“新感覚”をギュッと盛り込んだ、Android「Xperia」が登場~ブロガー向け「タッチ&トライ」イベントを開催~

2010年01月25日 18:43 by 福田智之
会場は多くの関係者、ブロガーでいっぱい。昼間の記者会見では入れなかった人もいた。

会場は多くの関係者、ブロガーでいっぱい。

賢い「Xperia」にブロガーは高評価。Android普及の大きな一歩となるか

1月21日(木)、NTTドコモとソニー・エリクソンは、恵比寿にあるウェスティンホテル東京において、Android搭載端末「Xperia」を4月から発売すると発表しました。

昼間に行われたモバイル関係者や報道向けの記者発表会は、会場に入りきらないほどの取材陣が押しかけ、注目度の高さを物語っています。続いて同日の19時から、同じ場所にAndroidアプリ関係者100名と、一般募集で集まったブロガー50名の計150名が招待されAndroid OS端末 Xperia X10タッチ&トライ」イベントが開催されました。


昼間の大盛況を受けたせいか、19時の少し前に開場。待ち構えていたブロガーら参加者により数十台用意された実機は占領状態になり、すぐtwitterで実況を開始している姿も見かけられました。

ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ株式会社の小林氏のご挨拶で開会。同社の横田氏より「Xperia」の特徴について解説が行われます。


「Xperia」のメイン画面。スッキリしたデザインに、美しいフォントが映える。

「Xperia」のメイン画面。スッキリしたデザインに、美しいフォントが映える。

その感覚、その体験、なにもかも、新しい。
というキャッチコピーで紹介が始まり、「Xperia」には3つのセールスポイント=“新感覚”の要素が込められていると述べました。


1) Entertainment ~音楽・映像・写真を自由自在に操れるエンターテイメント機能~


「Mediascape」で再生された音楽、動画、写真のファイル一覧は、単に再生リストを表示するだけではない。「最近表示」「最近追加」「お気に入り」「最も多く表示」「シャッフル」に分け、探しやすくなっている。

「Mediascape」で再生された音楽、動画、写真のファイル一覧は、単に再生リストを表示するだけではない。「最近表示」「最近追加」「お気に入り」「最も多く表示」「シャッフル」に分け、探しやすくなっている。

「Mediascape」は、楽曲配信サービス、動画共有サービスの「YouTube」、画像管理ソフトウェアの「Picasa」などの再生に対応し、手早く検索することができます。楽曲再生中には、そのアーチストに関する情報をケータイ内やwebからも簡単に検索。「Media Go」を使ってPCから転送もできます。


「YouTube」をHD表示で見ることができる。ディスプレイが美しいので、作品の見栄えまで良く感じる。

「YouTube」をHD表示で見ることができる。ディスプレイが美しいので、作品の見栄えまで良く感じる。


2) Photo Communication ~顔認識機能により、写真から始まる新感覚なコミュニケーションスタイル~


顔認証アプリは、“サイバーショット”で培ったソニーのお家芸のひとつ。さらに電話帳に登録している顔写真と連動して、通話やメールまで一連の流れで進めるのはスゴい。

顔認証アプリは、“サイバーショット”で培ったソニーのお家芸のひとつ。さらに電話帳に登録している顔写真と連動して、通話やメールまで一連の流れで進めるのはスゴい。

「スマイルシャッター」「顔認証」と、ソニーのデジタルカメラ“サイバーショット”で蓄積された機能を凝縮させた感じです。「電話帳」に登録した顔写真と連動し、撮影した写真に名前を表示することも可能。さらにそこからメールなど発信もでき、その賢さにはビックリです「Timescape」は着信、メール、SNS、音楽再生履歴を一覧できる便利機能。使用頻度は高いはず。


「Timescape」は「Xperia」が作動した履歴を一覧できる便利機能。メール受信、不在着信はもちろん、カメラ撮影、音楽再生、mixi、twitter、Facebookなどのやりとりも表示する。その履歴に指でアクセスすれば、即座に返信も可能。

「Timescape」は「Xperia」が作動した履歴を一覧できる便利機能。メール受信、不在着信はもちろん、カメラ撮影、音楽再生、mixi、twitter、Facebookなどのやりとりも表示する。その履歴に指でアクセスすれば、即座に返信も可能。


3) High-Spec ~その1台を手にするたび、誰もが驚かされる洗練された高性能スペック~


ハイスペック端末の特徴といっても、1枚のパネルでは説明できない。「iPhone」に対抗する端末として特記する事項として、「CPU」「ディスプレイサイズ」「googleサービス」「Androidマーケット」ということだろう。

ハイスペック端末の特徴といっても、1枚のパネルでは説明できない。「iPhone」に対抗する端末として特記する事項として、「CPU」「ディスプレイサイズ」「googleサービス」「Androidマーケット」ということだろう。

1GHzのCPUを搭載。多くのブロガーが「思ったより動く」という印象を持ったはず。iPhone3GS(3.5インチハーフVGA)を軽く超える、4インチワイドVGAサイズのディスプレイで、スペックではiPhoneに負ける要素が見当たらないほどの高機能を実現しています。また日本語入力には、ケータイで好評だった「POBox」を改良し、「POBox Touch1.0」として再登場。強力な日本語入力アシスト機能は、文字入力の手間を大きく削減します。


日本語のローマ字入力では、子音「t」を押すと、母音の「A」「I」「U」「E」「O」のキーサイズが大きくなり、入力ミスを減らす。また「ちゃ」などの変化にも備えて、「T」「Y」「S」「H」のキートップの文字は黒くなり、それ以外の文字はグレーダウンして目だななくなるよう、工夫されている。

日本語のローマ字入力では、子音「t」を押すと、母音の「A」「I」「U」「E」「O」のキーサイズが大きくなり、入力ミスを減らす。また「ちゃ」などの変化にも備えて、「T」「Y」「S」「H」のキートップの文字は黒くなり、それ以外の文字はグレーダウンして目立たなくなるよう、工夫されている。


多くの協力会社が「Xperia」を成功させようと仕掛けている


この発表のあと、日経BP社が主催するコンテスト「Android Application Award 2010 Spring」の紹介があり、賞の概要、エントリー受付中であることなどが報告されました。


発表会が始まり30分ほど過ぎて、喫茶や軽食の提供がありました。しかしブロガーの皆さんは、一心不乱に端末を操作する人、手持ちのiPhoneやHT-03Aと並べて写真を取りまくる人、twitterで情報を発信し続ける人と、ひたすら「Xperia」に向き合っていたようです。


会場内には、彼ら以外のゲストも多く呼ばれていました。会場中央には特製の「Xperia」用キャリングケースや、市販される付属品が並べられ、開発担当者やアクセサリーメーカーが説明しています。キャリングケースは本体色の白・黒に加えて赤色もあり、大変カッコ良い出来栄えです。気になるお値段は未定ですが、予価は「一般的なケータイの純正キャリングケースよりは高い」という程度とか。また予備バッテリーとそれを充電するセットの発売予定もあり、ここでも「iPhoneの上を行く」キメの細かなサービスが検討されています。


会場の外周にはアプリ開発メーカーや、著名な企業のコーナーが並んでいました。多くの会社が「Xperia」を成功させるべく組んでいることがわかります。

21時に会がお開きになる間際まで、ブロガー諸氏の人数は減りません。今日ここに集った全員が「Xperia」の、そしてAndroidの成功を願っているのだと深く感じるイベントでした。


「Xperia」の主な仕様