【上級者向け検証】本当に便利?格安SIMを実際に購入して運用してみた!

2013年11月05日 10:30 by 編集部はた
【上級者向け検証】本当に便利?格安SIMを実際に購入して運用してみた!
BIGLOBE LTE・3G for イオン

BIGLOBE LTE・3G for イオン

「格安SIM」について「名前だけは知っている!」という方は結構多いと思います。

 

どうやって買うのか?どれくらいアプリが使えるのか?スピードが遅いの?早いの?など。「詳細はあまりわからない!」という方がほとんどだと思います。

 

今回はそんな「格安SIM」を「購入→契約→設定」して、どれくらい使えるのか実際に調査してみました。利用したのはイオンで販売している「BIGLOBE LTE・3G for イオン」です。

 

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そもそも「格安SIM」とは何か?

「格安SIM」とは、端的にまとめると“月額1,000円以下で運用できるデータ通信SIM”のことです。

 

そのデータ通信SIMを提供しているのが、「MVNO(仮想移動体通信事業者)」と呼ばれる企業です。

 

国内で有名なのは、「日本通信」、「IIJモバイル」、「OCN」、「BIGLOBE」、「@nifty」などです。それ以外にもたくさんの企業が事業に乗り出しています。

 

MVNO最大のメリットは、「格安SIM」を筆頭に、既存キャリアに比べて圧倒的に月額の通信費用が安いという点です。

 

また、NTTドコモやソフトバンクのスマホであればほとんどの機種で利用できるので、機種変更して余ったスマホを活用したり、古いスマホを購入して運用ということができます。

 

なので使い方やプランによっては、毎月6,000円以上かかっていた月額通信費を半分以下まで削減することも可能です。

 

マイクロSIMカードとノーマルSIMカード

マイクロSIMカードとノーマルSIMカード

 

反面、「契約にクレジットカードが必須」、「通信速度や1ヶ月で使える通信量に制限がある」など、契約や通信に関しての縛りが厳しいのと、大なり小なりのトラブルが起こった時にメーカーやキャリアのサポートがありません。そのため、スマホに起こる全ての不具合を自力で調査して解決できるだけの知識が必要になります。

 

MVNOで提供されるSIMカードは、一部を除いて基本的にデータ通信専用のSIMカードですので通話することはできません。通話したい場合は別途『050 plus』や『SMARTalk』などのIP電話サービスを利用しましょう。

 

SIMカードを購入

最初にSIMカードを購入します。SIMカードを購入するには、2種類の方法があります。

 

1.ネットで購入・契約して後ほどSIMカードが届く

近隣に取り扱い店舗がない場合や、実店舗で購入する時間がない人でも手軽に申し込めます。

 

2.量販店でSIMを購入しネットで契約する

店舗でSIMカードを購入できるため、すぐに利用可能。

 

今回は実際に店舗で購入してきました。購入自体はとても簡単。まず購入するSIMのサイズを選択。サイズはノーマルSIMとマイクロSIMの2種類あります。最近のスマホはマイクロSIMが主流です。

 

マイクロSIMカード

マイクロSIMカード

 

あとはサービスに関しての簡単な説明を受け、購入代金3,150円を払って完了です。携帯電話の契約に必須な本人確認などはありませんでした。

 

購入したSIMカードのセット

購入したSIMカードのセット

 

PCから契約しよう

続いて契約ですが、購入した店舗では行えません。自宅などからWebサイトで行います。また、契約にはクレジットカードが必須となります。

 

契約は、まずプランを決定します。今回は「格安SIM」の検証なので、月額980円で上り下り256kbps(1ヶ月の通信量に制限なし)の1番安いプランにしました。

 

最初に契約するプランの選択

最初に契約するプランの選択

 

あとは名前や住所など個人情報とクレジットカードの番号を入力するだけと、とても簡単でした。契約が完了して5分~10分くらい待てばSIMカードが利用できるようになります。

 

スマホにSIMカードを設定

続いてスマホ側の設定に移ります。最初はSIMカードをスマホに装着します。SIMの装着時には必ずスマホの電源を切って行いましょう。

 

ちなみにSIMカードの装着箇所はスマホによって異なります。どこにあるかはスマホに付属しているマニュアルを確認しましょう。

 

SIMカードを装着

SIMカードを装着

 

 

今回はマイクロSIMをチョイスしたので、画面のようなノーマルSIMタイプのスマホにはアダプターを噛ませて装着します。

 

装着が完了したらスマホで設定を行います。まず電源を入れ、ドロワー(アプリ一覧)の設定→無線とネットワーク→「その他」→「モバイルネットワーク」→「アクセスポイント名」に移動します。

 

「モバイルネットワーク」の設定画面

「モバイルネットワーク」の設定画面

 

続いてメニュー→「APNの追加」で接続先の情報を入力します。設定する情報は付属のマニュアルに記載されています。

 

設定する項目は「名前」、「APN」、「ユーザー名」、「パスワード」、「認証タイプ」です。スマホによっては「PDP Type」を設定する必要がありますが、APN設定の一覧になければ省略して大丈夫です。

 

APN情報を設定(左)作成した接続先を選択(右)

APN情報を設定(左)作成した接続先を選択(右)

 

入力が完了したらメニュー→「保存」をしましょう。戻るボタンを押すと、設定した項目が消えるのでご注意ください。

 

最後に作成したAPNにチェックを入れて完了です。画面上部のアンテナが反応するようになり、無事通信ができるようになります。

 

ちなみに、スマホによっては設定してもアンテナが反応しないものもあります。これは故障ではなくスマホ側の仕様の問題なので、『アンテナピクトβ』をはじめとした通知領域にアンテナを表示してくれるアプリを使えば解決できます。

 

実際の利用の前に、解約についてですが、オンラインの専用ページからできます。月中のどこで解約をしても月末まで利用でき、料金も日割りにはならず1ヶ月分かかります。またSIMカードは返却する必要がありますので、購入時に同梱されているSIMカード返却用の封筒を使って返却しましょう。

 

ちなみに諸事情でオンラインから解約手続きができない人は、そのままSIMカードを返却すれば自動で解約を行ってくれます。

 

実際に使ってみよう

上り下り256kbps(256KBIT/s)でどれだけ使えるのか検証してみました。

 

まずは、『Speed Test』を使って実際のスピードを実測してみました。結果は画像の通り、瞬間的には256kbpsを超え500kbpsを記録する場合もありますが、平均すると大体60kbps~128kbps出るようです。

 

計測アプリを使って回線スピードをチェック

計測アプリを使って回線スピードをチェック

 

 

続いて、データ通信を行うアプリを使って検証してみました。

 

  • Gmail:メールの送受信は特にストレスなく普通に利用できる
  • Twitter』:タイムラインを取得するのが若干遅い。テキストのツイートは問題なし。画像付きのツイートは、アプリ側で画像を縮小してアップするなど工夫しないと難しい
  • Facebook』:タイムラインの取得が若干遅い。テキスト・画像付きの投稿どちらも問題なし
  • Google+』:タイムラインの取得、テキスト・画像付きの投稿すべて問題なし
  • YouTube』:一覧表示は問題ないが、動画は2~5秒進んでは30秒程度読み込みの繰り返しでほとんど見られない
  • マップ:地図の表示は全く問題なし。乗り換え案内の検索には若干時間がかかる
  • ブラウザ:サイトの表示が目に見えて遅い
  • ブラウザゲーム:『天空のクリスタリア』をプレイしたが、ページの読み込みが遅い
  • Google Play:表示にかなり時間がかかる。軽量なアプリでもダウンロードはかなり厳しい

 

結果としては、画像がつくものはやはり厳しく、『Twitter』や『Facebook』などテキストがメインのコンテンツであれば、通常のスマホと同様に利用できるといった所でしょうか。

 

ちなみに、少々ネックとなっている回線速度ですが、若干費用(100MB/315円)はかかりますが、「スピードチャージ」という機能を使うと一時的にLTE本来のスピードにすることが可能です。

 

その他にも、月額費が+1,000円程度高くなりますが、常時ハイスピードで利用できる上位のプラン(1ヶ月の通信量に制限あり)に変更するという方法もあります。

 

多少の制限はあるものの、通信費用を安くできるのは魅力的です。また、今回検証で利用した「BIGLOBE LTE・3G for イオン」の980円プランは初月が無料ですので、「格安SIMがどんなものか?」と興味を持った方におすすめです。

 

試しに使ってみてから「上位のプランに変更」ということもできるので、それぞれのスタイルに応じた運用方法を見つけて、スマホとうまく付き合ってください。

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