新型VAIO PhoneはWindows 10 Mobile搭載!SIMフリースマホ「VAIO Phone Biz」が登場

2016年02月05日 15:00 by 甲斐寿憲
新型VAIO PhoneはWindows 10 Mobile搭載!SIMフリースマホ「VAIO Phone Biz」が登場
「VAIO Phone Biz」が登場

「VAIO Phone Biz」が登場

VAIO株式会社は都内で2016年2月4日に発表会をおこない、Windows 10 Mobile搭載スマホ「VAIO Phone Biz」を発表しました。

 

VAIO Phone Biz」は、過去の「VAIO Phone」とは大きく異なり、Windows 10 Mobile OSを採用したスマートフォンとして誕生しました。さらにSIMロックフリーで対応バンドが広いこと、安曇野品質(生産は海外ODM企業)の製品であることが特徴になっています。

 

 

Windows 10 Mobile搭載

発表会ではVAIO株式会社の大田義実社長が登壇し「時代の流れとしてスマートフォン市場にどう対応していくのか、その答えとしてWindows OSとともに歩んできたVAIOは、Windows 10 Mobileを発表します」と自ら「VAIO Phone Biz」をアピールしました。

 

VAIO株式会社 大田義実社長

VAIO株式会社 大田義実社長

 

また、日本マイクロソフト株式会社の平野拓也社長も駆けつけ「VAIO Phone Bizの登場によって法人市場に新しい一手が加わる。非常に楽しみにしている。Windows 10 Mobileスマートフォンについては、法人のお客様からの導入の希望の声が多かった。ようやく、同製品の登場でこれに応えることができる。導入企業にセキュリティー対策や管理面でも大きなメリットになると思う。」と法人市場におけるWindows 10 Mobileスマホの展開について話しました。

 

日本マイクロソフト株式会社 平野拓也社長

日本マイクロソフト株式会社 平野拓也社長

 

続いて、法人向けの販売を行うNTTドコモ法人ビジネス本部長の髙木一裕氏も登壇し、「Windows 10 Mobileスマートフォン元年として、この市場をいち早くリードしたい。VAIO Phone Bizは、Continuumに対応したミドルスペッククラス導入の要望に対応できる。当社の「PREMIAM 4G」に対応したネットワークとの相乗効果に期待ができる」と「VAIO Phone Biz」への期待を語りました。

 

NTTドコモ法人ビジネス本部長の髙木一裕氏

NTTドコモ法人ビジネス本部長の髙木一裕氏

 

なお、先にも記しましたが、「VAIO Phone Biz」は法人販売としてNTTドコモ法人ビジネス本部、ダイワボウ情報システム株式会社が取り扱います。個人への販売は、直営オンラインストアのVAIO STORE、ビッグローブ株式会社、楽天モバイル、一部量販店取り扱われる予定です。発売時期は2016年4月を予定。市場想定価格は5万円台となっています。

 

発表会では「VAIO Phone Biz」を使ったContinuumのデモも披露された

発表会では「VAIO Phone Biz」を使ったContinuumのデモも披露された

 

仕事の「快」を追求した「VAIO Phone Biz」

VAIO Phone Biz」の大きな特徴は、Windows 10 Mobileスマートフォンとしてリリースされたということです。主に法人チャンネルでの展開を中心に想定しており、発売時期は2016年4月を見込んでいます。スマートフォン1台でデスクトップPCとしても利用可能な「Continuum」機能にも対応しており、「Office 365」や「OneDrive」「Skype for Business」「Exchange」「SharePoint」などマイクロソフトの企業システムと高い親和性を持つサービスも利用が可能です。

 

Windows 10 Mobileスマホとして登場する「VAIO Phone Biz」

Windows 10 Mobileスマホとして登場する「VAIO Phone Biz」

 

VAIO Phone Biz」は、アルミニウム合金削りだしによる高級感のある筐体に、5.5インチフルHDディスプレイ、Snapdragon 617オクタコアプロセッサを搭載しています。RAM容量は3GBと現在リリースされているWindows 10 Mobileスマホの中でも高い基本性能を誇ります。また、バッテリーは2900mAh。Wi-Fi 11ac、Bluetooth 4.0に対応しています。NFCは残念ながら省かれています。

 

なお、アルミニウム合金の削りだしの筐体は、質感だけでなく剛性も高められています。PC同様の高い品質と信頼性を保証するとして、VAIOの安曇野工場で全数検査の工程を経て出荷する「安曇野FINISH」も実施されています。

 

アルミニウム合金の削り出しの筐体は美しくも質実剛健だ

アルミニウム合金の削り出しの筐体は美しくも質実剛健だ

 

SIMフリースマホとして、対応する電波周波数帯にも注目です。対応LTEバンドは、1、3、8、19、21。ドコモ網(MVNOを含む)で利用できます。法人向けとしてドコモが扱うこともあり、ドコモが展開する4つのLTE周波数をサポートしているのは大きなポイントです。

 

FREETEL「KATANA 02」と比べると筐体サイズが大きいことがわかる

FREETEL「KATANA 02」と比べると筐体サイズが大きいことがわかる

 

SIMスロットはサイドからトレー式で挿入するタイプで、デュアルSIMの使用(スロット2はnano SIMとmicro SDカードの共有式)となっていますが、ダブルでの3G/LTEの待受や利用は出来ません。

 

SIMはサイドにトレーで差し込む

SIMはサイドにトレーで差し込む

 

PC市場では国内に多くのファンを持ち、その期待値が高かった「2代目VAIO Phone」ですが、「VAIO Phone Biz」は、その期待に応えることができる製品に仕上がっているようです。Windows 10 Mobileということもあり、個人ユーザは、ガジェットマニア層を中心に購買されるのではないかと予想されますが、その美しい仕上がり具合と完成度の高さで人気機種となりそうです。筆者も4月の発表が待ち遠しいと個人的に思っています。

 

「VAIO Phone Biz」スペック

OS Windows 10 Mobile
サイズ 横77mm×高さ156.1mm×厚さ8.3mm、重さ約167g
CPU Qualcomm Snapdragon 617(1.5GHz/4コア+1.2GHz/4コア)
メモリ RAM:3GB/ROM:16GB
メモリースロット microSDXC(最大64GB)
ディスプレイ 約5.5型フルHD(1080×1920ピクセル)
バッテリー 2,900mAh
カメラ メイン:1300万画素、インカメラ:500万画素
ネットワーク LTE:Band 1/3/8/19/21、W-CDMA:Band 1/6/8/11/19

 

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