一般のケータイユーザでも「Xperia」を手にしたら“生活が変わる”5つの理由

2010年02月01日 09:53 by 福田智之
生活習慣が一新するかもしれない端末。それが「Xperia」。

生活習慣が一新するかもしれない端末。それが「Xperia」。

大げさではなく「Xperia」がライフスタイルを変えてしまうかも


今までスマートフォンを使ったことのない携帯電話ユーザが、何の情報もなくいきなり「Xperia」を使いこなすのは難しいだろう。しかし以下の“5つの機能”だけでも使おうと考えれば、案外ラクにこの機種と付き合えるのではないだろうか。
そして気がついたら、Xperiaにより毎日の生活が素晴らしいリズムで動いているかもしれない



ライフログアプリ「Timescape」で、自分の時間軸も管理できる。

ライフログアプリ「Timescape」で、自分の時間軸も管理できる。

(1) 「Timescape」はバラバラだった“行動履歴”を一本化する


「きょうは何のご飯を食べたか?」を記録に残し、思い出すことは、1日をムダに過ごさないための最初のテクニックでもある。メモ書きでもよいが、カメラで撮って残すと記憶が確かだ。自己啓発本ではよく、自分の生活データを残す習慣を薦めている。行動履歴を確認すると、クオリティの低い時間を過ごしていることに気づくからだ。


Timescape」機能は、友人や家族との通話やメール、twitter、mixi、facebookのカキコミ、撮影した写真、聴いた音楽などXperiaの動作履歴を1本のタイムライン上に表示するツール。文字通りこれを見れば「今日の行動」の流れを追うことが可能。


「そんなの今までのケータイだって見ることはできる」というかもしれない。メールの送受信履歴、通話履歴、データフォルダや各種ツールの使用履歴を追えば、同様のタイムスタンプは残っているだろう。しかしTimescapeというライフログアプリは、タイムスタンプとして可視化されたそれら複数の時間軸を1本にまとめてくれる。通話やtwitterを使うことが少ない人も、外出先でTimescape用の写真を残す習慣ができれば、それだけでも便利ではないだろうか。Xperiaを手にしたら、ぜひ寝る前に毎日Timescapeをチェックして、今日の出来事の再確認をしてみてはどうだろう。次の日の行動がきっとスムーズに進むはず。



ドコモ流で言えば“手のひらに家のPC”をのせて”という感覚で使おう。

ドコモ流で言えば“手のひらに家のPC”をのせて”という感覚で使おう。

(2) 「Mediascape」があれば、家にあるパソコンの役割は半減する?


音楽・動画・写真を管理するアプリ。従来のケータイでも一覧をサムネイル表示するが、ファイルを検索し再生するまでの機能だった。「Mediascape」では「Infinity」ボタンを押してネットにつなぎ、再生中のアーティストに関連する情報やミュージックビデオをXperia内やWEB上から簡単に検索できる。さらにYouTubeの高画質モードに対応しているので、家のパソコンで楽しむようなことが、外出した先のXperiaだけで済んでしまう。


もちろんキーボードを叩く用事ではパソコンにかなわないが、単に視聴するようなコンテンツや、ちょっとWEBをチェックする程度のことも多い。Xperiaがあれば、パソコンを使用する時間は間違いなく減少するだろう



「Cyber-shotケータイ」と同様の操作系を実現。まさにデジカメ並み。

「Cyber-shotケータイ」と同様の操作系を実現。まさにデジカメ並み。

(3) ソニ・エリケータイ+「Cyber-shot」=「Xperia」のカメラ機能


「コンパクトだけど、同じ800万画素のデジカメ持っているからXperiaは不要」というなら、そのコンパクトデジカメを片付けたほうがいいかも。ハード的にはもちろん、単体デジカメに匹敵するソフトを搭載しているので、「これ1つでいい」と思うだろう。


ソニーといえば「Cyber-shot」で培ったデジカメの資産がたくさんあり、Xperiaにもその機能が投入されている。なかでも「顔認証」技術を使った「スマイルシャッター」は有名だ。さらに電話帳に登録してある顔写真と照合して、写真に人名を表示させたり、その状態から電話の発信、メールができるなどの機能で単体のデジカメを凌駕している。


ケータイは苦手だった高速連写もXperiaは得意としている。1月19日に行われた発表会にはアプリメーカー等も招かれていて、そのなかに「スイング連シャー」(株式会社トリワークス)というゴルフ練習用のアプリの展示があり、ゴルフクラブのスムーズな軌道がパネルで紹介されていた。


本体横側にシャッターボタンがあり、長押しすることでカメラを起動。半押しすればフォーカスロック(一度合わせたピントを固定する機能)できるが、AFの追従速度もよく、ストレスを感じさせない使い心地に仕上がっている。デジタルズームは16倍まで可能。撮影モード、解像度、シーン、フォーカスモードの設定ができ(静止画時)、ソニー・エリクソン製のケータイに入っている機能と同等に感じられる。まさにソニーらしさが随所に現れていて、ファンにはたまらない仕様だろう。



日本語入力の賢さに定評のあった「POBox」。復活してくれて実に嬉しい。

日本語入力の賢さに定評のあった「POBox」。復活してくれて実に嬉しい。

(4) 「POBox Touch1.0」はケータイとスマートフォンの架け橋


「お」を入力するときに、「あ」を5回押すのが標準的なケータイの文字入力だったが、この端末はタッチパネルでボタンがなく、指を画面から何度も離すことは入力のスピードを遅くし、効率が悪くなる。そこで考えられたのが「フリック入力」という指をずらしながら入力する方法だ。iPhoneなどでは一般的に用いられているが、ケータイユーザーには馴染みがないだけに、乗り換えるにあたっては苦手とする人が多いと思われる。


そこで日本語入力には、ソニ・エリ発売のケータイで好評だった「POBox」を改良、パソコンのキーボードと同じローマ字入力方式に改め「POBox Touch1.0」として再登場させた。


日本語のローマ字入力では、子音「t」を押すと、母音の「A」「I」「U」「E」「O」のキーサイズが大きくなり、入力ミスを減らす。また「ちゃ」「っ」などの変化にも備えて、「T」「Y」「S」「H」のキートップの文字は黒くなり、押下される確率の低い文字はグレーダウンして目立たなくなるよう、工夫されている。また「つづけて入力」「記号アシスト」機能で画面を切り替えることなく、同じ文字や頻度の高い記号も打てるのは便利だ。


予測変換候補も賢く、ケータイからの乗り換えは最初が大変なだけで、慣れたら快適な入力感覚がつかめると思われる。文字入力の手間を大きく削減し、コミュニケーションツールとしてのXperiaの価値をさらに高めてくれるはずだ。しかしこれを使わずに「Simeji」をダウンロードし、フリックで入力するのも、もちろんアリだろう。



音楽・アプリを「ダウンロードして楽しむ」のがスマートフォンの使い方。

音楽・アプリを「ダウンロードして楽しむ」のがスマートフォンの使い方。

(5) 「mora touch」「androidマーケット」で、きっと長く使い続けられる


ケータイの買い替えは“2年縛り”が一般的になった。買ってみたが使いにくいからといって、放り出すわけにもいかない。ケータイからスマートフォンに移行するとき、躊躇する最大の理由はそこにあるだろう。しかし今までの検証の中で、扱いに困りそうな場面はあっただろうか。ケータイとの親和性を重視した設計がされているので、スマートフォンだからといって、身構える必要のない端末とご理解いただけたと思う。


最後に紹介するのは、「mora touch」「androidマーケット」といい、ケータイでは「着メロ」「アプリ」として提供されていた延長線上にあるサービスだ。どちらも用意されているコンテンツは莫大な数があり、到底飽きるものではない。付属品のインナーイヤー型マイク付きステレオヘッドセットで聴く楽曲は、まさに「ウォークマン」品質。アプリも「androidマーケット」には便利で楽しいコンテンツが登録され、あとはダウンロードするだけ。ご覧になっている「andronavi」でも、日々新着の面白アプリが紹介されているように、進化を続けているのはご存知のとおりである。



別売りホルダーや付属品も充実。手に持っているのは充電器。安心して長く使えそう。

別売りホルダーや付属品も充実。手に持っているのは充電器。安心して長く使えそう。

googleストリートビュー」など、他にも従来のケータイでは決して楽しめなかったコンテンツでいっぱいだ。この機種にハマっていろいろアプリをダウンロードし続けているうちに、大げさではなくXperiaがライフスタイルを変えてしまうかもしれない…。Androidには、そう思わせる端末の表現力と持ったときの充実感がある。