知っているとおいしい!?「Android」のお菓子なコードネームを振り返ろう

2014年10月28日 10:30 by せう
知っているとおいしい!?「Android」のお菓子なコードネームを振り返ろう
「Android」のお菓子なコードネームを振り返ろう

「Android」のお菓子なコードネームを振り返ろう

皆さんのAndroidスマホ・タブレット(あるいはセットトップボックス)のOSバージョンはいくつでしょうか。

 

現在、市販されているデバイスの最新バージョンは4.4となります。先日、Googleは今まで「Android L」という仮称で開発者向けベータテストを実施していた次期バージョンを「Android 5.0」とすること、そのコードネームを「Lolipop」とすることを正式に発表しました。

 

過去のAndroidを振り替えると、コードネームとしてアルファベット順にお菓子の名前を付けていることが分かります。

 

今回は、Android 1.5から始まったこの“お菓子な”コードネームを振り返っていこうと思います。お腹が空いている人、要注意!!

 

「Android」コードネームいの歴史

 

Android 1.5:Cupcake

Androidにとって、3つめのバージョン、つまりアルファベットだと“C”に当たるのが、Android 1.5です。このバージョンから、お菓子な名前が付きました。“C”で始まるお菓子、ということで「カップケーキ」と命名されました。

 

日本国内で初めて市販されたAndroid端末であるNTTドコモの「HT-03A」は、このバージョンを搭載して登場しました。つまり、日本でのAndroidの歴史はカップケーキに始まる、ということになります。

 

記念すべき日本初のAndroidスマートフォン「HT-03A」

記念すべき日本初のAndroidスマートフォン「HT-03A」

 

Android 1.6:Donut

Android 1.0(最初期バージョン)がリリースされて間もなく1年、というところで出てきたのがAndroid 1.6です。コードネームはひとつ進み、“D”で始まるお菓子となり、これまたある意味順当に「ドーナッツ」となりました。

 

検索機能が大幅に改善され、端末内の一部のデータの検索や、音声検索に対応しました。また、Androidマーケット(現在のGoogle Play)で有料アプリを購入できるようになりました。

 

高解像度(WVGA:800×480ドット)のディスプレイをサポートし始めたのもこのバージョンです。

 

日本では「Xperia SO-01B」、「LYNX SH-10B」、「IS01」といった端末がドーナッツ世代となります。特に、後二者については、その風貌から「メガネケース」という名称で親しまれました。

 

その形からメガネケースと呼ばれた「IS01」

その形からメガネケースと呼ばれた「IS01」

 

Android 2.0/2.1:Eclair

Androidでは初めてのメジャーバージョンアップ(整数部分のバージョンアップ)となるAndroid 2.0では、“E”で始まるお菓子ということで、これまた順当に「エクレア」というコードネームが与えられました。

 

2.0からあまり間を開けずに登場した2.1も同じく「エクレア」となりました。

 

動作速度の最適化のほか、ユーザーインターフェイスの改良、ライブ壁紙のサポート、カメラにおけるフラッシュ撮影のサポートが行われました。

 

Googleのリード(リファレンス)デバイスである「Nexus」シリーズもこのバージョンからスタートし、HTC製の「Nexus One」が登場しました。国内では、「IS03」、「REGZA PHONE T-01C」「IS04」などが、初期段階でエクレアを搭載していました。

 

「IS03」(左)「REGZA PHONE T-01C」(右)

「IS03」(左)「REGZA PHONE T-01C」(右)

 

また、「Xperia SO-01B」も、バージョンアップでエクレアになることができました。

 

Android 2.2:Froyo

次のバージョン“F”は、焼き菓子から一旦離れ「フローズンヨーグルト」、略して「フロヨー」がコードネームになりました。

 

アプリの実行速度の高速化、テザリング対応、Adobe Flash対応、バグ報告機能の追加など、色々と機能追加が行われました。

 

国内では、「GALAXY S SC-02B」や「GALAXY Tab SC-01C」が国内メーカーよりも先にフロヨー搭載で登場したのが印象的でした。国内メーカーでは、「GALAPAGOS 003SH」、「IS05」や「MEDIAS N-04C」がこのバージョンを初期搭載して登場しました。

 

「GALAXY S SC-02B」(左)「MEDIAS N-04C」(右)

「GALAXY S SC-02B」(左)「MEDIAS N-04C」(右)


Android 2.3:Gingerbread

続いての“G”は、再び焼き菓子に戻り、「ジンジャーブレッド」(生姜を使った焼き菓子)をコードネームとしました。

 

ユーザーインターフェイスの刷新、コピーアンドペーストの改善が行われたほか、NFC、重力・気圧センサーやジャイロスコープへの対応や複数カメラの同時利用が可能になったのもこのバージョンからです。

 

日本では、「Xperia arc SO-01C」、「AQUOS PHONE SH-12C」、「P-07C」や「F-12C」といった機種がこのバージョンをプリインストールしています。また、フロヨー世代の多くの機種がバージョンアップでジンジャーブレッド化できました。

 

「Xperia arc SO-01C」(左)「AQUOS PHONE SH-12C」(右)

「Xperia arc SO-01C」(左)「AQUOS PHONE SH-12C」(右)


Android 3.x:Honeycomb

Android 3.xシリーズは、タブレット端末に特化したバージョンとして登場しました。コードネームは、スマートフォン向けから連続して“H”が割り当てられ、北米で販売されている「ハニカム」というシリアル食品ブランドに由来するものが割り当てられました。

 

実在する商品名をコードネームにしたのは、これが初めてです。

 

より画面の大きいタブレット向けということもあり、システムキーを画面上に表示したことを始めとして、ユーザーインターフェイスがGingerbreadから大幅に変わりました。また、マルチコアCPUへの対応(3.0)、USBホスト(USB On-The-Go)への対応(3.1)などが行われています。

 

日本では、「Sony Tablet S/P」、「Optimus Pad L-06C」、「GALAPAGOS A01SH」、「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」などがこのOSを初期搭載して登場しました。

 

「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」

「Galaxy Tab 10.1 LTE SC-01D」

 

Android 4.0:Ice Cream Sandwich

スマートフォン向けの2.3とタブレット向けの3.xを統合すべく登場した“I”は、「アイスクリームサンドイッチ」(クッキーでアイスを挟んだお菓子:以下ICS)となりました。ある意味、焼き菓子と氷菓のコラボレーションです。

 

カメラをつかった「フェイスアンロック」、NFCを使った「Android Beam」、Wi-Fi Directのサポート、ロック画面からのカメラ・メディア操作が可能になるなど、機能面での追加が多々あります。

 

ユーザーインターフェイスは、どちらかというと3.xまでのものを踏襲しており、スマートフォンでもシステムキーの画面上表示化が進むことになります。

 

日本では、「Galaxy Nexus SC-04D」が国内発のAndroid 4.0、そしてNexusデバイスとして登場しました。その後、「AQUOS PHONE 104SH」を皮切りに段々とICSデバイス増えていきます。

 

また、ジンジャーブレッド、あるいはハニカム世代の多くの端末がICSにバージョンアップしました。バージョンアップしたマルチコアCPU搭載スマートフォンでは、OSがマルチコアCPUに最適化されたことと相まって、動作パフォーマンスが大幅な改善がありました。

 

「Galaxy Nexus SC-04D」(左)「AQUOS PHONE 104SH」(右)

「Galaxy Nexus SC-04D」(左)「AQUOS PHONE 104SH」(右)


Android 4.1/4.2/4.3:Jelly Bean

次の“J”はそらまめの形をしたゼリー菓子「ジェリービーン」から名前を取りました。

 

Android 4.1ではタッチパネルに対する反応の改善、ウィジェットのサイズ変更への対応、通知の機能拡張、右から書く文字(アラビア文字など)のサポートによる更なる多言語化、USBオーディオのサポートなどが行われた一方、Adobe Flash Playerのサポートが打ち切られることになりました。

 

Android 4.2では、Miracastのサポート、カメラ機能の拡充などが行われたほか、タブレット端末においてマルチアカウントサポートとユーザーインターフェイス変更(スマホ向け寄りに変更)が行われました。

 

Android 4.3では、Bluetooth 4.0への対応、画面描画のパフォーマンス改善などが行われました。

 

Android 4.0を搭載した「MEDIAS X N-07D」(左)Android 4.1を搭載した「HTC J butterfly HTL21」(右)

Android 4.0を搭載した「MEDIAS X N-07D」(左)Android 4.1を搭載した「HTC J butterfly HTL21」(右)

 

この世代になると、今まで荒削りな面のあったAndroid端末も品質面でも安心して使えるようになりました。機能面でもほぼ必要十分になったと言えるでしょう。

Android 4.4:KitKat

次の“K”は、ハニカム以来となる実在するチョコレート菓子「キットカット」由来の名前となりました。今回は、商標権を持つネスレと世界規模でコラボキャンペーンを行ったのも記憶に新しいところです。

 

キットカットでは、OSとしてプリンター制御の仕組みを整備し、万歩計機能に対応したほか、ユーザーインターフェイスの半透明表示のサポート、通知領域の更なる改良、画面録画の対応などが行われています。

 

現在において最新バージョンとなるKitkatは、今冬・来春モデルにも採用されています。

 

「Xperia Z3 SO-01G」(左)「GALAXY Note Edge SC-01G」(右)

「Xperia Z3 SO-01G」(左)「GALAXY Note Edge SC-01G」(右)


Android 5.0:Lolipop

冒頭でも述べた通り、先日正式発表されたAndroid 5.0。個人的には“Lemon Pie”(レモンパイ)かな、と思っていましたが、棒付きキャンディー「ロリポップ」と名付けられることになりました。

 

ロリポップでは、64ビットCPUに正式対応し、4GB以上のシステムメモリーを扱えるようになった(32ビットCPUでは3GBが上限)ほか、車載機器との連動をする「Android Auto」のサポート、ユーザーインターフェイスへの「Material design」の適用、マルチネットワークへの対応、パフォーマンス改善などが行われています。

 

まずは、国内でも発売予定のモトローラ製ファブレット「Nexus 6」とHTC製タブレット「Nexus 9」にプリインストールされ、「Nexus 4」、「Nexus 5」、「Nexus 7」、「Nexus 10」に対してアップグレードファイルが順次配布予定です。

 

M以降のAndroidはどうなる…?

今後も、お菓子な名前をコードネームとする傾向は変わりないと思っています。筆者がAndroid L同様に予想してみることにしました。

 

  • M:M&M’s(粒状のチョコレート菓子。日本でもCMをやっていたので、ご存知の方も多いのでは?)
  • N:Nutter Butter(アメリカなどで販売されているピーナッツバターを挟み込んだクッキー)
  • O:Oreo(日本でもお馴染みのココアクッキーにバニラクリームを挟みこんだお菓子)
  • P:Popcorn(ポップコーンですね)
  • Q:お菓子の名前が浮かびませんでした
  • R:Ritz(日本でもお馴染みのクラッカーですね)
  • S:Snicker’s(棒状のチョコレートバー。「お腹が空いたら~」というCMでお馴染みですね)
  • T:Toppo(日本で売っている、「やっぱこれだね~」っていうCMでお馴染みのチョコ菓子です)
  • U:お菓子の名前が浮かびませんでした
  • V:お菓子の名前が浮かびませんでした
  • W:Waffle(ワッフルですね)
  • X:お菓子の名前が浮かびませんでした
  • Y:Yodel(アルプス山脈界隈につたわる歌の歌い方ですが、乳製品の商標としても使われています)
  • Z:お菓子の名前が浮かびませんでした

 

ということで、筆者は一生懸命考えましたが、Q・U・V・X・Zがどうしても思い浮かびませんでした。その他の部分でも、「いや、ここはこうだろう!!」っていうものがあるかもしれません。

 

登場のそのときまで、どんなお菓子になるのか想像するのも面白いですよね。

 

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