユニットが自軍、緑のユニットが敵軍です。まず動かしたいユニットをタップするとユニットの詳細と白い六角形がいくつも表示されると思います。この六角形は「ヘクス」と呼ばれるもので、簡単にいうと将棋やチェスのマスです。各ユニットは表示された白いヘクスの範囲を移動することができます。移動したい場合は移動先のヘクスをタップ。するとユニットが移動するのでもう1度ユニットをタップすると移動終了となります。

ネクタリス:各ユニットは白枠のヘクスの範囲を移動可能
移動前または移動後、周囲に攻撃可能な敵ユニットがいる場合は攻撃できます。攻撃可能ヘクスは赤く表示されるので、そこにいる敵ユニットをタップ。すると各種パラメータや補正効果を計算後、戦闘が自動で行われます。攻撃を行なったらそのユニットのそのターンでの行動は終了です(例外あり)。

ネクタリス:攻撃可能な敵は赤いヘクスで表示されるので、そこをタップ(上)すると戦闘画面へと移行する(下)
基本的には各ターンでこの移動と攻撃を繰り返し、勝利を目指していく形です。
『ネクタリス』の魅力は、その高い戦略性にあります。すべてのマップは独立しており、シミュレーションRPGのようにユニットを成長させていくわけではありません(他マップへの持ち越し要素がない)。ですから特定のユニットを強力に成長させて有利な展開を作る、いわゆる“無双プレイ”は不可能です。マップごとに敵のユニット構成をしっかり把握し、詰め将棋のように軍を展開していく必要があります。
その戦略性をさらに高めているのが、「支援効果」「包囲効果」そして「ZOC」の存在です。
「支援効果」とは攻撃や防御時にユニットの能力を増強させる効果のことです。攻撃時は攻撃目標の敵ユニットに攻撃ユニット以外の味方ユニットが隣接している場合、防御時には攻撃を仕掛けてきた敵ユニットに味方ユニットが隣接している場合、以上2パターンで戦闘に参加する自ユニットの能力が上昇します。

ネクタリス:攻撃対象の敵に味方ユニットが隣接している場合、支援効果が発生する
また全てのユニットはユニットの周囲1へクスの範囲(つまり6ヘクス)に、「ZOC」というものを持っています。「ZOC」とはZone Of Controlの略で、ここに進入した敵ユニットは必ず一旦停止することを余儀なくされます。敵の移動を妨げるバリアのようなものがユニットの周囲にあると思ってください。戦略シミュレーションゲームファンの方にはお馴染みのシステムかと思います。

ネクタリス:ユニットの周囲には「ZOC」と呼ばれる特殊なゾーンが存在する(ゲーム中の画面表示はありませんが、わかりやすいように赤線で囲ってあります)
このZOCで敵ユニットを逃げ場のないように囲むと「包囲効果」を得られます。包囲効果を得られた状態で包囲された敵は、戦闘時に攻撃力と防御力が減少します。

ネクタリス:敵の周囲6ヘクスをZOCで囲むと「包囲効果」が発生し、敵を弱体化する
ちなみに、敵を対角線上に挟むのが、最も簡単な「包囲効果」発生パターンです。これらの「支援効果」「包囲効果」「ZOC」を駆使しつつ的確な陣形を敷いて敵を殲滅していくのが、『ネクタリス』の最大の醍醐味といっても良いでしょう。

ネクタリス:敵を対角線上に挟むのが、最も簡単な「包囲効果」発生パターンだ
さらに多彩なユニットの存在も『ネクタリス』の魅力の1つです。攻防の主力となる戦車、敵収容所や工場を占領可能な歩兵、圧倒的な移動力を誇る航空兵器、攻撃後の移動が可能なバギー、その他対空車両や自走砲など、さまざまな種類のユニットカテゴリーがあり、その中でも数種類のユニットが存在します。万能ユニットはほぼないので、相性や役割をしっかりと考えて戦闘を行わないと、あっさり敵に撃破されてしまいます。このあたりはプレイしながら把握していけばいいと思います。
多くのユニットのうち、いくつか紹介しましょう。紹介するユニットは黄色の線枠の中にいます。まずは序盤の主力たる戦車、バイソンです。

ネクタリス:序盤の主力たる戦車・バイソン
戦闘力は低いけれど、施設占領に欠かせない存在である歩兵のムンクスです。

ネクタリス:戦闘力は低い歩兵・ムンクスだが、施設占領に欠かせない存在
広範囲に及ぶ長距離射撃の能力を持つ自走砲のナスホルンです。

ネクタリス:広範囲な長距離射撃能力を持つ自走砲・ナスホルン
空戦を得意とする車両のシーカーです。

ネクタリス:対空戦を得意とする車両・シーカー
戦車のアルマジロは防御力が強化されています。

ネクタリス:防御力が強化された戦車・アルマジロ
地上兵器の脅威となる爆撃機のジャビィは圧倒的な移動力を持っています。画像は緑色で敵ユニットでの登場ですが、味方にもジャビィはいます。

ネクタリス:圧倒的な移動力で地上兵器の脅威となる爆撃機・ジャビィ
その他、地形効果や工場占拠による拠点構築などなど、司令官たるプレイヤーを悩ませる要素が満載。終盤になれば当然マップの難易度も上がり、クリアするにも一苦労です。でも1マップごとのプレイ時間は短く、マップ途中でのメニューボタンから中断セーブもできるので、空いた時間にテンポよく遊ぶことができます。
基本的にはAndroid端末で本格的な戦略シミュレーションを遊びたい人にオススメしたいゲームですが、戦略シミュレーションゲーム初心者の方でも徐々にハマれる難易度となっています。奥深い未来月面戦争の世界を、あなたも堪能してみてはいかがですか?
<総括>
本格的な戦略シミュレーションゲームの移植版。バランスの取れたユニット配置と支援効果、包囲効果、ZOC等の存在で、奥深い戦略が求められる。何度もトライしてマップをクリアしたときの爽快感は格別。
国内外を問わず、あらゆるゲーム端末で人気を博している本格戦闘シミュレーションゲームが登場!
ターン制で攻撃、防御の順番が交互に入れ替わり、そのシンプルで奥が深いゲーム性が、多くのファンを惹きつけています。
味方ユニットが近くにいると攻撃力がアップする支援効果や、敵を囲んだ時の包囲効果、蜂の巣状に並んだ六角形のマスを進む地形効果など、独自のゲームシステムはそのままに、タッチ操作に最適化された新インターフェイスを導入。
また、各種の登場ユニットから戦闘演出まで、すべてのグラフィックを一新しました。
勝利の条件は、敵軍の全滅と敵本拠地の占拠。近未来の月を舞台に手ごわい敵部隊と戦い、20以上のステージ攻略を目指せ!
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