最大47%持ちがよくなった!効果的なバッテリーの節約方法はコレだ

2013年08月16日 10:30 by ホセ
最大47%持ちがよくなった!効果的なバッテリーの節約方法はコレだ
バッテリーを節約するのとしないのではどう違うか徹底検証!

バッテリーを節約するのとしないのではどう違うか徹底検証!

スマートフォンとバッテリーの節約は切っても切り離せないもの。フィーチャーフォンと比べると、高性能なスマートフォンはバッテリーの持ちとしては弱い傾向があります。

 

近年はバッテリーの持ちを改善したスマートフォンも多く見られますが、ここはやはりユーザ自身も節約術を駆使して快適に利用したいものです。

 

過去にandronaviでは、バッテリー節約術を紹介しましたが、今回は実際に節約するのとしないのではどれくらい差があるのか調査してみました!

 

バッテリー検証の条件

今回使用するスマートフォンは、2011年冬モデルの「GALAXY NEXUS SC-04D」です。

 

LTEには対応していませんが、メーカーカスタマイズがあまりなく素のスマートフォンに近いことと、最新機種に搭載されているAndroid 4.2を採用しているということでチョイスしてみました。

 

同条件のスマホを2台用意した

同条件のスマホを2台用意した

 

そして、バッテリーを検証するには、できるだけ条件を揃えなければいけません。今回は以下の条件で利用しています。

 

  • 午前7時から午後6時までの間で減りを確認
  • 検証には『バッテリーモニタ3』を利用。データ出力をしてExcelに反映
  • 埼玉県東松山市から電車や地下鉄に乗り、東京駅まで移動(移動時間は約2時間)
  • メールや通話は通常通り利用

 

バッテリーの節約をしていない状態で検証

まずはバッテリーの節約をせず、以下のように省エネ設定を一切しない状態で利用してみました。

 

  • ディスプレイの明るさを最大にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはONにする
  • モバイルデータ(パケット)通信、データの自動同期もON

 

省電力無設定で利用したグラフ

省電力無設定で利用したグラフ

 

朝に移動を始めてから、みるみるうちにバッテリーが減っています。今回の検証では途中でゲームをするという負荷をかける作業などはしていないため、減り方は一定となっています。

 

午前7時からスタートして、午後6時の段階でバッテリー残量が49%になっていました。こちらのデータを“基準”に調査をしたいと思います。

 

【結果】省電力無設定で11時間使用すると、バッテリーを51%消耗

 

ディスプレイの明るさを半分にしてみた

バッテリー節約でよくあるのが、ディスプレイの明るさを下げる方法です。手始めに、この方法から実際に試してみました。

 

  • ディスプレイの明るさを半分にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはONにする
  • モバイルデータ通信、データの自動同期もON

 

画面の明るさを半分にして利用したグラフ

画面の明るさを半分にして利用したグラフ

 

やはり、バッテリーは減っていますが、節約をしていない状態に比べるとだいぶゆるやかな減り方になっています。

 

午後6時の時点で残量は56%となっていました。つまり、節約していない状態より11時間で7%改善したということになります。

 

【結果】ディスプレイの明るさを半分にして11時間使用すると、バッテリーを44%消耗

 

Wi-Fi、GPS、BluetoothをOFFにしてみた

Wi-FiやBluetoothは接続していない状態でも、ONにしていれば待機してバッテリーの消費に繋がる他、GPSは定期的に位置情報の測位を行っています。つまり、この3つをOFFにすることでバッテリー節約に貢献できそうです。

 

  • ディスプレイの明るさを最大にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはOFFにする
  • モバイルデータ通信、データの自動同期もON

 

Wi-FiなどOFFにして利用したグラフ

Wi-FiなどOFFにして利用したグラフ

 

グラフを見ていただいてもわかるように、少し波はあるもののこれまでと比べて減り方が緩やかになっています。この方法では午後6時の時点で77%残りました。

 

つまり、バッテリー節約を何もしていない状態から比べると28%、約3割も改善した結果となりました。この方法は非常に効果的なようです。

 

【結果】Wi-Fi、GPS、BluetoothをOFFにして11時間使用すると、バッテリーを33%消耗

 

自動同期をOFFにしてみた

Androidスマートフォンは、Googleアカウント設定を行っていると自動的にGmailやGoogleカレンダー、連絡先などを定期的に同期してくれます。つまり、自動同期をしないように設定すれば節約に繋がるのでは?ということで、検証しました。

 

  • ディスプレイの明るさを最大にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはONにする
  • モバイルデータ通信をON、データの自動同期をOFF

 

自動同期OFFにして利用したグラフ

自動同期OFFにして利用したグラフ

 

午後6時の段階で残量が63%と何もしない状態に比べて14%改善しました。

 

この検証では自動同期のみをOFFにしただけであって、Wi-FiやBluetooth、GPSは起動していました。よって、利用しない通信を切る設定を組み合わせるとより効果が大きくなることが期待できます。

 

【結果】自動同期をOFFにして11時間使用すると、バッテリーを37%消耗

 

モバイルデータ通信をOFFにしてみた

スマートフォンで最もバッテリー消費をするのが自動的に行うモバイルデータ通信です。つまり、モバイルデータ通信をOFFにして電話とSMS専用機にすることでかなり節約できそうです。

 

  • ディスプレイの明るさを最大にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはONにする
  • モバイルデータ通信をOFF、データの自動同期をON

 

モバイルデータ通信をOFFにして利用したグラフ

モバイルデータ通信をOFFにして利用したグラフ

 

結果はかなり顕著で、11時間利用した午後6時の段階でも86%残っていました。つまり、14%しか消費していないという結果です。

 

スマートフォンを電話専用機にするのは少し勇気がいりますが、Wi-Fi、GPS、Bluetooth、モバイルデータ通信の4つをOFFにするのは、バッテリー残量が少ない時にかなり有効そうですね。

 

【結果】モバイルデータ通信をOFFにして11時間使用すると、バッテリーを14%消耗

 

機内モードにしてみた

最後は、究極のバッテリー節約とも言える機内モードです。電話機能を含むすべての通信をOFFにします。

 

  • ディスプレイの明るさを最大にする
  • Wi-Fi、GPS、BluetoothはONにする
  • モバイルデータ通信、データの自動同期もON
  • 機内モードをON

 

機内モードをONにして利用したグラフ

機内モードをONにして利用したグラフ

 

一切の通信をしませんので、11時間でも4%しか消費せず午後6時の段階で96%残っていました。しかしながら機内モードでは通信・通話ができませんので、バッテリーをどうしても持たせたいための最終手段となりそうです。

 

ただ、音楽プレイヤー代わりに利用してみる、カメラとして使う、アラームとして使うという限定した使い道がありそう。逆にそういった使い方をしないのであれば、電源を切ってしまってもよいかもしれませんね。

 

【結果】機内モードをONにして11時間使用すると、バッテリーを4%消耗

 

通信系を切るのは効果大。不要な通信はOFFにしよう

検証の結果を表にまとめると、以下のようになりました。どの方法がバッテリーを消費するのか改めて確認してみましょう。

 

条件 残量(午前7時) 残量(午後6時)
省電力 無設定 100% 49%
画面の明るさを半分で使用 100% 56%
自動同期をOFF 100% 63%
Wi-Fi、Bluetooth、GPSをOFF 100% 77%
モバイルデータ通信をOFF 100% 86%
機内モードをON 100% 96%

 

スマートフォンでバッテリーを大きく消費するのは、待機中に自動的に通信するものであることがわかりました。

 

検証終了。やはり通信による影響が大きかった

検証終了。やはり通信による影響が大きかった

 

もちろん、ゲームの利用やWebを閲覧することで変わってきますが、まずは利用しない通信をOFFにしてみる、利用するのであればディスプレイの明るさを調整するという方法でかなり改善できそうです。

 

特に、Wi-FiやBluetoothなどを利用していなければ、積極的にOFFにすることをおすすめします。

 

おまけ:最近の機種はバッテリー節約機能が標準搭載
「ELUGA P P-03E」に搭載されている「ecoモード」

「ELUGA P P-03E」に搭載されている「ecoモード」

近年のスマートフォンでは、利用者がわざわざ設定を変えることなく、バッテリー節約の設定を行ってくれる機能が搭載されています。

 

例えばパナソニック製の「ELUGA P P-03E」では、指定した場所から離れると自動的にWi-FiをOFFにする、時間によって各種センサー系をOFFにする、CPUの駆動を下げて消費電力を下げるなどのバッテリー節約をしてくれます。

 

こういった機能を駆使しつつ、バッテリーを上手に節約して、スマートフォンを快適に利用していきましょう!

 

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