1番速いバッテリー充電方法はコレだ!USB?ワイヤレス?それとも…検証してみた【2014年新春バッテリー対決】

2014年01月14日 10:30 by ホセ
1番速いバッテリー充電方法はコレだ!USB?ワイヤレス?それとも…検証してみた【2014年新春バッテリー対決】
1番速いバッテリー充電方法はコレだ!

1番速いバッテリー充電方法はコレだ!

2012年11月に効率的なバッテリー充電方法は何か検証したところ、ACアダプタよりも1.5A出力可能なモバイルバッテリーの方が充電時間が速かったという結果となりました。

 

前回の検証から約1年経過した現在、当時と比べて「急速充電」や「おくだけ充電(Qi)」など、充電方法は多様化しています。

 

そこで2014年バージョンとして、ACアダプタ、PCにUSBで接続、モバイルバッテリー(1A、2.1Aの2種)、急速充電、おくだけ充電(Qi)の計6パターンの充電方法で、いったいどれが速いのか検証してみました。

 

実験前の予測では、やはり急速充電が速いのではないかと思っておりますが、結果やいかに!

 

充電の条件

まず、充電に使用するスマートフォンはGoogle Play版の「Nexus 5」です。各携帯キャリア独自のアプリやメーカー独自のアプリが入っていないため、より公平な検証が期待できます。

 

バッテリー容量は2,300mAhで、昨今の国内メーカースマホよりはややバッテリー容量は少なめとも思えます。

 

公平を期すために「Nexus 5」で検証

公平を期すために「Nexus 5」で検証

 

「Nexus 5」についてはこちらもチェック!

 

なお、通信によるムラをなくすため機内モードにし、寒暖差を考慮して暖房(約23℃)に設定した日光の当たらない昼間に充電しています。

 

通信時にバッテリーを利用してしまうのを防ぐため、機内モードで検証

通信時にバッテリーを利用してしまうのを防ぐため、機内モードで検証

 

「機内モード」について、詳しくはこちら

 

充電の計測にはバッテリーレベルをcsvとしてデータ出力をしてくれる『バッテリーモニタ3』を利用しています。

 

検証に利用したアプリ『バッテリーモニタ3』

検証に利用したアプリ『バッテリーモニタ3』

 

 

検証開始!

6種類の方法で検証した結果は、それぞれ下記となります。

 

<オーソドックスなACアダプタ>

大半のユーザが利用しているであろう、一般的なACアダプタです。今回利用したのは、NTTドコモ純正の「ACアダプタ03」です。

 

NTTドコモ純正の「ACアダプタ03」

NTTドコモ純正の「ACアダプタ03」

 

バッテリー残量0から、100%になったのは、130分(2時間10分)でした。

 

約45分でバッテリーは50%まで充電されたので、充電忘れをしたまま朝を迎えても、外出の用意している間にそこそこ充電できそうですね。

 

ACスマホは、130分でフル充電ができた

ACスマホは、130分でフル充電ができた

 

<約1.8倍速い、急速充電対応ACアダプタ>

最近のスマホでは対応していることの多い急速充電です。今回はNTTドコモ純正の「ACアダプタ04」を利用しています。

 

この充電方法のウリは何といっても充電速度。いったいどの程度速いのでしょうか。

 

NTTドコモ純正の「ACアダプタ04」

NTTドコモ純正の「ACアダプタ04」

 

バッテリー残量0の状態から、わずか77分(1時間17分)で100%となりました。その驚異的な速度は、23分で約46%にまで充電できてしまうという速度です。

 

AC急速充電は、短時間で効率よく充電できる

AC急速充電は、短時間で効率よく充電できる

 

対応のスマホであれば、急速充電対応ACアダプタが1本あれば心強いこと間違いありません。

 

<モバイルバッテリーで検証してみた>

続いて、スマホ所有者がよく所有しているであろうモバイルバッテリーです。1つ持っていると安心しますよね。

 

今回は、かわいい顔が特徴の「cheero Power Plus 10400mAh DANBOARD Version マルチデバイス対応モバイルバッテリー」を利用してみます。

 

最近、ミニタイプも発売された通称ダンボーバッテリー

最近、ミニタイプも発売された通称ダンボーバッテリー

 

理由としては、スマホ向けモバイルバッテリーで一般的な1A出力表記のUSBと、タブレットなどにも対応した2.1A出力表記のUSBがあるため。

 

素人考えでは数字の大きいほうが充電時間は短そうな雰囲気がありますが、違うものなのでしょうか。

 

2つの異なる表記のあるUSB出力

2つの異なる表記のあるUSB出力

 

1A出力表記のUSBを利用した場合、148分(2時間28分)で100%となりました。

 

1A出力表記のUSBでは、148分で100%となった

1A出力表記のUSBでは、148分で100%となった

 

また、2.1A出力表記のUSBを利用した場合には133分(2時間13分)でした。

 

2.1A出力表記のUSBでは、133分で100%に

2.1A出力表記のUSBでは、133分で100%に

 

各製品に性能差はあると思いますが、それほど大きな違いはないのかなという印象を受けました。タブレットを充電する場合以外には、どちらも大差なさそうです。

 

なお昨年検証した場合は、1A出力表記のバッテリーで充電では100%となるのに4時間以上かかっています。つまり、今回検証で利用した通称ダンボーバッテリーは高性能なのかもしれませんね。

 

<便利に使えるけれど、速度が心配な「おくだけ充電(Qi)」>

ここ最近で急速に市民権を得ているのがおくだけ充電(Qi)です。ただ単純に置くだけで充電できる他、ケースを装着した状態でも充電できるので非常に便利です。

 

「おくだけ充電」には、パナソニック製の「QE-TM101」を採用

「おくだけ充電」には、パナソニック製の「QE-TM101」を採用

 

おくだけ充電(Qi)は、充電100%になるのに260分(4時間20分)かかりました。つまり、便利な反面かなり時間がかかりそうです。

 

おくだけ充電(Qi)は、便利な反面時間がかかる結果に

おくだけ充電(Qi)は、便利な反面時間がかかる結果に

 

50%まで充電されるのに100分(1時間40分)かかっていますが、そこから100%までは2時間40分ですので、どうやら50%以上から満充電までの時間がやや長めという結果となりました。

 

<最後はいつものPCからUSB充電>

最後はPCからのUSB充電です。PCとスマホを一緒に持ち歩いている際にはいざという時に便利な充電方法ですよね。

 

PCからのUSB充電

PCからのUSB充電

 

結果としては、100%まで充電されるのに327分(5時間27分)かかりました。

 

PCからのUSB充電は、環境により差異が出る

PCからのUSB充電は、環境により差異が出る

 

前回はおおよそ3時間だったのですが、今回ここまで充電に差が出てしまいました。

 

その原因として、前回はパソコンをACアダプタに接続していたのですが、今回は持ち運んでいることを想定してパソコンのバッテリー駆動のみで利用しています。よって、ここまで差が出てしまったのではないかと思われます。

 

 

結論

ここで、6パターンをすべてグラフ化しつつ組み合わせたものが以下のものとなります。

 

6パターンをすべてグラフ化

6パターンをすべてグラフ化

 

このグラフでも明らかとなるように、もっとも充電が速いのは「急速充電対応ACアダプタ」という結果となりました。対応モデルを所有している人はこの方法1択で間違いないでしょう。

 

検証の結果を表でも、充電時間の速い順にまとめてみました。

 

充電方法 充電時間(50%) 充電時間(100%)
急速充電ACアダプタ 25分 1時間17分
スマホ向けACアダプタ 45分 2時間10分
モバイルバッテリー(2.1A表記) 1時間4分 2時間13分
モバイルバッテリー(1A表記) 1時間12分 2時間28分
おくだけ充電(Qi) 1時間40分 4時間20分
PCからUSB充電 2時間15分 5時間27分

 

いかなる方法でも、安定しつつ高速な充電が可能な急速充電対応ACアダプタが速いという結果となり、当初の予想通りです。また、次いで速度があるのは通常のスマホ向けACアダプタ。その次がモバイルバッテリーです。

 

おくだけ充電は楽な反面、充電時間がやや長めという結果となっています。PCは完全に緊急用またはスマホでテザリング利用時にスマホへ給電するという利用がよさそうですね。

 

今後は、ケーブルでの充電もより高速な方法が提供される可能性もあるでしょうし、おくだけ充電もより高速な充電ができるものが登場するのではないかと思われます。

 

現状では、急速充電対応ACアダプタが最も高速という結果となりました。旅行や出張時には持っていくと心強い味方となりそうです。

 

おすすめのモバイルバッテリー

 

2012年の検証結果はこちら