ソニーとSo-netのMVNOモデル「Xperia J1 Compact」を触ってみた~機能編~

2015年05月16日 07:30 by 君国 泰将
ソニーとSo-netのMVNOモデル「Xperia J1 Compact」を触ってみた~機能編~
ソニーとSo-netのMVNOモデル「Xperia J1 Compact」を触ってみた~機能編~

ソニーとSo-netのMVNOモデル「Xperia J1 Compact」を触ってみた~機能編~

前回に続き、MVNO向けのスマートフォンとして登場したソニーとSo-netのMVNOモデル「Xperia J1 Compact」をじっくり触ってみた~外観編~をレビューしてみたいと思います。

 

今回はカメラや音楽機能、通信プランについて紹介します。

 

「Xperia J1 Compact」の外観やデザインについてはこちら

 

「Xperia J1 Compact」の購入・申し込み

AFFボタン_申し込み

 

「Xperia J1 compact」のセットアップと初期画面

「Xperia J1 Compact」の電源を投入してまず最初に現れる起動ロゴは、直球そのままにSONYとXPERIAのロゴが現れます。当然ながらここではキャリアロゴは現れません。

 

壁紙はディスプレイをスクロールすると帯状のデザインが動きながら色が変化していくXperiaのライブ壁紙「Air」。4,3インチ(解像度1280×720)のディスプレイに、ホーム画面に表示されるアイコンは4×4グリッド、アイコンはタッチしやすさを優先した大きくなったサイズになっています。

 

「Xperia J1 Compact」のホーム画面

「Xperia J1 Compact」のホーム画面

 

ドロワー(アプリ一覧)も4×5グリッドと「Xperia Z3 Compact」と同じで、当たり前にウォークマン(ミュージック)アプリ、アルバムアプリ、ムービーアプリ、といったXperia専用アプリが入っているので、こういったところにもXperiaを使っているという安心感があります。

 

「Xperia J1 Compact」のドロワー

「Xperia J1 Compact」のドロワー

 

Xperia J1 Compact」のAndroidのバージョンは、4.4.4(kitkat)となっていて、5.0(Lollipop)ではありませんが、そのぶん安定して使えます。ストレージ容量は16GB。機器として見える容量は11.42GBで、初期段階で利用できる空き容量は10.62GBとなっています。

 

Android 4.4.4(左)ストレージ容量は16GB(右)

Android 4.4.4(左)ストレージ容量は16GB(右)

 

当然国内モデルなので、認証画面にJP(日本)の技適認証が表示されています。グローバルモデルのように他の国の技適は一切表示されていません。

 

もちろん技適認証が表示もある

もちろん技適認証が表示もある

 

スタンダードな機能がしっかりと入っている

ディスプレイには、“Live Color LED”バックライトを採用しているので、画像の色が鮮やかなのも特徴で、ナナメの角度からディスプレイを見ても色が変化して白飛びする事もなくとても見やすいIPS液晶パネルを採用しています。

 

ディスプレイには”Live Color LED”バックライトを採用

ディスプレイには”Live Color LED”バックライトを採用

 

色温度の違いは好みで調整でき「ホワイトバランス」設定や、手ぶくろをしたままでも操作できる「手ぶくろモード」もあります。また、静止画だけではなくて、動画をよりクッキリ綺麗にみせる「X-Reality for Mobile」も搭載しています。

 

それから、Xperiaのウリの一つにもなっているのが「STAMINAモード」です。

 

Xperiaのウリ、「STAMINAモード」も搭載

Xperiaのウリ、「STAMINAモード」も搭載

 

画面がOFFの時にはWi-Fiとモバイルデータ通信を一時的に無効にしたり、アプリも停止にするなどしてバッテリーの持ち具合を大幅にアップさせる機能で、バッテリー残量が100%の状態として、通常で2日弱とすると、「STAMINAモード」で約3倍の6日程度持つようになります。

 

ちなみに、「STAMINAモード」でも、着信、メッセージ、カレンダー通知やアラーム、ダウンロードやアップロードは行われ、画面が付けば通信をはじめます。

 

もうひとつの大きな特徴としては、Xperia標準装備のワンタッチで便利な「NFC」が搭載されているだけでなく、「おサイフケータイ」が使えるようになっているという事です。

 

「おサイフケータイ」にも対応

「おサイフケータイ」にも対応

 

現時点では、モバイルWAON、楽天Edy、モバイルスターバックスカードに対応。いまのところはまだ少ないですが、順次対応サービスは追加されるという事なので、早く「モバイルSuica」とか「nanaco」、「SKiPサービス」他どんどん増やしてほしいところです。

 

キー入力のIMEには、「POBox Plus」が入っています。キーボード設定をカスタマイズでき、手書き入力も可能で、予測変換も優秀で、とても使い勝手が良くお気に入りでこれがないと困る時もあります。

 

キー入力のIMEは「POBox Plus」

キー入力のIMEは「POBox Plus」

 

コンデジクラスの撮影が可能なカメラ機能

背面に搭載されたカメラは、コンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用しています。

 

コンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用

コンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサーExmor RS for mobileを採用

 

そして、Gレンズと画像処理エンジンBIONZ(ビオンズ) for mobileといったソニーのカメラ技術をスマートフォンに導入されているのでスマートフォン単体でもコンパクトデジカメ並のキレイな写真が撮れるというのがXperiaのウリとなっています。

 

静止画の最大解像度は、4:3で20.7MP(5248×3936)、16:9で15.5MP(5248×2952)。ISO感度は、「マニュアル」モードで選べる最高感度がISO3200で、「プレミアムおまかせオート」で撮影した時の「低照度」モードでISO6400まで対応しています。

 

「プレミアムおまかせオート」で撮影した時の「低照度」モードでISO6400まで対応

「プレミアムおまかせオート」で撮影した時の「低照度」モードでISO6400まで対応

 

動画撮影は、メインカメラでもフロントカメラでもフルHD(1080p)での撮影ができて、“電子式手ブレ補正”も効きます。

 

カメラアプリも充実していて、「クリエイティブエフェクト」や「タイムシフト連写」、「背景ぼかし」はかなり実用的に使えるので、撮った後に『Twitter』や『Facebook』、『Instagram』にも印象的な写真をアップできます。

 

充実のカメラアプリ

充実のカメラアプリ

 

他にもお遊び要素たっぷりのカメラアプリも、新しいものが出てくればダウンロードして追加する事もできます。

 

気軽に音楽が楽しめる

音楽を聴く際にも、「ClearAudio+」をオンにするだけで、イコライザーの調整やエフェクトを自動的にソニーおすすめの音質に設定してくれるので、手軽に高音質を楽しめるという聴き方もできるシンプルにつかえて便利な機能です。

 

「ClearAudio+」をオンにするだけで、イコライザーの調整やエフェクトを自動的におすすめの音質に設定

「ClearAudio+」をオンにするだけで、イコライザーの調整やエフェクトを自動的におすすめの音質に設定

 

また、本来「Xperia J1 Compact」は、ハイレゾ音源に対応していないため、「Xperia Z3 compact」のようにハイレゾ対応のイヤホンを用意してハイレゾ音源を聴くという事はできません。

 

ですが、別売のポータブルアンプと組み合わせることで、USBからのオーディオ出力を経由して、ハイレゾ音源を楽しむ事もできます。

 

別売のポータブルアンプと組み合わせるとハイレゾ音源を楽しむ事も可能

別売のポータブルアンプと組み合わせるとハイレゾ音源を楽しむ事も可能

 

 

ソニーストア限定「Xperia J1 Compact SNOOPY モデル」の特徴

せっかくソニーストアで限定販売されている「Xperia J1 Compact SNOOPYモデル」を買ったので、その特徴もご紹介します。

 

Xperia J1 Compact SNOOPYモデル

Xperia J1 Compact SNOOPYモデル

 

まず、ソニーストア限定のSNOOPYデザインの描かれた7種類のオリジナル画像がプリインストールされているので、好きなSNOOPYデザインを壁紙にできます。

 

SNOOPYの描かれた7種類のオリジナル画像がプリインストール

SNOOPYの描かれた7種類のオリジナル画像がプリインストール

 

動画コンテンツとして、2015年12月公開の映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」特別映像や、ヴィンス・ガラルディ作曲の「Linus and Lucy with The Band」の楽曲(4分13秒)も本体にプリインストールされています。

 

映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」特別映像等もプリインストールされている

映画「I LOVE スヌーピー THE PEANUTS MOVIE」特別映像等もプリインストールされている

 

本体に貼り付けてある保護ガラスは別売ながら、本体の下にスヌーピーとウッドストックのシルエットが入るので、よりSNOOPYモデルらしくする事もできます。SNOOPYモデルの本体と同時に申し込むので、きれいに貼りつけて手元に届くので貼り付ける手間がないのもいいですね。

 

ちなみに、先日発売されたMVNOとして競合するところとなる「VAIO Phone」と性能を比較しておきます。

 

「Xperia J1 Compact」(左)と「VAIO Phone」(右)

「Xperia J1 Compact」(左)と「VAIO Phone」(右)

 

「Xperia J1 Compact」のプロセッサーは、Qualcomm Snapdragon 800(MSM8974)2.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)。内蔵メモリは2GB。「VAIO Phone」スペックは、プロセッサーにQualcomm Snapdragon 410(MSM8916) 1.2GHz クアッドコア(GPU Adreno 306)を搭載。内蔵メモリーは2GB。

 

Antutu』ベンチマークテストアプリをみると「Xperia J1 Compact」のスコアは「41131」、「VAIO Phone」のスコアは「21030」と、さすがに動作周波数が約2倍という事もあって「Xperia J1 Compactの」ほうがダブルスコアに近くなっています。

 

「Xperia J1 Compact」のスコア(左)「VAIO Phone」のスコア(右)

「Xperia J1 Compact」のスコア(左)「VAIO Phone」のスコア(右)

 

参考までに、プロセッサーにQualcomm Snapdragon 801(MSM8974AC)2.5GHz クアッドコア(GPU Adreno 330)、内蔵メモリー2GBの「Xperia Z3 Compact」のスコアは、少し高くて「44485」でした。

 

あくまでもベンチマークスコアとしての比較ですが、「Xperia J1 Compact」を使っていてもひっかかる事もなく安定して使える性能は十分にあると思います。

 

「Xperia J1 Compact」と組み合わせる通信プラン

そして肝心な通信環境です。ソニーストアで利用できる「So-net PLAY SIM」の通信プランは、月額総量4GB利用できる1,580円/月の「4GB/month(V)」というものになります。

 

「So-net PLAY SIM」の通信プランは、月額4GB利用できて1,580円/月

「So-net PLAY SIM」の通信プランは、月額4GB利用できて1,580円/月

 

4GB/month(V)

  • データ通信容量:4GB/月
  • 最高速度:下り150Mbps/上り50MB
  • 規制速度:200kbps
  • 通話:20円/30秒
  • 料金:1,580円/月

 

注意点としては、この通信プランに申し込みをすると、12ヶ月以内の短期解約が発生した場合に5,200円がかかるので、早期にやめたいと思った場合には気をつける必要があります。

 

SIMカードの申し込み登録すると、約2日程度で手元に届きます。届いた封書には、SIMカードとSo-net PLAY SIMの取り扱いや設定する方法が詳しく書いてある用紙が入っています。

 

SIMカードの申し込み登録後に入手

SIMカードの申し込み登録後に入手

 

「Xperia J1 Compact」に入るSIMカードの大きさは、microSIMなので、当然送られてきたSo-net PLAY SIMのサイズもmicroSIMとなります。

 

SIMカードはmicroSIM

SIMカードはmicroSIM

 

「Xperia J1 Compact」は、元々のベースがdocomoで販売された「Xperia A2」と同じなため、電波の掴み具合についての心配はありませんが、あくまでも本家docomoの回線を間借りして運用するMVNOという立ち位置になるので、実際の通信スピードが気になります。

 

「Xperia J1 Compact」(左)と「VAIO Phone」(右)で通信速度を検証

「Xperia J1 Compact」(左)と「VAIO Phone」(右)で通信速度を検証

 

同じdocomoのMVNOの日本通信(b-mobile)を利用する「VAIO Phone」と一緒に自分の行ける範囲でそれぞれ『Speedtest』アプリで実測値をテストしてみたので、その一部の結果を掲載しておきます。

 

人通りはとても少なめでのんびりした地方の日常の午後7時頃、一般的に電波の入りとしては問題ないと思われる市内(山口県柳井市)で計測です「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」、「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」ともに、ほぼ同じ程度のスピードで、下り約6~7Mbps、上り約7~9Mbpsでした。

 

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

 

普段、docomo回線では、下り45Mbps、下り15Mbps程度出ている場所なのですが、MVNOになるとよりスピードが低めになっているのがわかります。

 

次に、広島市内にあるショッピングモール(イオンモール広島府中)で、5月4日12時のお昼時、ゴールデンウィークのかなりの人混みの中で計測してみました。

 

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」では、下り約6~8Mbps、上り約4~5Mbps「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」では、下り約2Mbps前後で、上り約4Mbps前後でした。

 

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

 

ちなみに、「Xperia J1 Compact」にdocomoSIMを入れ替えてテストしてみたところ、下り約14~16Mbps、上り約5~7Mbpsだったので、相当混雑していたようですが、それでもやはりdocomo回線のほうが少し早い状態でした。

 

そして、午後10時頃に、近所にあるFOMAプラスエリアでも計測してみました。通信スピードは「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」が、約1.5Mbps前後、上り約4~5Mbps、「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」が、約2~3Mbps。、上り約3~6Mbpsでした。

 

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

「Xperia J1 Compact x So-net PLAY SIM」(左)「VAIO Phone x 日本通信(b-mobile)」(右)

 

スピードは随分と遅くはなりますが、しっかりと電波を掴んで通信出来るので、山間部の多い田舎でもdocomoの回線や端末と同等に使えるという安心感はあります。

 

あくまでもMVNOは、本家の回線(MNO)を借りているので、確保できる回線のスピードや混雑する時間帯といった条件では、当然本家が優先されるというのはありますが、使っている限りでは、普通に『YouTube』も他動画も再生できる程度のスピードはあるので、通信費を抑えて常時いつでも通信できると思えば悪くはありません。

 

また、「Xperia J1 Compact」は、最新モデルの「Xperia Z3 compact」までの高機能はありませんが、さすがカメラとオーディオ機能はしっかりしていて、Xperiaとしての安心できる機能はしっかり備えています。MVNOのスマートフォンとしてはかなり満足できるモデルとも言えます。

 

「Xperia J1 Compact 」は、MVNOのスマートフォンとしてはかなり満足できるモデル

「Xperia J1 Compact 」は、MVNOのスマートフォンとしてはかなり満足できるモデル

 

それと唯一SNOOPYカスタマイズというのも、好きな方には大きな選択肢になるのではないかと思います。

 

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