【iPhone&Android】ソファで寝そべりながら書斎のPCを操作できる!知っておきたいリモートサービス

2014年05月23日 10:30 by せう
【iPhone&Android】ソファで寝そべりながら書斎のPCを操作できる!知っておきたいリモートサービス
【iPhone&Android】ソファで寝そべりながら書斎のPCを操作できる!知っておきたいリモートサービス

【iPhone&Android】ソファで寝そべりながら書斎のPCを操作できる!知っておきたいリモートサービス

スマホ・タブレットを使ってパソコンをより活用することができます。その一例が、パソコンを遠隔操作する「リモートデスクトップ」です。

 

手元にあるスマホ・タブレットを使ってWindowsやMac(OS X)を思いのままに操作できれば、家中どこにいても、また外出先からでもパソコンの持つ力を活用できます。

 

操作されるパソコン側に条件があったり、準備が必要だったりするのですが、一度設定してしまえば、あとは簡単に操作できます。

 

本記事では、AndroidやiOSを搭載したスマホ・タブレットで使えるリモートデスクトップアプリ・サービスをご紹介します。

 

スマホ・タブレットでパソコンを遠隔操作してみよう

 

 

プロ向けWindowsを使っているならMicrosoft純正アプリがおすすめ

2014年5月現在、筆者が自分用に使っているWindowsパソコンには、すべてWindows 8.1 Proがインストールされています。Windows 8.1 Proは、通常のWindows 8.1と比較して仕事向けを中心として機能強化が行われている「プロ向けWindows」(※)です。

 

リモートデスクトップサーバ機能が使えるのはプロ向けWindowsのみ。システムのプロパティなどでエディション名をチェック!

リモートデスクトップサーバ機能が使えるのはプロ向けWindowsのみ。システムのプロパティなどでエディション名をチェック!

 

※プロ向けWindowsは、エディション名に“Pro”、“Professional”、“Business”、“Ultimate”、“Enterprise”のいずれかが付いています。

 

プロ向けWindowsには、リモートデスクトップサーバ機能が搭載されています。この機能は、企業やプロシューマ(パソコンスキルの高い個人)を想定していますが、ホームネットワーク内で使う分にはそこまで難しい設定は必要ありません。音声や動画の伝送もできるので、実用性も高いです。

 

システム設定から「リモートの設定」→「このコンピューターへのリモート接続を許可する」を選択してOKボタンを押せば、ホームネットワーク内での接続準備は完了

システム設定から「リモートの設定」→「このコンピューターへのリモート接続を許可する」を選択してOKボタンを押せば、ホームネットワーク内での接続準備は完了

 

Microsoft Remote Desktop

安定の操作感が魅力の公式アプリ

『Microsoft Remote Desktop』

 

プロ向けWindowsをスマホ・タブレットから操作するのであれば、Microsoft純正の『Microsoft Remote Desktop』アプリが安定していておすすめです。

 

キーボードやマウスの操作はもちろんのこと、Windows 8/8.1で最適化されたタッチパネル操作も可能ですし、音声伝送にも対応しています。チャームをスマホ・タブレットのタッチパネルで出して、ちっちゃなWindowsタブレットごっこ、なんてこともできます。

 

『Microsoft Remote Desktop』使用中。マルチタッチ操作、文字入力、動画の再生もこなせる

『Microsoft Remote Desktop』使用中。マルチタッチ操作、文字入力、動画の再生もこなせる

 

なお、環境によっては音声と動画の同期が取れなくなることもあるので、あくまで動画再生は「できる」レベルと考えておきましょう。

 

『Microsoft Remote Desktop』を早速ダウンロード

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Mac(OS X)や非・プロ版Windowsなら『VNC』互換クライアントアプリ

一方、先日Android端末と組み合わせても便利に使えることをご紹介したMac(OS X)。OS Xには『Virtual Network Computing』(以下VNC)というリモートデスクトップソフトウェアと互換性のある「画面共有」機能が搭載されています。Windowsとは異なり、OS Xにはエディションという概念はないので、どのMacでもネットワークに繋がっていればリモート操作が可能です。

 

VNCはオープンソース化されていて、有料・無料のサーバアプリがWindows、OS XやLinux向けにも複数出ています。これを導入すれば、リモートデスクトップサーバ機能を有しない非・プロ向けWindowsもリモート操作できるようになります。

 

システム環境設定の「共有」を選び、リストの中にある「画面共有」をチェックすればOK。クライアントから接続する場合は、“vnc://”以下にあるIPアドレスを指定(画像はローカルアドレス)

システム環境設定の「共有」を選び、リストの中にある「画面共有」をチェックすればOK。クライアントから接続する場合は、“vnc://”以下にあるIPアドレスを指定(画像はローカルアドレス)

 

ただし、VNCは画面の遠隔操作に特化しているため、先ほどご紹介した『Microsoft Remote Desktop』のように音声の伝送には対応していません。もしもVNCで操作したパソコンで音楽が流れると、それはパソコンで流れてしまいます。また、Windowsでのタッチ操作にも対応していません。

 

オープンソース化されている故、クライアントアプリも色々あるのがVNCの特徴です。今回は、『VNC Viewer』を代表として紹介します。

 

VNC Viewer

数あるクライアントの中でもシンプルで使いやすい

『VNC Viewer』

 

本アプリはVNCを開発したメンバーが立ち上げた企業で展開しており、アプリ名も『VNC Viewer』となっています。ある意味、本家本元のVNCと言えるアプリで、Android、iOSだけではなく、Windows、OS X、LinuxとChrome Web App(パソコン版『Google Chrome』内で稼働するアプリ)にもクライアントアプリが用意されています。キーボード、マウス操作も可能です。

 

『VNC Viewer』使用画面。キーボードやマウス操作だけでなく、文字入力も可能

『VNC Viewer』使用画面。キーボードやマウス操作だけでなく、文字入力も可能

 

なお『VNC Viewer』のサーバは、最低限の機能のみのフリー(無料)版(画像左)、個人・小規模企業向けのパーソナル版(画像中)と、大規模企業向けのエンタープライズ版(画像右)が用意されています。

 

フリー版(画像左)、パーソナル版(画像中)と、エンタープライズ版(画像右)がある

フリー版(画像左)、パーソナル版(画像中)と、エンタープライズ版(画像右)がある

 

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外出先でも使いたいなら、サーバ介在型リモートデスクトップサービス

ここまで紹介してきたMicrosoft Remote DesktopとVNCは、ホームネットワーク内で使う分にはそこまでハードルは高くありませんが、外出先の3G/LTE回線や公衆無線LAN(Wi-Fi)サービスを介して使おうとすると、固定グローバルIPアドレスをパソコンに割り当てるなど一気にハードルが上がってしまいます。

 

そこで使うと便利なのがインターネット上の中継サーバを介してリモートデスクトップ接続を行うサービスです。今回は、筆者が個人的に愛用している『TeamViewer』と『Chrome Remote Desktop』のふたつをご紹介します。

 

TeamViewerでリモートコントロール

簡単操作で接続できる!

『TeamViewerでリモートコントロール』

 

『TeamViewer』は、操作される(サーバ)側はWindows、OS X、Linuxに対応しています。個人が非商用で使う場合は無料で利用できます。操作する側のパソコンにサーバアプリをWebサイトからインストールして、表示されたIDとパスワードを入力すると、外出先でもリモート操作やファイル操作ができます。

 

サーバとなるパソコン側で表示されているIDとパスワード(上)をクライアントアプリに入力(下)(画像はOS XとiPhoneの組み合わせの場合)

サーバとなるパソコン側で表示されているIDとパスワード(上)をクライアントアプリに入力(下)(画像はOS XとiPhoneの組み合わせの場合)

 

ただし非商用の無料版では、接続中の壁紙表示ができないようになっているので注意が必要です。

 

ソフトウェアキーボードのシステムキーは接続先によってアイコンがきっちり変わる。OS X(上)、Windows 8.1(下)に接続した時の画像(いずれもクライアントはAndroid)

ソフトウェアキーボードのシステムキーは接続先によってアイコンがきっちり変わる。OS X(上)、Windows 8.1(下)に接続した時の画像(いずれもクライアントはAndroid)

 

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Chrome Remote Desktop

Google社純正のリモートデスクトップアプリ

『Chrome Remote Desktop』

 

『Chrome Remote Desktop』はWindowsまたはOS X版『Google Chrome』のWebアプリとして提供されています。

 

このWebアプリとサーバサービスアプリをインストールし、設定することで、クライアントアプリをインストールしたスマホ・タブレットから操作可能です。現在のところ、クライアントアプリは現在Android版のみ用意されていますが、後日iOS版がリリースされる予定です。

 

機能面ではシステムキーの転送に対応していないことなど、まだまだ発展途上な面もありますが、文字の入力やマウス操作など、基本操作は問題なくできます。

 

『Chrome Remote Desktop』はパソコンでChromeを使っている場合、非常に導入しやすい

『Chrome Remote Desktop』はパソコンでChromeを使っている場合、非常に導入しやすい

 

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iPhone版は後日公開予定!

 

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ということで、スマホ・タブレットでパソコンを遠隔操作する方法をいくつかご紹介しました。スマホ・タブレットを使い始めたばかりの方や、コンピュータの操作が苦手な方にとってはちょっと難易度が高く、難しい面もあります。

 

しかし、リモートで操作ができればリビングや寝室でゴロンと寝ながらパソコンの操作ができるなど便利なことは確かです。スマホ・タブレットやパソコンのスキルを磨くため、と思ってチャレンジしてみるのもいいですよ!

 

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他にも便利なクラウドアプリが揃っています!

 

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