エイサーの本格的SIMフリー市場参入機種「Liquid Z530」は充実機能の格安スマホ

2015年12月08日 07:00 by 甲斐寿憲
エイサーの本格的SIMフリー市場参入機種「Liquid Z530」は充実機能の格安スマホ
「Liquid Z530」は充実機能の格安スマホ

「Liquid Z530」は充実機能の格安スマホ

日本エイサーのSIMフリースマートフォン本格参入となる第1弾端末「Liquid Z530」が発売になりました。

 

OSにAndroid 5.1を採用した5インチ画面サイズ端末だ。これまで、中古本販売チェーンのブックオフで「Liquid Z220」が激安1万円スマートフォンとして販売されてましたが、同社が量販店などで本格的に日本国内で販売するのは、事実上、「Z530」が第1弾となります。

 

それでは、エイサー渾身の日本市場参入モデル、「Liquid Z530」を詳しくレビューしていきましょう。

 

 

質感はしっかりしている

2万円代半ばで購入できるお手頃価格のSIMフリースマートフォンながら、しっかりとした質感に仕上がっています。サイズは約144mm×約70.3mm×約8.9mm。

 

同じ5インチの「NEXUS 5」と並べると、ほぼ同じサイズ(縦が少し長い)だということがわかります。

 

同じ5インチの「NEXUS 5」より少し大きいサイズ

同じ5インチの「NEXUS 5」より少し大きいサイズ

 

厚さもほぼ同じサイズだ

厚さもほぼ同じサイズだ

 

背面はヘアライン加工のバックドアとなっています。手触りもサラサラとした触り心地で、2万円代のスマートフォンという感じはしません。

 

背面には8Mのメインカメラ、下部には円形のスピーカーが配置されていて、デザイン上のアクセントとなっています。

 

背面は手触りサラサラなヘアライン加工になっている

背面は手触りサラサラなヘアライン加工になっている

 

裏蓋を外す(剥がすという表現の方が的確かもしれません)と、2,420mAhのバッテリーとmicroSDカードスロット、microSIMカードのスロットが現れます。

 

microSDカードとmicroSIMのスロットは同じ位置に重ねるように配置されています。バッテリーは着脱可能で、連続待受時間は約630時間、連続通話時間約12時間となっています。

 

バッテリーは着脱可能となっている

バッテリーは着脱可能となっている

 

音量キーは右側面上部に配置され、電源ボタンとイヤホンジャックは上部に、microUSB端子は底面に施されています。

 

音量ボタンは右側面上部に施されている

音量ボタンは右側面上部に施されている

 

ストレスない端末の挙動

「Liquid Z530」のスペックは決して高いものではありません。CPUにはMediaTek MT6735 クアッドコア(1.3GHz)を搭載、システムメモリーは2GB、内蔵ストレージは16GBとなっています。

 

プリインストールされているAndroid OSのバージョンは5.1。LTEの対応バンドは、B1(2.1GHz)、B3(1.8GHz)、B19(800MHz)、B21(1.5GHz)、B28(700MHz)。

 

試しにBIGLOBEのLTE対応SIMを刺してつかってみたところ、それほどストレスを感じない操作性とパフォーマンスを感じました。もちろん、ASUSの「ZenFone 2」のような高スペックな機種と比べればCPUの処理能力などの力不足を感じますが、ライトユーザであれば、普段使いで満足できると断言できます。「Liquid Z530」はコストパフォーマンスで購入すべきSIMフリースマートフォンと言えるでしょう。

 

ホーム画面(UI)については、非常にシンプルなものです。Googleの標準的なUIといって良いと思います。余計な演出やエフェクトは一切排除されています。これによって、そこそこのハードスペックであるにも関わらず、サクサクとした動作が実現できていると言えるでしょう。

 

Androidのバージョンは5.1(左)ホーム画面やUIは非常にシンプルなもので、快適な動作にひと役かっているようだ(右)

Androidのバージョンは5.1(左)ホーム画面やUIは非常にシンプルなもので、快適な動作にひと役かっているようだ(右)

 

パソコンから端末操作ができる

「Liquid Z530」にはユニークな機能が搭載されています。それが「Acer EXTEND」というパソコンとのリンク機能です。

 

通常のパソコンとのリンク機能と違うのは、「Acer EXTEND」はパソコンの画面上に「Liquid Z530」の画面を表示し、さらにパソコンの画面上で「Liquid Z530」の操作ができるという点です。

 

Windows PCに表示できる「Acer EXTEND」

Windows PCに表示できる「Acer EXTEND」

「Acer EXTEND」を利用してパソコンと接続するためには、パソコン側にも「Acer EXTEND」をインストールする必要があります。「Acer EXTEND」でパソコンの画面に映し出される「Liquid Z350」の画面は、端末側で操作すれば、リアルタイムに画面が表示され、縦画面、横画面に切り替えも可能。表示はフルスクリーンに切り替えることも可能です。

 

横画面にも対応。パソコン上からも操作可能だ

横画面にも対応。パソコン上からも操作可能だ

 

また、フロート機能という独自のマルチタスク機能も実装されています。フロートメモ、フロート電卓、フロートカレンダー、フロート通話があり、他のアプリを開いていても、通知バーから呼び出すことが可能です。

 

例えば、時刻表やブラウザーで情報をチェックしながら、プロートのカレンダーを呼び出して確認するといったような使い方も可能になっています。

 

マルチタスクなフロート機能も搭載している

マルチタスクなフロート機能も搭載している

 

この他にもハイレゾへの対応、DTSスタジオサウンドにも対応しています。スピーカーでも大音量で良い音に対応しているのも大きな特徴です。またフロントカメラが広角となっており、視野角が広いのでフロントカメラでも撮りやすく、音声で「セルフィー」と言うとフロントカメラに切り替わるという面白い機能を搭載しています。

 

指紋認証?と思いきや、じつはスピーカー

指紋認証?と思いきや、じつはスピーカー

 

このように2万円半ばながら、なかなか面白い端末です。ライトユーザにオススめの機種ですが、ハイスペックスマートフォンに慣れた上級ユーザも満足できるのではないかと思います。

 

いよいよ登場したエイサーの本気のスマートフォン、先ずは量販店などで手にとって試されてみてはいかがでしょうか。

 

「Liquid Z530」スペック

OS Android 5.1
サイズ 横70.3mm×高さ144mm×厚さ8.9mm、重さ約145g
CPU MediaTek MT6735(4コア、最大1.3GHz駆動)
メモリ RAM:2GB/ROM:16GB
メモリースロット microSDHC(最大32GB)
ディスプレイ 約5型HD IPS液晶(720×1280ピクセル)
バッテリー 2,420mAh
カメラ メイン:810万画素、インカメラ:810万画素
ネットワーク LTE:Band 1/3/19/21/28、W-CDMA:Band 1/6/9/19、GSM:850/900/1800/1900MHz

 

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