“スマート家電連携”は便利なの?何ができるか「ELUGA X P-02E」で検証してきた!

2013年03月22日 10:30 by はぎぞー
“スマート家電連携”は便利なの?何ができるか「ELUGA X P-02E」で検証してきた!
「スマート家電連携」で何ができるの?

「スマート家電連携」で何ができるの?

スマホと家電を連携する「スマート家電連携」、最近CMでもよく見かけますが、「実際何ができるの?」「本当に便利なの?」と疑問に思っている方いませんか?

 

今回、「パナソニックセンター東京」にて実際にスマート家電を触りながら、どんなことができるかを「全部入り」で話題のNTTドコモ春モデル「ELUGA X P-02E」を使って検証してきました。

 

また、パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社の担当者の方に、スマート家電連携の「今できること」と「今後の展開」など、興味深いお話を伺うことができたのでレポートします。

 

「ELUGA X P-02E」の詳細レポートはこちら!

 

それでは、下記3つの観点から「スマート家電」をご紹介します。

 

 

「スマート家電」とは?
『パナソニック スマート アプリ』画面

『パナソニック スマート アプリ』画面

「スマート家電連携」とは、「ELUGA X P-02E」などのスマートフォン(以下、スマホ)と、AV機器や白物家電、ヘルスケア機器と連携することで、生活をより快適に、便利に、楽しく送るためのサービスです。

 

対応しているスマホは、iPhone含め様々(※一覧はコチラ)。「ELUGA X P-02E」にはプリインストールされていますが、利用には『パナソニック スマート アプリ』が必要になります。

 

それでは具体的にどんなことができるのか、紹介していきます。

 

「スマート家電」で何ができる?

2013年3月現在、スマホと連携できる家電製品は、大きく分けて下記の3種類です。どんなことができるか、担当者の方から聞いたおすすめの活用法を、簡単にまとめてみました。

 

  • 白物家電
    ―エアコン、スチームオーブンレンジ、ドラム式洗濯機、炊飯器、冷蔵庫
  • AV機器
    ―ブルーレイ/DVDレコーダー「DIGA」、プラズマテレビ/液晶テレビ「VIERA」、デジタルカメラ「LUMIX」、デジタルムービーカメラ
  • ヘルスケア機器
    ―体組成計、活動量計、血圧計

 

白物家電

 

  • スマホがリモコン代わりになるエアコン

スマホでエアコンの運転状況を確認でき、遠隔操作で電源をOFFできます。

 

外出先からのOFFができるので、「エアコンを消したかどうかわからず不安…」という時も安心して状況を確認し、ONになっていた時はその場でOFFすることができますね。また、子供部屋やリビングなど、他の部屋のエアコンの状況を確認できるので、就寝前の消し忘れも防げます。

 

外出先から運転をONできる機能に関しては、今のところ未対応ですが、今後に期待したいですね!

 

エアコンのデータ受信箇所(左)スマホから運転状況を確認できる(右)

エアコンのデータ受信箇所(左)スマホから運転状況を確認できる(右)

 

  • スマホで調理設定を選んで、炊飯器・レンジに反映

まずはスマホでレシピを選びます。そしてスマホを炊飯器やレンジにタッチするだけで、レシピに合わせた最適な調理設定にできます。

 

スチームIHジャー炊飯器(左)スチームオーブンレンジ(右)

スチームIHジャー炊飯器(左)スチームオーブンレンジ(右)

 

帰宅途中などにあらかじめレシピを考えておけば、時短にもつながります。炊飯器やレンジを前に、ボタン操作をしなくてもいいので、多機能な家電を非常に気軽に利用できます。

 

レンジを使ったレシピ画面。レシピはパナソニックが独自のデータベースで作成している

レンジを使ったレシピ画面。レシピはパナソニックが独自のデータベースで作成している

 

  • 洗濯コースをタッチで反映できるドラム式洗濯機
スマホであらかじめ設定を選択し、洗濯機にタッチしよう

スマホであらかじめ設定を選択し、洗濯機にタッチしよう

スマホで選んだ洗濯コースを、タッチするだけで設定できます。

 

洗濯コースは、音を抑えて洗う、皮脂汚れを分解、黒ずみを抑えて洗うなど、目的に合わせて、細かく設定できるようになります。

 

そして洗剤・柔軟剤の銘柄を指定することで、洗濯機本体に最適な量が表示されるようにもなり、便利です。

 

  • “エコを見える化”してくれる冷蔵庫

冷蔵庫にスマホをタッチすると、エコ情報を取得できます。ドアの開閉数なども見ることができ、エコへの意識が高まります。

 

冷蔵庫にタッチすると、エコ情報が見られるようになる

冷蔵庫にタッチすると、エコ情報が見られるようになる

 

AV機器

 

  • スマホからDIGAで録画した番組を視聴

ブルーレイ/DVDレコーダー「DIGA」で録画した番組をスマホの画面で視聴できます。さらに端末に保存し持ち出すことが可能。テレビ番組などを自分の手元で楽しむことができますよ。

 

また「ELUGA X P-02E」では、大画面かつきれいな液晶で、録画した番組を高画質のまま観ることができます。

 

ブルーレイ/DVDレコーダー「DIGA」で録画した番組をスマホで視聴しよう

ブルーレイ/DVDレコーダー「DIGA」で録画した番組をスマホで視聴しよう

 

  • VIERAにスマホの映像を映し出せる!

「ELUGA X P-02E」では、プラズマテレビ/液晶テレビ「VIERA」との連携において、新しい技術「Miracast」が採用されています。Wi-Fiルーター等の無線機器なしで、VIERAとスマホを接続できます。

 

ケーブルなしで映像をVIERAに出力することができ、接続操作も簡単で、非常に便利でした!Webサイトを大画面に映し出して、みんなでテレビを前に旅行の計画を立てる、といったこともできます。

 

現時点では、「Miracast」のアダプタをVIERAのHDMI端子に接続する必要がありますが、今後はテレビ内蔵の可能性もあるとのことです。

 

ヘルスケア機器

 

  •  自動でログをとってくれる活動計、体組成計、血圧計

スマホををタッチするだけで、日々の計測結果をスマホに保存できます。

 

歩数の計測結果を蓄積できる活動量計(左)血圧計(右)

歩数の計測結果を蓄積できる活動量計(左)血圧計(右)

 

自分でわざわざメモを取ったり、スマホのアプリに記録する必要もなくなります。「ELUGA X P-02E」ではダイエットアプリと連携できるので、毎日ログをとっている方には特に便利ですよ!

 

体組成計(左)パナソニックの連携アプリからデータを記録できる(右)

体組成計(左)パナソニックの連携アプリからデータを記録できる(右)

 

空き時間を活用できるのはうれしい

「スマート家電」をここまで伺ってきて、スマホから「設定する」「情報を見る」「情報を取得する」ができることがわかりました。

 

現状では“機器にタッチ”しないといけない点が若干手間に感じる方もいるかもしれませんが、機器の使い方を簡単に理解できたり、空き時間に操作できる点は、非常に重宝します。

 

担当者に直撃!スマホと家電連携の未来はいかに!?

スマート家電連携の今後について、知りたかったことを担当者に聞いてみました。

 

パナソニックモバイルコミュニケーションズよりご回答

Q.現在発売されているスマート家電で、便利さを実感できる活用方法はありますか?

A.わかりやすい使い方でいうと、「LUMIX」のWi-Fi設定。これまでは「LUMIX」側に文字を入力して接続する必要がありましたが、「ELUGA X P-02E」を「LUMIX」にタッチするだけで設定できるようになっています。

 

Wi-Fi設定をすることで、スマホからシャッターを切れるので、セルフタイマーにしてカメラの前で急いで準備しなくてもOKです。

 

またスマホの画面がライブビューになる等これまでと違った使い方ができるようになり、デジカメの楽しさが増します。

 

「ELUGA X P-02E」と「LUMIX(DMC-TZ40)」をタッチでWi-Fi設定できる(左)ムービーカメラもタッチ可能(右)

「ELUGA X P-02E」と「LUMIX(DMC-TZ40)」をタッチでWi-Fi設定できる(左)ムービーカメラもタッチ可能(右)

 

Q.今後のサービス展開を教えてください。

A.スマホと機器の常時接続により、お客様の行動履歴を蓄積、各機器の状態監視を実現すること。そして下記のようなジャンル毎に、より深いサポートを実現していきたいと考えています。

 

「ELUGA Link」画面。さらにできることを拡大していく予定

「ELUGA Link」画面。さらにできることを拡大していく予定

  • COOKING
  • 「レシピ選び→買い物→調理→食の記録→SNS共有」といった料理サイクルにおいて、一貫してスマホを活用できるよう、常に次の工程を意識した機能を実現したい。

     

  • CONTROL
  • 連携した機器の状態を常時監視し、防犯、ドアホン、ハウスキーパーとしての役割をしていきたい。例えば洗剤が切れそうになったらお知らせする、といったこともできるようになればと考えております。

     

  • ECO
  • 省エネ、節電などの効果の“見える化”を進め、エコサポートをしていきたい。


     

  • SUPPORT
  • スマホ上で「困った時のサポート表示」や「エラー発生時の詳細情報表示」、「定期メンテナンス情報の案内」をしていくことで、ユーザをサポートしていきたい。炊飯器の蓋を洗った後でねじの閉め忘れがあればお知らせするなど、故障を未然に防げます。

 

Q.スマート家電連携、実際に利用するユーザの一番メリットは何でしょうか?

A.パナソニックとして「パナソニック製品×スマートフォンを扱う中で徹底的に“サポート”したい」と考えています。料理が苦手でも料理が楽しめるように、機械が苦手でも操作に困らないように、こだわってサポートしていきます。

 

 すべてのユーザの“できる”をサポート

「すべてのユーザがいろいろなことができるようにしたい」という、山本氏の「サポート」に対する思いを聞き、“スマート家電”の何よりの魅力は、スマートに機器等を扱うための充実のサポートを受けられることだと思いました。

 

今後、様々なデータを活用できるよう機器のオンライン化は進むとのことです。いつも傍にある「スマホ」と「インターネット」と「家電」、この三者が手軽に連携できるようになることで、生活の様々なシーンが便利になることを想像できました。

 

ご自宅にスマート家電の購入や対応スマートフォンの購入を考えている方は、ぜひその利便性を生活に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

取材にご協力いただいた山本剛司氏(左)渡辺和伸氏(右)

取材にご協力いただいた山本剛司氏(左)渡辺和伸氏(右)

今回のレポートは前回の特集に引き続き、パナソニックモバイルコミュニケーションズ株式会社 商品企画グループ 山本剛司氏、渡辺和伸氏にご協力いただきました。厚く御礼申し上げます。