油断大敵!防水だからって安心してはダメ。防水スマホでも利用する際に気をつける事

2015年04月28日 07:00 by モバイルプリンス
油断大敵!防水だからって安心してはダメ。防水スマホでも利用する際に気をつける事
防水スマホでも利用する際に気をつける事

防水スマホでも利用する際に気をつける事

春も終わり、いよいよ夏の到来でアウトドア・マリンスポーツなどのアクティビティーを楽しむ季節が到来ですね。アクティブに活動すると、高まってくるのがスマートフォン・タブレットの水濡れリスクです。

 

スマートフォンなどのデジタル製品にとって水は天敵。そしてAndroidスマートフォンは防水に対応した機種が増えていますが、適切な使い方をしていないと水に濡れて壊れてしまいます。

 

そこで、防水対応スマホでも利用する際に気をつける事をまとめてみたいと思います。

 

そもそもなぜ、水に濡れたらダメなのかを改めて考える

スマートフォンは毎日持ち歩く生活用品であると同時に、電化製品であり、精密機器でもあります。「ちょっとぐらいなら大丈夫…」と思いがちですが、水や衝撃には弱いのです。

 

友人から下記のような画像が送られてきた事があります。

 

iPadをお風呂場で落とした友人から送られてきた画像

iPadをお風呂場で落とした友人から送られてきた画像

 

「どうしたらいい?」と言われても、こればかりは私も対処できかねてしまいます。通常の破損・故障と違い、水濡れが厄介なのは以下の2点。

 

  • 起こりうる症状・トラブルが予測しずらく、最悪発火する

内部まで水が浸透すると電源が入らなくなります。そうなると本体に保存されているデータの復旧は難しくなります。携帯会社が提供しているサービスや、業者に依頼して抜き出すことになります。

 

また、電源が入っても「データが消えている」「操作できない」「画面がチラつく」「正常に通信ができない」など様々なトラブルが起こりえます。充電端子部分が濡れた状態で充電をしたりすると最悪発火する場合もありますので、濡れてしまったら無理をせずキャリアショップなどに持ち込み、適切に処理をしてもらいましょう。

 

  • 保証がきかない、または別途オプションの加入が必要

携帯電話会社は基本的に無料の保証があるので、破損などの場合は修理代金が割引されることがほとんど。しかしながら水濡れ時は修理不可となり、交換対応となります。
交換になる場合、機種変更だと定価で費用を負担。その負担を割り引くためには別途有料のオプションの加入が予め必要となります。

 

精密機器ゆえに、様々な故障のトラブルが起こりうるスマートフォンですが、水濡れに関しては、機械の性質的に、そして携帯電話会社のサービスの構造的にも苦労します。水には細心の注意を払いましょう。

 

防水対応スマートフォンでも気をつけないといけない

水が大の苦手なスマートフォンですが、「防水対応」を謳ったモデルも多く登場しております。

 

「よっしゃ!これで水を気にせずガシガシ使える!」と、思ったあなた。残念ですが、防水スマホでも気をつけないといけない点は多々あるのです。

 

例えばSONYの防水スマートフォン、「Xperia Z3」のメーカページ「主な仕様」の部分での注釈にはこの様な記述があります。

 

【防水について】IPX5/8の防水性能。ご使用の際はキャップ(外部接続端子カバーなど)が確実に閉じているかご確認ください。防水性能を維持するため、異常の有無にかかわらず2年に1回部品の交換をおすすめします(有料)。IPX5とは、内径6.3mmの注水ノズルを使用し、約3mの距離から12.5L/分の水を最低3分間注水する条件であらゆる方向から噴流を当てても、通信機器としての機能を有することを意味します。IPX8とは、常温で水道水、かつ静水の水深1.5mのところに携帯電話を沈め、約30分間放置後に取り出した時に通信機器としての機能を有することを意味します。

 

この文言を少し分かりやすくまとめると、

  • microSD、SIMスロット、充電端子のカバーはキチッとしめてね
  • カバー類は消耗品だから2年に1回有料だけど取り替えた方がいいよ
  • 3メートル離れたところから3分間水をバシャバシャかけても大丈夫だった
  • 常温の水道水でに30分沈めても大丈夫だったよ

 

と4点がポイントになります。

 

逆に考えると(この下は重要ですよ)

  • カバー類が開いてたらダメ
  • カバー類は消耗品から使い続けるとダメになる
  • 強い水圧だとダメ
  • 長時間、水を当てられる・水中に入っているとダメ
  • 高温、低音、または水道水、真水以外の水はダメ(入浴剤入り、海水など)

 

と割とNGが多い様にも感じます。

 

カバー類は「ゴムパッキン」で密閉するシステム。

 

端子部分等のカバーは経年劣化する

端子部分等のカバーは経年劣化する

 

開閉をしていくうちにゴムが劣化して隙間ができたり、綺麗に閉まらなくなることも。

 

また、根本からちぎれて外れてなくなることもあります。取り扱いには本当に注意しましょう。

 

扱い方によってはカバーがちぎれてしまう事も。こうなると防水ではなくなる

扱い方によってはカバーがちぎれてしまう事も。こうなると防水ではなくなる

 

また、AQUOSシリーズなど一部のスマートフォンは「キャップレス防水」というカバー類がなくても、防水性能を保つスマートフォンもあります。その場合はカバー類の開きを気にする必要はないのですが、水に濡れたまま充電するとショートする恐れがありますので、タオルに包んで水気を切るなどの対策が必要です。

 

同時に気をつけたいのが結露。皆様におかれましては、この様な凡ミスを犯すことはないかと思いますが…。

 

昨年、天気に恵まれた最高の日にビーチパーティーを行いました。

 

ビーチでパーティーを開催。当然スマホは持っていく

ビーチでパーティーを開催。当然スマホは持っていく

 

その際、灼熱の炎天下に引っ張られ、本体も熱くなったので真水を入れたコップにツッコんで冷却していました。

 

熱くなったスマホを真水に入れて冷却

熱くなったスマホを真水に入れて冷却

 

そしたら案の定、結露です。

 

結露してしまった

結露してしまった

 

カメラが完全にダメになりました。

 

カメラ機能がダメになった

カメラ機能がダメになった

 

急な温度の変化で、内部に水滴が発生。そうなると前述した防水スマホのルールを守っていても、ダメになります。温度差からくる結露もあわせて注意したいものです。

 

きちっと守備範囲を把握して、使うと便利な防水スマートフォン

「常温の真水」「しっかりとキャップを閉める」を意識しておけば、日常的に心配することはあまりないかと思います。

 

突然の雨でスマホが濡れてしまっても、飲食店でテーブルのコップが倒れて水がかかっても、防水スマートフォンであれば大丈夫です。

 

水に濡れると本当に大変なことになりますので、読者の皆様も気をつけていただき、安心・安全のスマートフォンライフを送って頂ければと思います。

 

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