決済サービス「LINE Pay」を発表。 LINEが目指す新たな未来が示された「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」

2014年10月10日 15:15 by いのたしん
決済サービス「LINE Pay」を発表。 LINEが目指す新たな未来が示された「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」
「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」が開催

「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」が開催

2014年10月9日、舞浜アンフィシアターにて、LINE株式会社の事業戦略発表イベント「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」が開催されました。

 

注目は決済サービスの「LINE Pay」。ECサイトや店舗での決算ができるほか、『LINE』の友人同士での送金や割り勘も可能というサービスが発表されました。

 

ユーザは5.6億を突破 MAUは約1.7億人

「LINE CONFERENCE TOKYO 2014」はLINEの現状や今後の事業戦略を発表するイベント。会場の舞浜アンフィシアターには国内外のメディアやLINEのビジネスパートナー、ゲストなどが詰め掛けました。

 

舞浜アンフィシアターはロビーからトイレに至るまで、LINEでデコレーション!さまざまなLINEグッズを購入できる「LINE FRIENDS STORE」も設けられました。価格はなんと30%OFF!

 

さてイベントの内容ですが、まず森川亮・LINE代表取締役社長CEOが登壇し、現在の無料スマートフォンアプリ「LINE」の最新利用状況や実績を紹介。

 

LINEの近況を説明する森川社長

LINEの近況を説明する森川社長

 

『LINE』ユーザは、現在1時間あたり7万ユーザーが増加しており、登録ユーザ数は8月10日に5億6,000万人を突破。月間アクティブユーザ数(MAU)は約1億7,000万人を達成したと明らかにしました。

 

1日の間に『LINE』でやりとりされているメッセージ数は昨年比+87%の約130億回、ビデオ通話は昨年比+120%の3,400万回使用されるなど、利用状況も順調に拡大を続けているようです。

 

スタンプは1日の送受信数は約18億回にも上り、スタンプをユーザが制作・販売できる「LINE Creators Market」は9月末で登録ユーザー数が23万人、約1万8,000のクリエイターズスタンプが販売されているとのことです。

 

売上トップ10の平均売上金額は3,090万円にもなっているそうです。利用可能なスタンプ数は2万セットを超え、世界最大に。「LINEは今、スタンプコミュニケーションで世界最大。世界中に影響を与えている」と森川社長は誇らしげに語っていました。

 

決済システム「LINE Pay」や商業施設内向け地図アプリ等を発表

続いて「LIFE」をテーマとする新たな取り組みについて紹介します。

 

まず発表したのが「LINE Maps for Indoor」。百貨店やショッピングセンターなどの商業施設内のナビゲーションに特化した地図アプリで、Androidで今秋公開を予定しているとのことです。

 

「LINE Maps for Indoor」のイメージ

「LINE Maps for Indoor」のイメージ

 

次に「LINE Pay」。LINEのコミュニケーション機能を活かした決済システムです。オンライン/オフラインでの決済はもちろん、友だちへの送金機能、友だち同士での割り勘支払い機能といった機能もあります。

 

セキュリティ面では『LINE』とは別の2次認証の実施、Apple Touch IDでの指紋認証(iPhoneのみ)実施、PCサイト利用時のスマートフォン認証を採用する予定となっています。

 

「LINE Pay」のイメージ

「LINE Pay」のイメージ

 

この他「LINE Pay」と連携する新サービスとして、LINEアプリからタクシーを呼ぶことができる「LINE TAXI」、オンデマンドECサービス「LINE WOW」も発表されました。

 

「LINE TAXI」のイメージ

「LINE TAXI」のイメージ

 

さらにこれまで企業向けに提供されていた「LINE@」のIDを全ユーザーに開放することも発表されました。従来のLINEアカウントとは別に、オープンコミュニケーションが可能なアカウントして誰でも取得することができます。複数アカウントの所有も可能で、メッセージ送信等は専用のLINE@アプリで行います。

 

avex、SonyMusicと音楽ストリーミングサービスを年内開始

その他、エンターテイメント領域における新たな取り組みの発表がありました。

 

ゲームでは、グリーおよびサイバーエージェント、それぞれと共同出資による新会社設立を発表。新会社を通じてライトユーザー向け/コアユーザー向け両面でLINE GAME開発を進めるそうです。

 

また電子コミックプラットフォーム「LINE マンガ」の展開では、イベント前日に発表された講談社、小学館、メディアドゥ、LINEの4社による合弁会社「LINE Book Distribution」の発足を紹介。「LINE マンガ」のグローバル展開を目指し、まずは英語圏や台湾向けタイトルを提供する予定で、年内にはグローバル版を提供するそうです。

 

最後に、LINE、エイベックス・デジタル、ソニー・ミュージックエンタテインメント(以下SonyMusic)による新会社を設立し、サブスクリプション型(=月額等の固定課金で使い放題タイプのサービス)音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」を提供すると発表。リリースは年内を予定しているそうで、これまでの音楽ストリーミングサービスとは異なる革新的なものとなるそうです。

 

サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」を発表した(左から)村松俊亮SonyMusic COO、舛田淳LINE上級執行役員CSMO、千葉龍平エイベックス・グループ・ホールディングスCSO

サブスクリプション型音楽ストリーミングサービス「LINE MUSIC」を発表した(左から)村松俊亮SonyMusic COO、舛田淳LINE上級執行役員CSMO、千葉龍平エイベックス・グループ・ホールディングスCSO

 

コミュニケーションアプリとしてだけではなく、生活必需アプリへ、エンターテイメントのコアアプリへと進化するLINE。その勢いはさらに強まりそうです。

 

『LINE』について詳しくは、このページをチェック!