

HT-03A
HT-03Aの価値は【持ち運ぶGoogle】!
【日本のアンドロイド初号機】
現在、スマートフォンとして使えるアンドロイド端末は、NTTドコモが発表した「HT-03A」だけです。
発表から既に7ヶ月近く経過している今、2009年はHT-03Aが日本のアンドロイド業界(?)を背負ってきたと言えます。
早速外箱から見て行きましょう。


箱の外観
ドコモ社のロゴ、プロシリーズであること、後は型番というシンプルな外観です。
「ホワイト」というカタカナ表記が微笑ましいです。


BOXオープン!
左側にわざと余白をとっているという、変わった配置です。


上からみたHT-03A
本体は全体に丸みを帯びていてかわいらしい感じです。「NTTdocomo」ロゴがさりげなく主張しています。


HT-03A背面
背面を見るとGoogleのロゴ。何だか意味も無くうれしくなります。


手のひらより薄いです。
こちらは横から見たところ。左側が端末の上側になります。
ロゴもそうですが全体的にコントラストを押さえたデザインになっています。


下からのアップ
本体の下部にはUSB接続端子があります。
ヘッドフォン端子としても使用でき。
ヘッドフォンを使用する場合、ワイシャツのポケットにいれる時は逆さまに入れることになります。


電池が2個
特筆すべきは電池が2個同梱されていることです。


持ち歩きよう?電池カバー
予備電池のケースまでついてきます。


付属USBケーブル
USBケーブルが付属しています。
本体の充電はPCにUSB接続して行うことを基本としているようです。


FOMA ACアダプタでも充電可能
PCに接続できない場合に備え、ドコモの電源アダプタ用の変換ケーブルも付属しています。


HT-03Aマニュアル
外箱と同じデザインのマニュアルです。
現在のところ日本語で書かれた唯一のアンドロイド携帯マニュアルということになります。
HT-03Aはドコモラインナップの中ではプロシリーズに属する端末です。
このシリーズのコンセプトは「先進テクノロジーを自在に操る。デジタルマスターケータイ」です。既存の携帯電話サービス以外のところを狙っているということがわかると思います。そのかわり、ワンセグ 、iモード、着うた、お財布ケータイなど、携帯電話ならあって当たり前のサービスがありません。「電話できる」以外に共通点がないという感じです。
【持ち運ぶGoogle】
では、なぜあえてHT-03Aなのでしょうか。
HT-03AはアンドロイドOSだということもあり、Googleのウェブサービスと簡単に連携することができます。


Googleのウェブサービス アイコン
PCで入力した情報をHT-03Aで簡単に参照でき、反対にHT-03Aで入力した情報がPC側に反映する、という世界を簡単に実現できます。携帯電話に予定を登録し、PCの予定表アプリに同じ予定を登録し、加えて職場のグループウエアにも同じ情報を登録...。こんな暮らしから脱出できるわけです。
あえて携帯電話独自のサービスに目をつぶりGoogleを中心に置くことで、どこからでも、どんなデバイスからでも同じように情報にアクセスできる世界を実現したのだと思います。


docomo PRO series HT-03A ブラック・ホワイト
必要な情報にいつでもどこからでもアクセスでき、それを仲間と共有できる世界。
携帯電話だけでは実現できない、PCだけでも実現できない世界をHT03-Aに触れることによって見ることができたのだ、と言えると思います。