「春のiPadレビュー&スマホ祭」で実感したUstreamの実力

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Ustream中継はノートパソコンとビデオカメラがあれば、誰でも簡単にできる

Ustream中継はノートパソコンとビデオカメラがあれば、誰でも簡単にできる

最近、とかく話題になっているネットサービスがUstreamだ。誰でも手軽にネットを使って生中継をできるとあって、利用者や閲覧者が急増している。2月にはソフトバンクがUstream社に出資をすることを発表。ソフトバンクでは、決算会見や新入社員向けの会社説明会、さらには「S-1バトル」や同社がスポンサーとなっている「沖縄国際映画祭」でも積極的にUstreamを活用している。


Ustreamの魅力は何といっても手軽に配信できるという点だ。ノートパソコンとカメラ、マイクと通信回線さえあればすぐさま番組を配信できる。Macbookならカメラとマイクは内蔵されているし、iPhoneであれば通信回線も含まれている。Android用のアプリももちろんマーケットに公開されている。アプリを落としておけば、どこからでも配信ができる。


UstreamでiPadの魅力を伝える

iPhoneとiPadの大きさ比較。是非iPadのレビューをUstreamで行いたかった

iPhoneとiPadの大きさ比較。是非iPadのレビューをUstreamで行いたかった

そんなUstreamの実力を再認識させられたのが「春のiPadレビュー&スマホ祭」という番組を4月5日(月)に実施したときだった。4月3日(土)にアメリカ・ハワイでiPadを購入。買った3時間後には空港に行って日本に帰国。成田空港に着いて雑誌の撮影を終えた直後にライターの三上洋さんから一本の電話をもらった。「明日、iPadのレビューをUstreamでやりませんか?


iPadは実際に触ってみると、そのデザイン性の高さにほれぼれし、使ってみると大画面によって実に快適に操作できるのに驚いてしまう。是非ともこの感動をテキストだけでなく動画で伝えたいという思いを抱いていた。そんな時に三上さんからのお誘いを受けたので、すぐに快諾したのだった。


しかし、実際に番組を配信するとなると、必要となってくるのが場所の確保。Ustreamを配信してくれる三上さんをはじめとするスタッフ(もちろん、ボランティア。4月2日(金)に開催したSIM LOCK in Japanにも協力してくれたメンバー)も数名いるし、やるからにはオープンにしてユーザーの人も参加できる環境を提供したかった。電話をもらったのは日曜の夜だったので、月曜日朝からめぼしいところと交渉を開始。しかし、「今晩、場所を貸してくれ!」といきなりお願いしても、OKをもらえるところはほとんど無く、一時は延期も考えた。しかし、三上さんが無事に秋葉原にあるレンタルスペース「IT・レンタルーム秋葉原」と交渉を成立させ、なんとか開催にこぎつけた。


実際のiPadレビューの様子

実際のiPadレビューの様子


だが、もうひとつの課題として「いまさら、iPadでいいのか」という疑問もあった。すでに多くのiPad購入者がアメリカからUstreamレビューを実施済み。さらには5日夜には日本でも複数の人がUstream中継を行うことが予想されており、なんとか番組としての「差別化」が必要ではないかという結論になった。


話題の最新Android端末が集結!

そこで、5分ほど頭をひねって考えたのが「いっそ、気になるデバイスを全部集めてしまえ」ということだった。iPadだけでなく、日本でもこれから気になるデバイスが続々と発売される計画だ。というわけで、KDDIとソフトバンクモバイルの広報さんに緊急のお願いをして、KDDI初のAndroid搭載端末となる「IS01」とWindows Mobile搭載の「IS02」、ソフトバンクモバイル初のAndroidスマートフォン「HTC Desire」を一晩だけお借りすることになった


話題のAndroidデバイスも一挙集結。比較レビューを実現した

話題のAndroidデバイスも一挙集結。比較レビューを実現した


当日は20時からの番組開始を予定していたが、実は18時から自分は横浜で別件のインタビュー取材をこなさなくてはいけないことをすっかりと忘れており、その日に気がついてインタビュー後に慌てて横浜から秋葉原に向かうも15分ほど遅刻してしまった。しかし、スマートフォンにとても詳しく、ライターとしても活躍されている方がうまい具合に場をつないでもらい何とか無事に放送ができた。番組自体はUstream中継に加えて、ニコニコ動画でも放送を実施。3300名を超える視聴者に来てもらうことができた


今回の件で本当に驚いたのがわずか1日でここまでのイベントが実施できてしまうのか、という点だ。場所をはじめ、放送に必要なスタッフ、発売前の端末があっという間に揃ってしまった。本当にご協力してもらった方々には感謝したい。また、Ustreamという手軽に多くの人たちに配信できるプラットフォームも改めてその実力に感動した。


わずか1日で本格的な自主放送の番組が実施できた

わずか1日で本格的な自主放送の番組が実施できた


Android端末からもUstream動画の作成は可能

UstreamはAndroid端末からも動画の閲覧、及び公開が可能だ。動画再生用のアプリ「Ustream Viewer」は、iPhoneでも大人気のビューワアプリで、Android版が昨年11月にマーケットに公開された。さらに、「Ustream Broadcaster」というアプリをインストールすることで、Android端末で撮影した動画をリアルタイムでウェブに公開することができる(ただし、HT-03A端末には対応しているが、Xperia端末には4/12現在未対応のようだ)。


これまでは動画を配信しようと思っても、設備が大変だったり、実際に見てもらうには告知もなかなか行き届かないなど、多くの人に見てもらうには相当な苦労が必要だった。しかし、Ustreamに加えて、Twitterを組みあわせれば、すぐさま視聴者を引きつけることも可能だ(もちろん、番組として面白くなくてはいけないのだが)。カメラ内蔵のスマートフォンが今後も続々と登場すると、さらに「個人放送局」が爆発的に増えてくることが考えられるだろう。一度やると、ちょっと病みつきになりそうな楽しさがUstreamにはあるかも知れない。


※本記事中に掲載の写真素材(一部除く)、及びリンク先のUstream動画は、ライター・三上洋さんよりご提供いただきました。


「春のiPadレビュー&スマホ祭」動画へのリンク

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