アップデートが待ち遠しい♪「Android 4.4(KitKat)」を一足先に触って気づいた便利機能

2013年11月21日 10:30 by ホセ
アップデートが待ち遠しい♪「Android 4.4(KitKat)」を一足先に触って気づいた便利機能
KitKatおいしそう♪じゃなくて、使い勝手のよさをチェック!

KitKatおいしそう♪じゃなくて、使い勝手のよさをチェック!

11月1日より発売開始した「Nexus 5」に搭載されている、新しいバージョンのOS「Android 4.4(コードネーム:KitKat)」。今後はアップデートなどで、他のスマートフォンにも導入されるでしょう。

 

そこで、今までのバージョンとは何が違うかを中心に、変わったところや便利になった面などを実際に「Nexus 5」を利用しつつ紹介いたします!

 

4.4になって変わった点をチェック!

 

 

ロック画面やホーム画面の操作に変化あり
ロック画面。Android 4.1以降と同様にウィジェットが配置できる

ロック画面。Android 4.1以降と同様にウィジェットが配置できる

Android 4.1以降ではロック画面上にウィジェットを配置できるようになっていました。これは4.4でも同様ですが、最初は利用できないようになっています。

 

「設定」から「セキュリティ」→「ウィジェットの有効化」のチェックボックスにチェックを入れることで配置できます。

 

恐らくロックされた状態でのウィジェットはメールなどを読めてしまう設定もあるので、セキュリティ上、初期設定ではロック画面でのウィジェット利用はOFFになっているのでしょう。

 

チェックを入れないとロック画面にウィジェットを配置できない。初期設定はOFF(左)メールやカレンダーを配置することでロック解除せずにメールや予定が読める(右)

チェックを入れないとロック画面にウィジェットを配置できない。初期設定はOFF(左)メールやカレンダーを配置することでロック解除せずにメールや予定が読める(右)

 

また、ロック画面からの機能呼び出しも変更されました。ロック画面の右下にあるカメラアイコンを左にスワイプすると、カメラが起動します。

 

スワイプで手軽に操作できる。覚えておくと便利(左)ロック画面でも下から上にスワイプでGoogle Nowが起動するのは、Android 4.1以降と同じ(右)

スワイプで手軽に操作できる。覚えておくと便利(左)ロック画面でも下から上にスワイプでGoogle Nowが起動するのは、Android 4.1以降と同じ(右)

 

他には、Android 4.3と同じくディスプレイ下部にある「へ」のようなマークを上にスワイプすると、使っている人に合わせて情報を先回りして表示してくれる「Google Now」が起動します。

 

シンプルなホーム画面。必要最低限のアイコンしかない

シンプルなホーム画面。必要最低限のアイコンしかない

さらにホーム画面上の操作も少し変更されています。ウィジェットは、従来ではドロワー画面(アプリ一覧画面)から選択していましたが、Android 4.0未満のようにホーム画面の空欄を長押しすることで追加できるようになっています。

 

なお、メーカーでカスタマイズされているホーム画面では一般的に画面長押しでウィジェットの追加になりますので、“素の”Androidでもメーカー発のホームに近くなりましたよ!

 

ウィジェットの追加方法はAndroid 2.xに近くなっている

ウィジェットの追加方法はAndroid 2.xに近くなっている

ホーム画面のスクリーン追加も変更されていて、アプリやショートカットのアイコンを画面外に持っていくだけでホーム画面が追加されます。

 

反対に、ホーム画面上にアイコンやウィジェットが何もない状態にすることで、そのスクリーンは削除されます。

 

つまり、今までありがちだった「何もない、無駄な」スクリーンがなくなるわけです!これは機能的に進化していると思います。

 

より大きな画面で情報をチェックできるようになった

より大きな画面で情報をチェックできるようになった

さらに、前述の「Google Now」もホーム画面の左端に配置。

 

スワイプしていくことで表示でき、ホームスクリーンのひとつとして組み込まれています。

 

 

 

カメラにHDR機能が追加

カメラ機能には、HDR(ハイ・ダイナミック・レンジ=多重露光合成)が追加されました。

 

カメラ起動中に画面を長押ししつつ指を滑らせて設定する独特の操作感

カメラ起動中に画面を長押ししつつ指を滑らせて設定する独特の操作感

 

これは、明るめに撮影した写真と暗めに撮影した写真の2枚を高速連写し、白くなりがちな被写体や逆光で真っ黒になってしまう被写体をしっかりと撮影できる機能。

 

通常撮影(上)HDRで撮影。逆光でも木々の緑がしっかりと表現されている(下)

通常撮影(上)HDRで撮影。逆光でも木々の緑がしっかりと表現されている(下)

 

ちょっと注意したいのは非常に手ぶれしやすくなりますので、撮影が終了するまではスマホをしっかりと固定しておきましょう。

 

 

使用されるメモリ量が少なくなった

マルチタスクなどで利用されるメモリなどのシステム面を見直すことで、決して高性能ではないスマートフォンでも快適に利用できるようになるそうです。

 

現在のスマートフォンはメモリ(RAM)が2GBというのが主流になっていますが、これが4分の1の512MBでも利用できます。これは期待が持てますね。

 

 

「OK Google」で音声検索が起動
執筆時点ではまだ声で検索開始は日本語非対応

執筆時点ではまだ声で検索開始は日本語非対応

今までも、Google検索窓の横にあるマイクマークをタップすることで音声による検索ができました。

 

Android 4.4からは、ホーム画面で何かを触る必要もなく「OK Google」と話しかけたあとに検索したい言葉を話すだけで、そのまま検索できます。

 

執筆時点(2013年11月13日現在)では日本語に対応しておらず、英語に設定変更をして試してみましたが、反応もよく快適だと感じました。

 

例えば、手が離せない料理中などにちょっと検索するというような使い方が考えられますね。日本語対応が待ち遠しいです!

 

なお、ホーム画面上からの「OK Google」は、「Nexus 5」からの対応になります。2013年11月13日時点で、それ以外のモデルは「Google Now」から話しかけることで起動できます。

 

 

知らない番号からの電話でも安心になった

スマホの電話帳に入っていない、知らない電話場号から着信があったとしても、Googleマップに登録されている企業や店舗の番号であれば、どこからかかってきたか表示してくれます。

 

また、その結果をGoogleマップ上に表示させることも可能です。これで「知らない番号から電話がかかってきてちょっと怖かった!」ということが少なくなりそうです。

 

 

その他、細かい変更点のまとめ

その他、様々な機能が追加されていますので、一気にご紹介します。

 

歩数計機能が省電力化

専用の歩数計が組み込まれているわけではないため、別途歩数計アプリを利用する

専用の歩数計が組み込まれているわけではないため、別途歩数計アプリを利用する

これはスマホの本体側の対応も必要ですが、歩数計のカウントを起動させていても消費電力が大幅に少なくなりました。

 

今は「Nexus 5」のみが対応しており、私も実際に利用しています。歩数計アプリを1日中起動していても、特別バッテリーの減りが早くなったような気はしませんでした。

 

ハングアウトでSMSを利用できるようになった

よりメッセージの一元管理をしてくれるようになった『ハングアウト(Googleトークの後継)』。友人との連絡はこれだけでOKかも

よりメッセージの一元管理をしてくれるようになったハングアウト(Googleトークの後継)』。友人との連絡はこれだけでOKかも

今までは『ハングアウト(Googleトークの後継)』と、SMSを利用する「メッセージ」でアプリが別々でしたが、今後は統合化されてわかりやすくなりました。

 

ホームアプリを選べるようになった

ホームアプリの切り替えも簡単

ホームアプリの切り替えも簡単

4.4からは、設定の中に「ホーム」という機能が追加され、そこから希望のホームアプリを選ぶことができる他、不要なホームアプリの削除ができるようになりました!

 

これで気軽に様々なホームアプリが楽しめるようになりますね。

 

「クラウドプリント」を標準搭載

まだ対応サービスの少ない印刷機能。これからに期待!

まだ対応サービスの少ない印刷機能。これからに期待!

対応しているプリンターがあれば、スマートフォンから専用のアプリを入れる必要なく、Wi-Fi経由でプリンターから印刷できる『クラウド プリント』が標準搭載されました。

 

今後は各メーカーが対応するのを期待したいですね。

 

スクリーン録画機能を追加

PCとの接続や特別な設定が必要ですが、スマートフォンを動作させているスクリーンの動きをそのまま動画として保存できるようになりました。

 

例えばアプリの紹介などに利用できそうですが、主に開発向けの機能となります。

 

タップ&ペイ機能でスマホをタッチして支払える

NFC機能を利用し、スマホをタッチして支払いができる機能も追加されています。

 

しかしながら日本ではFelica(フェリカ)を利用した「おサイフケータイ」が普及していますので、この機能は主に海外での利用がメインになると思います。日本でも普及が進めばより便利になりそうですね。

 

『QuickOffice』がプリインストール

Android 4.4からはMicrosoft Office文書を閲覧・編集できる『QuickOffice』というアプリがあらかじめ入っています。つまり、すぐにビジネスシーンでも利用できます(『QuickOffice』はGoogle Play ストアから無料でダウンロードもできます)。

 

通常はOffice文書を閲覧だけできて、編集するには有料版を購入というものが多かったですが、これで編集が無料でできるようになりました!レイアウトが崩れるなど、純正Officeと比べるとさすがに難ありでしたが、閲覧とちょこっと修正程度であれば使えそうだと感じました。

 

文章ソフトの編集(左)表計算ソフトのグラフも追加できる(右)

文章ソフトの編集(左)表計算ソフトのグラフも追加できる(右)

 

以上、様々な機能が追加されたAndroid 4.4ですが、11月13日より日本でも「Nexus 7(2012)」、「Nexus 7(2013)」、「Nexus 10」へのアップデートが順次開始されたようです。

 

一般的なメーカーから登場しているスマホですと、ソニーが「Xperia Z1」などのモデルにAndroid 4.4を配信するとしています。

 

私は少し変更になったロック画面やホーム画面の操作が気に入っており、スクリーンの追加や削除方法が直感的になったので、わかりやすくなったと思います。

 

今後は恐らく、他のメーカーもAndroid 4.4を導入していくと思いますが、メーカー独自のカスタマイズにより提供まではしばらく時間がかかるかもしれないです。

 

しかし、より快適になり便利さも追加されたAndroid 4.4が主流になるのも時間の問題ですね!

 

ちなみに、今回紹介したのは、Google社の提供している、あくまで“素の”Androidに追加された機能です。

 

メーカーの努力によりすでに追加されている機能も多々あると思いますが、その場合には「最先端の機能を先に使っていて便利だな」と思ってもよいかもしれませんね!

 

これまでのバージョンをおさらいしましょう!

 

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