

PhotoSpeak
Android Application Award 2010 Spring
技術賞受賞作品
今回は、平面の顔写真を立体画像へと変身させていまうアプリ『PhotoSpeak』をご紹介します。
このアプリ、顔写真がただ立体的に見えるだけではありません。瞬きをしたり、上下左右を向いたりと、まるで生きているように動き出します。普通の顔写真が立体になって動き出す様子は、かなり不思議。職場でも自宅でも試しましたが、今までで一番盛り上がったアプリかもしれません。
アプリを起動すると金髪女性が登場します。画面に触れると触れた場所へ顔を動かします。良くできた立体画像だな~。と感心してしまいますが、平面の1枚の画像がもとになっています。このアプリは平面の顔写真から3次元CG画像を作り出すモーションポートレートという技術を利用して開発されているそうです。
百聞は一見に如かず、動画でご確認ください。
顔写真以外にも、アニメキャラクターやイラストも立体化することができます。ただし、デフォルメされたものや動物は認識させることができません。どこまでが認識されるのかを探してみるのも、このアプリの楽しみ方のひとつかもしれませんね。表示される条件は下記になっています。
理想的な顔写真の条件
- 正面を向いている
- 口を閉じている
- 明るすぎない、暗すぎない
- おでこが見えている
- メガネをかけていない

PhotoSpeak:画像の追加
画像の追加方法は2種類
立体化する画像の追加方法は2種類あります。左から2番目のカメラアイコンをタップして追加します。
- カメラ
カメラで対象を撮影して取り込みます。
- フォトギャラリー
過去に撮影した写真や保存してある画像から追加することができます。SDカード内にあるデータを引っ張ってくるのですが、事前にブラウザで立体化にしてみたい人物の顔写真を保存しておくといいと思います。ブラウザからの画像保存は、ブラウザ閲覧時に保存したい画像を長押しすると保存の選択画面がでてくるのでそこから行えます。
一度追加した画像は、一番左のアイコンから呼び出すことができます。


PhotoSpeak:音声設定
立体にするだけでなく、しゃべることも
下部バナーの中央の●を押すと録音画面に切り替わります。ここで録音した音声をしゃべらせることができます。音声は一番右のアイコンから設定できます。設定が済んだら▲の再生ボタンを押せばしゃべり出すのですが、口は開くだけでなく言葉に合わせて動きます。しかも、しっかりと白い歯までみえるのです。妙にリアルなので画像によっては恐怖画像になることも(笑)。
手順を復習
- ●を 押して録音
- 一番右のアイコンから音声を選択
- ▲を押して再生


PhotoSpeak:アクセサリー
アクセサリーを装着
画像をダブルタップするとアクセサリーを付けることができます。今のところできるのは3種類です。
- めがね
- サングラス
- アフロヘアー
かなり偏ったセレクトになっていますが、今後のバージョンアップでこのアクセサリーのバリエーションが増えるとうれしいですね。

PhotoSpeak:アクセサリーコレクション
iPhoneにも同じアプリがあり話題になっています。基本的な機能は同じなのですが、iPhone版にはYoutubeへの投稿機能がついます。バージョンアップしてAndroid版にも投稿機能がつくといいですね。