「Android Application Awards 2010 Spring」開催!大賞は「tWakeUpCallMaker」

2010年06月25日 17:37 by いのたしん
「Android Application Awards 2010 Spring」開催

「Android Application Awards 2010 Spring」開催

日経BP社ITproが主催する、優秀なAndroidアプリケーションを表彰するアワード「Android Application Awards 2010 Spring」(以下A3)の表彰式が、6月24日、ソニービル(東京・銀座)コミュニケーションゾーン「OPUS(オーパス)」にて開催された。


優れたAndroidアプリを表彰!340作品がエントリー

A3はAndroidアプリケーションの開発を加速させることを目的に、優れたアプリケーションの表彰を行うもの。ソニー・エリクソン・モバイルコミュケーションズとNTTドコモが特別協賛している。


A3 2010 Spring:受賞者が勢ぞろい

A3 2010 Spring:受賞者が勢ぞろい


2009年12月1日よりアワードに参加するアプリケーションの募集を開始し、最終的に340作品がエントリー。表彰式当日は最終ノミネートに残った17作品の開発者らが会場に集った。


「A3」の企画意図等を述べたITproディレクターの林哲史氏

「A3」の企画意図等を述べたITproディレクターの林哲史氏

開式に先立ち、主催者を代表して日経BP社 コンピュータネットワーク局長補佐 ITpro ディレクターの林哲史氏が挨拶。


「Androidはオープンなソフトウェア開発プラットフォームで、さまざまなアプリケーションをモバイル端末で動かすための基盤。我々も情報提供に努めてきた。皆さんと一緒にAndroidを盛り上げ停滞しがちな社会産業・情報産業の起爆剤になればと思い、このアワードを企画した」とアワードの主旨を説明。


その後各賞の発表へと移った。


小山薫堂氏、伊藤裕子さんも特別審査員として参加

発表は4つの部門賞「グローバル賞」「学生賞」「ルック&フィール賞」「技術賞」受賞作品を発表・表彰した後、優秀賞・大賞作品を発表するという流れ。優秀賞は当初2作品の選出予定だったが、審査員の要望により3作品に増やされるというサプライズもあった。


「学生賞」の発表の際には放送作家・脚本家であり今回特別審査員を務めた小山薫堂氏がビデオレターで出演。「短い開発期間にもかかわらずクオリティの高い作品が多く集まり驚いている。Androidは今後多くのスマートフォンやデジタル機器に導入されると聞いており、また自由な発想をアプリという形にしやすいので、いろいろな面で期待できる」と、Androidへの期待を述べた。


小山薫堂氏もビデオレターで出演(左)女優の伊藤裕子さん(右)

小山薫堂氏もビデオレターで出演(左)女優の伊藤裕子さん(右)


「ルック&フィール賞」の発表の際には、同じく特別審査員を務めた女優の伊藤裕子さんが表彰式に登場。今回Xperiaを使ってみたそうで「難しいのかと思ったら、意外と使いやすかった。ブログ用の写真を撮るので携帯電話を選ぶときはいい画像が撮れるものを選んでいるが、Xperiaはすごく画像が見やすくてキレイ」との感想を披露。


審査に関しては「自分が身近に使ってみたいもの、デザイン性の高いもの、(操作が)難しくなく日常的に簡単に使いこなせるものを選んだ」と、自分の感覚を大切にしつつ受賞作品を選定したと説明。その結果「ルック&フィール賞」には高橋憲一氏制作「つぶやき文庫」が選ばれている。伊藤さんは「つぶやき文庫」について「画面にタッチすると(表示されている)文字がわーっと(画面上に)飛び散って、次の画面に移るのを大変ユニークに感じた。Twitter上に小説があるというのも今回始めて知ったが、面白くてどんどん読んでしまった」とコメントした。


アイディアの面白さが光った「tWakeUpCallMaker」

そして注目の大賞は、タオソフトウェア制作「tWakeUpCallMaker」が受賞。目覚まし時計の作成アプリで、作成した目覚まし時計アプリはメール添付などで他ユーザに送付できるというものだ。選定理由について審査委員長である丸山不二夫・日本Androidの会会長は「見かけは単純な目覚ましアプリに見えるが、利用者がアプリを作成し、それを他の人に送ることが可能。そのアイディアがAndroidらしくて面白い。またデザインもかわいらしくて好印象だった」とした。


タオソフトウェアの谷口氏は「全く(受賞を)予想していなかった。単純な目覚まし時計ソフトではなく、Android上でAndroidソフトを作ってしまうというもの。『そういうことができるのか?』という疑問から作り上げていったので、その部分を評価していただけて嬉しい」と受賞の感想を語った。ちなみに賞金の100万円は「貯金します」とのこと。


大賞を受賞したタオソフトウェアの皆さんと丸山・審査委員長(写真右)

大賞を受賞したタオソフトウェアの皆さんと丸山・審査委員長(写真右)


最後にA3の総評が行われ、審査員を務めたITジャーナリストの林信行氏は「今回はすばらしい技術力の作品が多かった。だが他のスマートフォンのアプリを見ていると、今のトレンドは技術を使ってコーディングすることではなく、いかにブラッシュアップしていくかに向いている。ユーザや市場分析をしつつブラッシュアップしていけば、胸を張って世界に出られるアプリケーションが登場すると思う」とコメント。応募アプリのさらなるレベルアップを期待した。


ITproでは今後個人のアプリケーションマーケットへの登録代行サービスを展開するなど、Android開発者の支援を行なっていく。また「Android Application Award 2010 Winter」の開催も決定。新たにKDDIも特別協賛に加わり、引き続きAndroidを盛り上げていく考えだ。


受賞作品一覧


作品名 作者(敬称略)
大賞 tWakeUpCallMaker タオソフトウェア
優秀賞 フォントロイド アスカラボ
はてなモノリス はてな
待ちぴったん ANALOG TWELVE
グローバル賞 PICT RHYTHM テックファーム
学生賞 通話履歴カレンダー João Orui氏
ルック&フィール賞 つぶやき文庫 高橋憲一氏
技術賞 PhotoSpeak モーションポートレート


A3 2010 Spring 最終ノミネート作品一覧などの情報はこちら

Android Application Awards 2010 Spring特集ページ