この2画面、どう使うのが正解?「MEDIAS W N-05E」の使い方教えます

2013年04月16日 10:30 by せう
この2画面、どう使うのが正解?「MEDIAS W N-05E」の使い方教えます
この2画面、どう使う?「MEDIAS W N-05E」を使いこなそう!

この2画面、どう使う?「MEDIAS W N-05E」を使いこなそう!

NTTドコモの2013年春モデルの中でも、とりわけ“目立つ”NECカシオ製の「MEDIAS W N-05E」(以下、MEDIAS W)。日本市場に投入されるスマートフォンとしては初めて2画面を搭載しています。

 

スマートフォンとしては奇抜な形をしているため、「どんな感じ?」、「2画面はどう使うの?」と思う方に向けて、筆者なりに考えた2画面の使い方を紹介します。

 

NECカシオモバイルコミュニケーションズの商品企画部の方にもおすすめの使い方を伺ってきたので、「MEDIAS W」に興味をお持ちのみなさんの参考になれば幸いです。

 

「MEDIAS W」の2画面を使いこなそう!

 

折りたたむとスリムなスマホとして使える

まずは本体をチェックしましょう。本体サイズは、約136(高さ)×64(幅)×12.2(厚さ)ミリ。これは折りたたんだ時のサイズで、意外とコンパクトです。

 

片手で操作する時に手の届く範囲が結構広いため、筆者を含め、片手操作派には大変うれしい要素です。

 

2画面を搭載しつつも、1画面モードでは昨今のスマホとしては狭い横幅64ミリを実現。片手操作もしやすい

2画面を搭載しつつも、1画面モードでは昨今のスマホとしては狭い横幅64ミリを実現。片手操作もしやすい

 

厚さは12.2ミリですが、横幅が抑えられているおかげで持ちにくさは感じず、1画面のスマホとして平常通り利用できます。

 

ギミックゆえ、厚みはあるが、持ちやすさに悪影響を与えることはない

ギミックゆえ、厚みはあるが、持ちやすさに悪影響を与えることはない

 

画面は、約4.3インチのクオーターHD(540×960ドット)のTFT液晶を搭載しています。

 

2画面モードにすると同じ液晶がもう1枚現れて、1,080×960ドットの広い画面で使うことができ、時にはスマートフォン、時にはタブレット風に使えることが魅力です。

 

2画面にすると、1080×960ドットの広大な画面領域に。タブレット感覚で使用できる

2画面にすると、1080×960ドットの広大な画面領域に。タブレット感覚で使用できる

 

1枚あたりの解像度は、フルHDのスマホがたくさん出てきた中では控えめな印象もありますが、価格や処理速度など、端末のバランス感を重視した結果だそうです。

 

おかげで、一見すると“キワモノ”に見えつつも使いにくい部分がほとんど見当たらず、絶妙なバランスで仕上がっています。

 

2画面を支える安定したヒンジ

2画面を支えるヒンジ(継ぎ目部分)は、NECが得意としてきた折りたたみケータイの技術を応用したもの。開け閉めする時はしっかり“カチッ”という音がしますし、2画面時にぐらつかず使うことができます。

 

ヒンジ部を拡大。NECの折りたたみケータイで培ってきたノウハウがダブルディスプレイを支えている

ヒンジ部を拡大。NECの折りたたみケータイで培ってきたノウハウがダブルディスプレイを支えている

 

2画面は便利?基本的な使い方

本端末の最大の魅力である2画面。どう使えばよいのか、簡単ながら説明します。

 

2画面表示そのものは、左側面にあるくぼみに手をかけてパカッと液晶画面を開けば自動的に始まります。端末を見てわかる通り画面は外側に付いていて、ニンテンドーDSとは逆方向に折りたたむ形になっています。

 

左側面のくぼみから、ニンテンドーDSとは逆方向に開いて2画面状態にする

左側面のくぼみから、ニンテンドーDSとは逆方向に開いて2画面状態にする

 

ここで注意しなくてはいけないのは、しっかり開ききらないと2画面表示が始まらない(後述する「Wムービー」のモードを除く)、ということ。しっかり開きましょう。

 

標準では、「ダブルディスプレイモード」になります。このモードでは、左側(メイン)画面には1画面モードと同じ画面が、右側(サブ)画面にはダブルディスプレイを便利に使うための「Utility Apps」が表示されます。

 

Utility Appsはメモ、Webブラウザ、ギャラリーから構成されていて、メイン画面に影響することなく使えます。

 

2画面にすると、標準ではサブ画面下部に「Utility Apps」が表示。左から、メモ、Webブラウザ、ギャラリー、メイン画面のスクリーンショット撮影、タップサーチ

2画面にすると、標準ではサブ画面下部に「Utility Apps」が表示。左から、メモ、Webブラウザ、ギャラリー、メイン画面のスクリーンショット撮影、タップサーチ

 

  • ドラッグ&ドロップできる「メモ」

メモは、テキストメモ、スクリーンショット、保存したWebページを表示できます。テキストメモでは、メイン画面で選択した文字列をドラッグ&ドロップでコピー・ペーストする機能が付いています。

 

メイン・サブ画面の境界線にフレームがあるため、操作には慣れが必要ですが、慣れると便利に使えます。

 

文字列を選択した状態でドラッグ&ドロップ。スクリーンショットには表示されていないが、ドラッグ&ドロップ中は選択文字列が水色の大きな文字として表示されるので分かりやすい

文字列を選択した状態でドラッグ&ドロップ。スクリーンショットには表示されていないが、ドラッグ&ドロップ中は選択文字列が水色の大きな文字として表示されるので分かりやすい

 

  • 左右に別情報を表示させて活躍「ブラウザ」と「ギャラリー」

Webブラウザは、標準のものと比べるとタブブラウジングに対応していない点以外は、しっかり網羅しています。

 

Googleマップを確認しつつWebブラウジングをする、という使い方も簡単にできる

Googleマップを確認しつつWebブラウジングをする、という使い方も簡単にできる

 

2画面をそれぞれ独立して使用できるので、メイン画面でゲームをプレイしながらサブ画面で攻略サイトを見る、といった使い方も可能になりますね。

 

標準ブラウザで閲覧中のページはUtility Apps内のブラウザに移して閲覧することもでき、その逆も可能です。

 

ブラウザで閲覧中のページを隣の画面で閲覧可能。メニュー選択画面。メイン画面(左)サブ画面(右)

ブラウザで閲覧中のページを隣の画面で閲覧可能。メニュー選択画面。メイン画面(左)サブ画面(右)

 

ギャラリー機能は、通常のギャラリーとほぼ同じユーザーインターフェイス・機能を備えています。メイン画面で別のことをしつつ、画像や動画を再生できます。

 

メイン画面で、アプリを使って「ニコ生」視聴中(上)に、サブ画面でUtility Appsのギャラリー(下)を使って動画を再生をしたところ、再生可能だった。音声も両方出る

メイン画面で、アプリを使って「ニコ生」視聴中(上)に、サブ画面でUtility Appsのギャラリー(下)を使って動画を再生をしたところ、再生可能だった。音声も両方出る

 

  • 「フルスクリーンモード」でマップ表示や文字入力が便利に

もうひとつの2画面モードとして、「フルスクリーンモード」があります。その名のとおり、2つの画面いっぱいにアプリケーションを表示するモードです。

 

「ダブルスクリーンモード」からの切り替えは、サブ画面の下部に表示されているアイコン「→」をタップすることで可能です。初期設定では警告が出ます(設定から非表示可能)が、OKを押せば表示されます。

 

ダブルスクリーンモード時にサブ画面の下部に出ているアイコンから「フルスクリーンモード」へチェンジ

ダブルスクリーンモード時にサブ画面の下部に出ているアイコンから「フルスクリーンモード」へチェンジ

 

何より、1画面では表示しきれない部分が、「フルスクリーンモード」でしっかり表示できるところが素晴らしいです。

 

Googleマップの表示を1画面とフルスクリーンモードで比較。左右の表示されていなかった部分が表示できている

Googleマップの表示を1画面とフルスクリーンモードで比較。左右の表示されていなかった部分が表示できている

 

プリインストールの文字入力システム『ATOK (日本語入力システム)』のキーボード表示領域が広がり、QWERTY配列の際、両手で入力するのにとても便利になります。

 

またテンキー配列では、文字と数字を同時入力できるようになるのもポイントです。

 

テンキー配列にすると、文字と数字を切り替えずに入力できる

テンキー配列にすると、文字と数字を切り替えずに入力できる

 

筆者おすすめの使い方はコレ!

この2画面を活かす最大の便利機能として、筆者は「自分撮り」と「Wムービー」をおすすめします。

 

  • メインカメラでの高画質な自分撮り

まず「自分撮り」では、本端末の800万画素のデジタルカメラできれいな静止画・動画の“自分撮り”ができます。

 

フルスクリーンモードでカメラを起動すると、メイン画面にプレビュー、サブ画面にカメラアプリが表示され、プレビューしながら撮影することもできます。

 

理想の構図で撮れるので、友人同士で撮影する際に使ってみてくださいね。

 

メイン画面に反転した画像がプレビュー表示される。撮影後のイメージを確認しながら撮ろう

メイン画面に反転した画像がプレビュー表示される。撮影後のイメージを確認しながら撮ろう

 

  • Wムービーで仲良く動画を視聴

後者は、2つの液晶に同じ動画を再生できる機能です。

 

動画プレビュー画面で、左下の専用アイコンから(警告画面が出た場合はOKをタップ)、2画面再生できる

動画プレビュー画面で、左下の専用アイコンから(警告画面が出た場合はOKをタップ)、2画面再生できる

YouTube』や標準のギャラリーから動画を再生する際、専用のアイコンをタップするだけの簡単操作で使えます。

 

机越しに両側から動画を一緒に楽しみたい時におすすめです。

 

両側から動画を楽しめる

両側から動画を楽しめる

 

NECカシオさんに直撃!どんな使い方をすべき?

最後に、公式にどのような使い方を推奨しているのか、NECカシオモバイルコミュニケーションズの商品企画部の方に伺ってみました。

 

NECカシオよりご回答

Q.「MEDIAS W N-05E」の正しい使い方はありますか?

A.「MEDIAS W N-05E」は大画面とモビリティの両立をコンセプトとして商品化しました。

 

「持ち運びに困らないコンパクトな端末を使いたいけれど、大画面でコンテンツを楽しみたい」という希望を実現しています。

 

また画面を開いた状態の時は2画面を1つの大画面として使って楽しんでいただくのはもちろん、メイン画面で操作しながらメモやブラウジングが快適にできるよう、サブ画面には「Utility Apps」を備えています。

 

今まで画面を切り替えなければ行えなかった操作などもぜひ楽しんでください。

 

Q.2画面モードのおすすめの使い方を教えてください!

A.下記のように、身近なところで“ながら操作”の便利さを実感できるようになっています。

 

  • グルメサイトの情報をメイン画面で見ながら、地図をサブ画面に表示
    店舗までの地図を常に表示しながら、片方では通常の操作ができます。
  •  

  • SNS利用中にメイン画面でタイムラインを表示しながら、サブ画面でリンク先の情報を確認
    友人の投稿にリンクが添付されている場合が多いと思いますが、画面を切り替えなくても確認できます。

 

Q.記事のような使い方はどうでしょう?

A.「自分撮り」についてですが、MEDIAS Wは1つのメインカメラでアウト/インカメラ両方の使い方ができます。「8メガのインカメラ」と考えると、MEDIAS Wがスマートフォンで最大の画素数ではないでしょうか?ぜひご活用ください。

 

また、「Wムービー」としての使い方もおすすめです。大人数で楽しむ際にご利用ください。

 

まとめ

「MEDIAS W」は、1画面で使う場合も、2画面で使う場合も、それぞれに便利な面が多くあります。気になる方は、ドコモショップなどで展示されている実機をじっくり操作してみてください。

 

また「液晶画面に付く指紋が気になる…」という方に朗報!本端末を購入すると、保護シートが2枚同梱されるそうですよ。

 

人とは違う個性的な端末が欲しいけど、使い勝手も重視したい方に特におすすめです。

 

今回のレポートにあたり、NECカシオモバイルコミュニケーションズ株式会社 モバイル事業本部 商品企画部 黒田正洋氏、石塚由香利氏にご協力いただきました。厚く御礼申し上げます。

 

端末を美しく使いたい方は、こちらもチェック!

指紋が気になる方には、タッチペンの使用がおすすめです。

詳細レビューはこちら

 

おすすめアプリもチェック