

本体の箱
巷はiPadで盛り上がっていますが、Android OS搭載端末のタブレット端末「Archos(アクロス) 5 Internet Tablet」を紹介します。
Archos5は、2009年9月16日に発売開始されました。現在ではBIGLOBEモニター端末、ウィジェット対応フォトフレーム、SmartQ5、その他 電子ブックリーダー等、様々な端末にAndroid OSが載っていますが、その中でも非常に早い時期に販売されたAndroid端末です。
テレビも見られるAndroid端末


Archos5とXperiaの大きさを比較
Archos 5の「5」は5インチを表しています。Xperiaが4インチ液晶ですから比較すると左のような感じになります。PS3を連想させる形で横が丸くなっており、手に持ちやすい形状です。
フランスが本社のArchos社は世界各国に代理店を持っているのですが何故か日本だけ販売ルートがなく日本ではあまりメジャーでない端末となっています。
Archos 5には、ハードディスクモデル、SSDモデルの2種類がありますが、今回レビューするのはSSD32M版です。
主な特徴
- Android OS1.6
- 日本語表示は設定で変更可能
- 日本語入力はSimeji等ソフトをインストールする事で使用可能
- 143,2×78,8×10,4mm
- 800×480pixels、4.8″TFT LCD
- カメラなし
- GPS搭載
- FMラジオ
- 電話機能はなし
発売当初、OSは1.5でしたが現在バージョンアップして1.6となっています。
開封
HT-03Aの箱はいわゆる携帯の箱といった感じでしたが、海外製品は梱包にこだわっていますね。


箱は横から開けるタイプです。上段にデバイスが入っており、中にケーブルや説明書が入っています。
本体
正面を見てわかるのですが、ハードウェアボタンがありません。「BIGLOBEモニター端末」の記事を見ていただくとわかりますが、「BIGLOBEモニター端末」にはハードウェアボタンが3つついていましたが、Archos5ではハードボタンがない代わりに、画面左上にホーム、画面右上に戻る、メニューのソフトウェアボタンがあります。
また、サードパーティ製も含め色々なソフトがプレインストールされています。一番下の段が、Archos社で作製されたソフトウェアとなっており。下段に表示されている点が「BIGLOBEモニター端末」と似ていますね。


画面上部に「ホーム」や「メニュー」などのボタンが配置されている。
本体の上側面には、音量ボタンと電源ボタンがあります。


本体上部
下側面は、一番左に、Micro-SDHCリーダ、次にArchos社から出ているアクセサリ(Mini Dock等)と接続するための専用コネクタがあります。右の方の穴はマイクです。


本体下部
本体の右側面は、ヘッドフォンジャック、USB接続口があり、左側面には何もありません。


本体右側面
背面からスタンドが出て自立します。スタンドが付いてるので、デスクに置いてもよし、台所に置いてもよし、色々な場所へ持って行きたくなります。


本体スタンドで自立する。
付属のプラスチックのスタンドも付いていますが、立てながら充電はできません。


付属のスタンドで自立させる事も可能。
付属品
USBケーブル、指紋取りの布、Archos5本体、イヤフォン、プラスチックスタンドが同梱されています。


付属品一式。
説明書等
説明書は色々入っています。すべて英語で書かれています。スタートアップマニュアルは入ってますが、ユーザマニュアルは、Archosの中にPDFとして入っています。


説明書一式。
アクセサリ Mini Dock
Mini Dockはアクセサリセットで販売されています。 Archos 5 サイトを見るとわかりますが、TVとの接続等に力を入れています。このあたりを見るために、Mini Dockも入手しました。


アクセサリのMini Dock。
Archos5単体ですと、充電はUSBケーブルのみでしたが、Mini Dockを使用すると、コンセントから直接充電が可能になりますので便利です。


Mini Dock箱の裏側。
電源ケーブル(USB)、Mini Dock本単、国別コンセント形状アダプタが3つ(1個は既に電源に指しています)、S-VIDEOケーブル、USBケーブル、ビデオケーブルが入っています。S-VIDEOケーブルによりTVやモニターと接続できます。


Mini Dock一式(右)と説明書(左)。
Archos 5とMiniDockをつなげたところ、この状態では自立しません。自立させるにはArchos本体の、スタンドを出す必要があります。


本体とMini Dockを接続。
感圧式Android端末の中では、使いやすい端末
ARCHOS5はBIGLOBEモニター端末と同様に感圧式ですが、もたつく時もありますが、現在入手している感圧式のAndroid端末の中では一番感度が良く非常に使いやすい端末です。 OSも比較的安定しており、通知バー等かなりのカスタマイズをしているにも関わらず、Android OS 1.5から1.6へのバージョンアップが行われる等、 Archos社はAndroid端末に非常に力を入れています。
さて、このArchos社から新製品の発売が予定されています。名前はArchos 7 home tablet、Archos 8 home tabletです。名前そのままで7インチモデルと8インチモデルです。
- Archos8 Home Tableは、2010年5月発売
- Archos7 Home Tableは、2010年4月発売
Archos 7はもう発売寸前です、Archos 5 の品質が良かったのでこちらも大注目しています。