【検証】ウィジェットの自動更新・通知は、バッテリーの減りにどれだけ影響するの?

2014年04月15日 10:30 by ホセ
【検証】ウィジェットの自動更新・通知は、バッテリーの減りにどれだけ影響するの?
【検証】ウィジェットの自動更新・通知は、バッテリーの減りにどれだけ影響するの?

【検証】ウィジェットの自動更新・通知は、バッテリーの減りにどれだけ影響するの?

スマートフォンやタブレットを利用するにあたって、よく言われるのが「バッテリーを節約するために、通知や自動更新はなるべくOFFにするのが望ましい」というものです。

 

しかしながら便利なウィジェットですから、できれば使いたいですよね。また昨今のスマートフォンはバッテリー持ちが大変よくなっているのも事実です。

 

そこで、通知や自動更新を行った場合と行わない場合で、バッテリー消費量にどれくらい差が生まれるか、試してみました!

 

検証の条件について
検証にはバッテリー監視アプリを入れ、データの比較を行った

検証にはバッテリー監視アプリを入れ、データの比較を行った

「自動更新や通知」のON/OFFでのバッテリー比較をしますが、動かない場所で放置して、数時間後にどうなのかなというよりも、より現実的な結果となるよう実際の環境に近い状態で比較をします。

 

また、今回利用する端末は、ドコモの2013年夏モデル「AQUOS PHONE ZETA SH-06E」です。IGZOディスプレイを採用し、2日間充電しなくてもバッテリーが持つのをウリにしているバッテリースタミナのあるスマートフォンです。

 

また、バッテリー残量のデータ収集には『BatteryView(バッテリー管理)』というアプリを利用し、CSV形式で出力しています。

 

ウィジェットの自動更新は、バッテリーの減りにどれだけ影響する?

 
 

便利な自動更新、通知をたくさん入れてみた

まず、自動更新や通知が行われる環境を作ります。スマートフォンはウィジェットを配置することで各種情報へのアクセスが便利になります。そこで、今回入れたアプリは以下です。

 

  • Yahoo!乗換案内』:
    都内は電車移動がメインなので、必須です
  • 『歩数計』:
    これはもともとスマートフォンに入っていたもので、健康促進のために表示したいですよね
  • Facebook』:
    知り合いの投稿は常にチェックしておきたいもの。当然入れます
  • Yahoo!ニュース』:
    社会人たるもの、常に最新ニュースは把握しておきたいものです
  • 『Gmailウィジェット』:
    最初から入っているウィジェットです。最新のメールもすぐにわかって便利です
  • 『メールウィジェット』:
    こちらも最初から入っているもの。仕事用のメールをチェックできます
  • YouTube』:
    人気の動画はいち早く観ておきたいですからね
  • 『天気予報』:
    今日や明日の天気は気になります
  • 050 plus』:
    050番号のIP電話をいつでも受けられるようにしたいものです
  • 『Facebookメッセンジャー』:
    仕事にも利用していますので、メッセージ通知が1日120件近くきます

 

ウィジェットについて、詳細はこちら

 

思いつく限りの便利なウィジェットを入れてみた

思いつく限りの便利なウィジェットを入れてみた

 

これだけ入れておけば必要な情報にはすぐアクセスできます。様々な情報を取り逃しません。

 

本体は、Wi-Fi、GPS、BluetoothもONの状態で利用している

本体は、Wi-Fi、GPS、BluetoothもONの状態で利用している

また、スマートフォンは私が通勤している、埼玉県北部と東京都中心部を往復し、スタートは16時。19時ころに通勤電車に乗って自宅に帰り、翌朝出勤するルートとなります。

 

間には私鉄、地下鉄、満員電車があり、勤務場所と自宅はWi-Fi環境というもので、極めて普通の環境です。

 

ただし、1点だけ。バッテリー検証の間はそのスマートフォンは利用しません。なぜならば、利用してしまうと、「自動更新、通知あり」「自動更新、通知なし」を公平にするのが困難になってしまうためです。

 
 

意外な結果に驚き!

実際に「自動更新、通知あり」「自動更新、通知なし」の2パターンでバッテリーの減りを検証してみます。

 

予想では、当然ながら「自動更新、通知あり」のほうはバッテリーがガンガン減ってしまい、結果として「更新や通知はやめましょうね」という結論になるものと思われます。

 

しかしながら、予想をくつがえす結果となったのです。以下がバッテリー残量の経過を重ねたグラフです。「自動更新、通知あり」が思いのほか減りが早くないというのを確認できます。

 

縦軸がバッテリー残量、横軸が時間。検証時間は実に42時間を費やした。それだけバッテリー持ちがよかったとも言える

縦軸がバッテリー残量、横軸が時間。検証時間は実に42時間を費やした。それだけバッテリー持ちがよかったとも言える

 

上記のとおり、時間が経つにつれて差が出てきていることがわかるかと思います。さらに、バッテリーの減りが加速するのはウィジェットの更新が入るであろう昼間~夕方の時間が減りが早いようですね。

 

測定開始から3時間程度ではまず差がありません。しかしながら、これが10時間程度測定するとさすがに差がでてきています。

 

最初の部分を切り出した。最初はそれほど差が付かない

最初の部分を切り出した。最初はそれほど差が付かない

 

つまり、定期的に充電できる環境であれば「自動更新、通知あり」のウィジェットやアプリを多く利用しても問題なさそうです。

 

当初の予定では、バッテリーの減りの差はすぐに出てくるものと思っていました。しかしながら、昨年夏のスマートフォンは実使用に障害が出るような減り方はしないという結論となりました。ここ1年ぐらいの間に購入したスマートフォンはバッテリーの減りがかなり軽減されているものと思います。

 
 

ほどよいバランスで使おう
画像上部の通知バーには、すさまじいお知らせアイコンが。ここまで行くと見難いか

画像上部の通知バーには、すさまじいお知らせアイコンが。ここまで行くと見難いか

ここまでで、「自動更新、通知あり」を多く行っていても、数時間の間に充電できる環境の用意があるようならば、実使用として問題がないことがわかりました。

 

しかしながら、バッテリーは充電する回数によって劣化していくものです。愛着のあるスマートフォンを長く使うためにはバッテリーの充電回数も気にしておきましょう。

 

さすがに今回の検証のようなウィジェットや通知をここまで多くする必要もありませんし、かといってバッテリーの減りが心配なので一切の通知はOFFにするというのも現実的ではありません。

 

メールや天気予報など、自分の知りたい範囲でのウィジェット配置や自動更新を行っていきましょう。

 

 

ただし、2年前のスマートフォンなどやや前のモデルを利用している場合はバッテリーの劣化などの原因でウィジェットや自動更新を行うとバッテリーの減りが著しく早い場合があります。

 

その場合は極力自動更新や通知をOFFにして、バッテリーの持ちを長くしていくとよさそうです。

 

電池の寿命について、詳細はこちら

 

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