スマホの充電、どの方法が1番速い?ACアダプタ、PCからのUSB、モバイルバッテリーで比較。驚きの結果が!

2012年11月20日 10:31 by ホセ
スマホの充電、どの方法が1番速い?ACアダプタ、PCからのUSB、モバイルバッテリーで比較。驚きの結果が!
どの充電方法が速いのか?いざ、検証!

どの充電方法が速いのか?いざ、検証!

スマホで気になることといえばバッテリーの減りですが、すぐ電池がなくなってしまう“スマホの充電方法”について気になったことはありませんか?


そこで、ACアダプタ、PCにUSBで接続、モバイルバッテリーの3種類で一体どの方法が最も速く充電できるのかを検証してみました。


それでは早速、実験方法から見ていきましょう。


充電の条件

今回充電に利用するスマホは、大容量2,100mAhのバッテリーを搭載したNTTドコモの「GALAXY SIII SC-06D」です。


充電の公平性を保つため、バッテリーを0まで放電し通信を行わないように機内(オフライン)モード状態、温度変化にも注意し、夜間に充電いたしました。


『BatteryView(バッテリー管理)』画面

『BatteryView(バッテリー管理)』画面

なお、充電時間の計測には30秒に1回バッテリー残量レベルを記録してくれる『BatteryView(バッテリー管理)』というアプリを利用しています。


オーソドックスなACアダプタ

スマホユーザが最も利用している充電方法は、この「ACアダプタ」ではないでしょうか。この方法はほぼ100%のユーザが利用していることでしょう。


今回ACアダプタの充電に利用したケーブルは、NTTドコモ純正の「docomo ACアダプター03」です。


GALAXY SIII SC-06Dとdocomo ACアダプター03

GALAXY SIII SC-06Dとdocomo ACアダプター03


残量0より充電した結果、1時間10分で50%まで充電され2時間41分で充電完了となりました。充電切れに気づいても、おおよそ1時間で半分は充電できそうです。


フィーチャーフォン向けACアダプタ

フィーチャーフォンからスマホへ機種変更したユーザが利用しているパターンで多いのが、フィーチャーフォン向けACアダプタをスマートフォン向けのmicroUSB端子に変換するプラグを利用して充電する方法です。こちらも検証してみました。


ドコモ向けフィーチャーフォンACアダプタ(左)microUSB変換アダプタ(右)

ドコモ向けフィーチャーフォンACアダプタ(左)microUSB変換アダプタ(右)


先ほどと同じく残量0より充電した結果、1時間30分で50%まで充電し、3時間6分で充電が完了しました。スマートフォン向けのACアダプタに比べて、20分ほど充電に時間がかかるようです。


ACアダプタの充電時間比較グラフ

ACアダプタの充電時間比較グラフ


この原因としては、供給電力量の違いが考えられます。スマートフォン向けACアダプタでは1Aの供給が可能になっているのに対して、フィーチャーフォン向けACアダプタは大半のものが600~700mA(0.6~0.7A)です。


つまり、フィーチャーフォン向けのアダプタの方が供給電力量が少し少ないために時間がかかってしまっているということです。


結果は、できるだけスマートフォン向けのACアダプタを利用した方が充電時間が短くて済むということになりました。早く充電したい場合は、そのスマートフォンに対応したACアダプタを利用しましょう。


ビジネスで利用するユーザに便利なUSB充電

仕事などでノートPCを持ち運ぶユーザに便利なのが、PCのUSBを利用したUSBケーブルでの充電。これも検証してみましょう。


筆者の仕事用PCを使って充電中

筆者の仕事用PCを使って充電中


いつも通り充電0より開始した結果、1時間25分で50%となり、2時間57分で充電完了になりました。予想では最も充電時間が遅いだろうと思っていたところ、想像以上に充電時間が短くびっくりです。


USBでの充電時間グラフ

USBでの充電時間グラフ


考えられる原因としては、著者の仕事用PCはノート型なのですが常にACアダプタに挿して利用しています。そこで安定した電力供給があったために充電時間が速かったのではないかと思われます。


これがPCを充電せずにスマホへUSB給電していたら違う結果になっていたかもしれません。


持ち運びに便利なモバイルバッテリー

最近は利用しているユーザも増えているであろう、モバイルバッテリー。屋外で充電できる上に、コンパクトなものが多いのは魅力ですよね。このモバイルバッテリーでの充電がかなり速いという情報を得ましたので、実際に検証してみます。


今回利用したモバイルバッテリーは3種類。NTTドコモよりスマホ向けに販売されている「docomo ポケットチャージャー02」、そしてSANYOのモバイルバッテリーである「KBC-L2A」と「KBC-L2B」の合計3種類です。


この3種類の違いは供給電力にあり、「docomo ポケットチャージャー02」はタブレット製品の充電にも対応させるため高出力の1.5Ah(1,500mAh)に対応している他、「KBC-L2B」は1,000mAh、「KBC-L2A」は最も低い500mAhとなっています。


左からdocomo ポケットチャージャー02、KBC-L2B、KBC-L2A

左からdocomo ポケットチャージャー02、KBC-L2B、KBC-L2A


予めモバイルバッテリー自身を充電して望んだ結果、今回の検証で最も充電が速かったのは「docomo ポケットチャージャー02」で1時間以内の58分で50%充電、2時間17分で充電完了となりました。


これは、スマートフォン向けACアダプタよりも20分以上充電が速いという結果となります。


モバイルバッテリーの充電時間グラフ

モバイルバッテリーの充電時間グラフ


また、「KBC-L2B」と「KBC-L2A」は出力こそ違うものの充電時間は共に4時間を超え、今回の検証で最も遅いものとなりました。ですので、モバイルバッテリーではNTTドコモの「docomo ポケットチャージャー02」がおすすめということになります。


結論

今回検証した3つの充電方法(6パターン)をグラフで組み合わせてみると、予想外にもモバイルバッテリーが最も充電時間が短いという結果となりました。


検証したすべての方法の充電時間をグラフで比較

検証したすべての方法の充電時間をグラフで比較


これはACアダプタよりも1.5倍も出力が高いのが要因と思われます。安定しているのがACアダプタ、次いでPCからのUSB充電という順番です。最も遅かったのが、出力の低いモバイルバッテリーです。


おすすめは自宅ではスマートフォン用ACアダプタで充電し、屋外ではドコモ純正の「docomo ポケットチャージャー02」を利用するのがよさそうです。


なお、「docomo ポケットチャージャー02」はドコモユーザでなくてもドコモショップやAmazonなどで購入が可能です。


  • Amazonでの購入はこちらからどうぞ。


検証の結果を表でもまとめてみました。充電時間が速い順番に並んでいますので、こちらも参照ください。


充電方法 充電時間(50%) 充電時間(100%)
1,500mAh バッテリー 58分 2時間17分
供給1,000mA ACアダプタ 1時間10分 2時間41分
PC USB充電 1時間25分 2時間57分
供給600mA ACアダプタ(変換プラグ) 1時間30分 3時間6分
1,000mAh バッテリー 2時間4分 4時間7分
500mAh バッテリー 2時間4分 4時間17分


今回充電に差が出た1番のポイントは供給電力、出力です。これはACアダプタでもモバイルバッテリーでも必ずどこかしらに印字されていますので、今後ACアダプタやモバイルバッテリーを購入する際の参考にするとよいでしょう。


また、ACアダプタでの利用はやはりスマートフォン向けのものを利用した方が安定した充電ができます。


「docomo ポケットチャージャー02」の背面。出力をチェック

「docomo ポケットチャージャー02」の背面。出力をチェック


「docomo ポケットチャージャー02」の背面にある「出力 DC5.0V 1.5A MAX」の部分が1時間あたりの供給電力を表します。1Ahイコール1,000mAhということも併せて覚えておくとよいでしょう。


充電方法も多様化

今回検証した充電方法は代表的な3つの方法でした。しかしながら、現在ではさらに多彩な充電方法が利用されています。


「おくだけ充電」は、充電パネルの上に“ぽいっ”と置くだけで充電してくれる優れもの。「MEDIAS PP N-01D」などのモデルが対応しています。


また、急速充電対応スマホもあります。通常のACアダプタの1.8倍もの電力で充電することにより、おおよそ1時間で80%充電されます。「MEDIAS X N-07D」などのモデルが対応しています。


このように今後も様々な充電方法が登場し、バッテリーの消費が激しいスマホをさらに快適に利用できるようになっていくでしょう。それぞれのスタイルに応じた方法を見つけて、少しでも早く充電できるようにしてくださいね。

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