andronaviをリニューアルした理由

2015年10月29日 07:30 by 石田 信行
andronaviをリニューアルした理由

今回のリニューアルは先祖帰りです。
andronaviが生まれる前です。
 
いままでandronaviはアプリを中心に考えてきました。
誕生直後は、アプリマーケット(Google Playと同じもの)を目指し、その後、アプリレビューサイトに転身し、5年が経ちました。
 
なぜアプリだったのか。理由は3つあります。
 

 

1つ目は未来です。
スマホアプリの登場で、今までなかった便利な世界がたくさん手に入りました。
もちろんそれまでだってガラケーに便利な機能はあった。
でもやはりスマホが、静電容量タッチパネルを、GPSを、加速度センサーを意味のある技術にし、その大きな画面によって外でのインターネットブラウジング=大げさに言えば電脳化を可能にした。
どこにいてもググることのできるこの事実は、一気にリアルとネットを繋いでしまった。
スマホとそのアプリはそれらの技術を誰でも使えるものにしたんです。
 
 
2つ目は未来を担う人たちの関心です。
1つ目に書いたこと -革新的な技術を誰もが使えるようにしたこと- は、一部のエリートが世の中にデリバリーするという構図だったのか?答えは否です。
アプリはそのへんの高校生でも、2,3日頑張って勉強すれば作れます。
 
いま世界に何個のアプリがあるんでしょう?
一日に何個生まれて(は消えて)いるんでしょう?
そしてその中には大企業のつくったアプリではなく、まったく無名の個人やスタートアップベンチャーが作ったにも関わらず、あっという間にスタンダードになってしまうアプリがいくつもあります。ツイッタークライアントアプリなんてまさにそうでした。
 
埋もれてしまいそうになるキラリと輝くアプリ(or 開発者)を発見して、世の中に知らしめることがandronaviの一つの意義です。
 
 
3つ目は現実です。
スマホを買って何ができるのか?何をしたらいいのかわからない、というのが大半の人の現実です。
 
私は90年代後半にパソコンショップでアルバイトをしていた経験があります。
Windows95が登場し、98、98SE、2000(あとNTも)と続けざまにリリースされ、使いやすくなっていくOSによって、パソコンがプロの道具から家電になっていくさまを現場の末端で見ました。
だけど、そこに立って、最も多く質問されたことは、
「これ、みんなが買っているから買うんだけど何に使えるの?」
だったと記憶しています。
とりあえず年賀状、とりあえずメール、とりあえずインターネット……
パソコン雑誌が次々と創刊されました。
 
それと全く同じ光景を数年前に見ました。
つまりスマホを買ったら、「よくわからないけど、とりあえずアプリ」だったんです。
だからそれらの使い方をわかりやすく紹介するメディアが必要だった。
 
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