Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~カメラ・オーディオ編~

2015年06月20日 07:00 by 君国 泰将
Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~カメラ・オーディオ編~
Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~カメラ・オーディオ編~

Xperia Zシリーズの最新モデル「Xperia Z4」をあますことなく紹介~カメラ・オーディオ編~

「Xperia Z」シリーズのフラッグシップモデル「Xperia 4」の詳細レビュー第二回目です。

 

今回は、カメラやオーディオ機能を中心に紹介します。

 

※記事は「Xperia Z4 SO-03G」を使用しています。発売中の端末とは異なる場合もあります。

 

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第一回目の記事はこちら

 

薄くても飛び出さないメインカメラ、進化したフロントカメラ

Xperia のウリの1つとなるのがカメラ性能です。背面の左上に一般のコンパクトカメラと同等サイズの1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサー Exmor RS for mobileを採用するカメラでGレンズのロゴマークと、1/2.3 20.7MPとのマーキングが入っています。

 

1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサー Exmor RS for mobileを採用したカメラ

1/2.3型の約2,070万画素のイメージセンサー Exmor RS for mobileを採用したカメラ

 

カメラ性能だけを比べると「Xperia Z3」と全く同じですが、「Xperia Z4」は本体が6.9mmと薄型化しているので、中身のカメラ部分の薄型化も相当大変だったようです。

 

「Xperia Z3」より薄型化しながらも、カメラ機能は維持

「Xperia Z3」より薄型化しながらも、カメラ機能は維持

 

ギリギリだった「Xperia Z3」の構造から、さらにカメラの周囲にあるカメラリングを取り除いて、背面のガラスに同化させるという方法でこの薄さを実現しているので、レンズは背面とフラットで意図しないレンズ部分の飛び出しもありません。

 

今回大きく進化したのは、フロントカメラです。最近ではすっかりセルフィー(自撮り)ブームですが、その流れにしっかりと乗って、「Xperia Z4」のフロントカメラは500万画素と高画質化したり広角25mmになって複数人でも映りやすくなっています。

 

フロントカメラは500万画素に広角25mmレンズ。自摂りにも便利

フロントカメラは500万画素に広角25mmレンズ。自摂りにも便利

 

し かも、解像感も増していますし、広角だとつい歪んでしまいがちな周囲もしっかりと抑えてあって、フロントカメラが今まで以上にかなり使えるものになっています。フロントカメラで撮影する時には、ブレ防止用に「0.5秒」、ポーズ撮影用なら「2.0秒」、ハンズフリー用なら「10秒」といった具合にセルフタイマーを使えるのでこれがまた便利です。

 

さらに、「Xperia Z4」のカメラアプリに新しくテーマにあわせて人の顔をアレンジえきる「スタイルポートレート」や、自分や友達の顔を合成して遊べる「ARマスク」が加わりました。

 

カメラアプリの「スタイルポートレート」や、自分や友達の顔を合成して遊べる「ARマスク」で、撮影がさらに楽しくなった

カメラアプリの「スタイルポートレート」や、自分や友達の顔を合成して遊べる「ARマスク」で、撮影がさらに楽しくなった

 

背面のメインカメラでもフロントカメラでもどちらでもアプリが使えるようになっているので、誰かと撮っても自分を撮っても予想以上に盛り上がって楽しめます。

 

高音質な音楽プレーヤーとして使えるオーディオ機能

オーディオ機能もさらに充実しています。まず、ハイレゾ音源に対応した当初(Xperia Z2)では、別途ポータブルアンプが必要でしたが、「Xperia Z3」からはヘッドホン出力でもハイレゾ音源が聴けるようになりました。

 

「Xperia Z3」からはヘッドホン出力でもハイレゾ音源が聴けるようになった

「Xperia Z3」からはヘッドホン出力でもハイレゾ音源が聴けるようになった

 

ここに関しては「Xperia Z4」も同じだなと思っていましたが、なんと同じヘッドホン出力対応でも、「Xperia Z3」では96kHz/24bitまでの対応だったのですが、「Xperia Z4」では192kHz/24bitまで対応しているので、購入したハイレゾ音源がより高音質で楽しめます。

 

192kHz/24bitまで対応で、ハイレゾ音源がより高音質で楽しめる

192kHz/24bitまで対応で、ハイレゾ音源がより高音質で楽しめる

 

さらに「Xperia Z4」では、Bluetoothで接続した際に、従来(SBC)の最大約3倍のデータを転送できる「LDAC」にも対応しました。

 

仮にハイレゾ音源をワイヤレスで聴こうとした場合、今までのSBCコーデックのBluetoothで転送してしまうと圧縮されて音質が十分ではないのですが、「LDAC」対応のワイヤレス機器と連携すれば、元のハイレゾ音源に限りなく近い高音質を楽しむ事ができます。

 

もう一つは、デジタルノイズキャンセリングのイヤホンを別途用意すると、イヤホンに付くマイクで周囲の騒音を拾ってその騒音を打ち消す逆位相の波を発生させて騒音をカットするという原理で、騒音を約98.0%もカットしてくれます。電車やバスで音楽を聴いていても、騒音を気にすることなく音楽が聴けるというスグレモノの機能です。

 

デジタルノイズキャンセリングのイヤホンを別途用意すると、騒音を約98.0%もカット

デジタルノイズキャンセリングのイヤホンを別途用意すると、騒音を約98.0%もカット

 

最後にもうひとつ、ハイレゾ音源もデジタルノイズキャンセリングも別途専用のイヤホンを用意しないといけませんが、一番気軽な機能が、ヘッドホンの音質補正です。

 

「Xperia Z4」では、この「自動最適化」をオンにしておくと、自動的に自分の使っているヘッドホンの出力特性を補正してくれるというスグレモノの機能です。めんどくさい設定なしに自動でいい音で聴けるようにしてくれるので、これならすぐに使い始められます。

 

自動的に自分の使っているヘッドホンの出力特性を補正してくれる

自動的に自分の使っているヘッドホンの出力特性を補正してくれる

 

これだけ音楽を聴くための機能がたっぷりはいってるのは、まさに「Xperia Z4」だからこそですね。

 

見えないところにも様々な改良ポイントが!

バッテリー容量は2,930mAhと、「Xperia Z3」よりも1,70mAh少なくなっているので気になるところですが、逆に言うと、本体の厚みを7.2mmから6.9mmへと薄型化した事で内部の体積はそうとうシビアになっているにもかかわらず、これだけの容量を載せたともとれます。

 

実際に「Xperia Z4」の分解した内部を見てましたが、もう本当に中身はぎっしり詰まっていて、バッテリーの専有面積が大きいかがわかります。

 

「Xperia Z4」の内部。バッテリースペースが一番大きい(※自分で分解したわけではありません)

「Xperia Z4」の内部。バッテリースペースが一番大きい(※自分で分解したわけではありません)

 

もちろん、ディスプレイをはじめとして各所に省電力化をすすめたことで、約17時間の長時間連続通話時間(3G)を保ちつつ、待機中の動作を制限して駆動時間を延ばせる「STAMINAモード」も使うと、さらに長持ちさせられそうです。バッテリーの実際の持ちは使うアプリにもよるので、これから使って試していこうと思っています。

 

ディスプレイをはじめとして各所に省電力化が行われている

ディスプレイをはじめとして各所に省電力化が行われている

 

最近のXperiaに入っている「シンプルホーム」もスマートフォンが苦手な人には便利なモードです。

 

画面を大きい四角いタイル状のアイコンにして、スマートフォンが苦手な人でも使えるようにするよという画面モードで、今回からさらに時計の文字が大きくなっ たり、文字サイズを変更できたり、背景の壁紙に家族やペットの写真を設定したり、シンプルでも思った通りにカスタマイズできるようになっています。

 

スマホが苦手な方にも使いやすいホームアプリ「シンプルホーム」も進化

スマホが苦手な方にも使いやすいホームアプリ「シンプルホーム」も進化

 

個人的にかなり感動したのは、「POBox Plus」です。新しい使い方として、ローマ字入力する時でも、フリックすることで英字の大文字と小文字を切り替えたり、数字や特殊な記号をすぐに入力できたりと、今までであれば一手間必要だった動作を省略できるので、楽にしかも高速に文字入力できます。

 

文字入力IME「POBox Plus」も進化。今まで以上に高速入力が可能になった

文字入力IME「POBox Plus」も進化。今まで以上に高速入力が可能になった

 

プロセッサーは、新しく64bitのオクタコアCPUを搭載して、パフォーマンスも3Dグラフィックもよりスムーズになりました。

 

しかし、LTEの高速化するカテゴリー6に対応して受信速度は最大225Mbpsの通信網に対応したり、Wi-Fiも高速技術のMIMOに対応したおかげで、外でも家でもアプリのダウンロードも動画視聴もスムーズになるなど、明らかに体感速度も違ってくる方が実際に使うには恩恵が大きいかもしれません。

 

プロセッサーは64bitのオクタコアCPUを搭載。スマホの体感速度も上がった

プロセッサーは64bitのオクタコアCPUを搭載。スマホの体感速度も上がった

 

自宅内でのワイヤレス通信が高速した恩恵は、PS4のゲームをネットワーク経由で遊べる「PS4リモートプレイ」にも現れていて、途中でカクつく事もなく、より安定した画質でプレイする事ができるというのも大きいメリットです。

 

「PS4リモートプレイ」も、より安定した画質でプレイが可能

「PS4リモートプレイ」も、より安定した画質でプレイが可能

 

他にも、ソニー製のBDレコーダーやnasneを録画したり視聴できる『TV SideView』アプリで、「500円」のプラグインが必要なく全機能が楽しめたり、フルセグも録画できるようになってたりと、細かくみると良くなっているところに気づきます。

 

気になるところとしては、カメラアプリを使っている時に温度が上昇して終了してしまう事があるところですね。他のアプリでも負荷が高いと背面の一部が熱を 持ってしまうのですが、カメラを使っていていいところで使えなくなるのがもったいないところ。プロセッサーの温度上昇はうまく改善というか回避されるアッ プデートが来ることを期待したいと思います。

 

トータルとしては思っていた以上に完成度が高く、「Xperia Z4」を使い出すと、すでに「Xperia Z3」に戻れなくなっているほどです。そう考えると、「Xperia Z」や「Xperia Z1」あたりから2年を経過した人からみると、バージョンアップしたポイントもたくさんあるので、買い替えタイミングとして考えてみるのもいいのではない でしょうか。

 

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