

Camera Illusion: リアルタイムでエフェクトかけながら撮影!!
カメラアプリの多くは写真を撮影してから指定したエフェクトをかけるような仕組みになっていますが、それではなかなか思っていたような明るさや色味で撮影することって難しいですよね。特にエフェクト数が多く、複雑な表現になればなるほど、写真を撮影するその時々にどのような写りになるかを知っておきたいもの。
今回はたくさんのエフェクトの効果を確認しながら撮影できるカメラアプリ『Camera Illusion』をご紹介します。
ランダムエフェクト or 自己流エフェクト、どっちにする?
このアプリを起動すると、まずはじめに画面下部左右にサイコロと星、カメラのアイコンが表示されます。アイコンはそれぞれ、
- サイコロ:ランダムでエフェクトをかける
- 星:自分でエフェクトを指定する
- カメラ:シャッター
となっており、画面をタップすることでオートフォーカスでピントを合わせることもできます。
カメラアイコンをタップして写真を撮影すると、3つのアイコンの真ん中に最新の撮影写真が表示され、1タップで確認することができます。


Camera Illusion: サイコロアイコンをタップするとランダムでいろんなエフェクトがかかります。
写真の確認画面では撮影した写真の共有や破棄ができますが、“Share”で共有を選ぶと画像を扱えるアプリが一覧で表示されるのでメール送信やウェブでの共有もその場で簡単にできます。


Camera Illusion: 撮った写真をすぐに共有!!
撮影画面の星アイコンをタップする以外にも、端末のMENUボタンを押してメニューを表示させて“Illusion”をタップしてもエフェクトの選択ができるようになっています。
エフェクトはFilter、Effect、Maskの組み合わせによって設定します。


Camera Illusion: エフェクトを選んでいるこの画面の状態でもエフェクトを指定するとプレビューになるので、エフェクトを確認しながら指定もでき便利です。
Filter、Effect、Maskを選択するとそれぞれ沢山の効果が選択できるようになっています。これらをすべて試すだけでも非常にバリエーション豊かな写真が撮れるであろうことは想像に難くないですね!“Filter”は色や描画の感じが変わるもので、“Effect”は写真そのものの変形、“Mask”というのはフレームのようなものです。


Camera Illusion: いろんなエフェクトを試して素敵な写真を撮りましょう!
ここでいくつかのエフェクトをご紹介したいと思います!
下のキャプチャの左の画像は、パソコンのキーボードを撮影したものですが、“Effect”でshortを選択したことによってグニャッと変形しています。“Filter”でchalkを選んだので黒板に書いたような感じにもなっていますよね。真ん中と右の画像はそれぞれ“Mask”を指定してあげたので、フレーム内に写真が収まるようになっています。
これらのエフェクトは“ok”ボタンを押すことで確定され、撮影画面でも同じようにプレビューでエフェクトがかかった状態で撮影することができます。


Camera Illusion: 同じアプリとは思えないバリエーションの豊かさ!勝手にマスキングしてくれてキレイです。
ちょっと珍しい設定項目
撮影画面でメニューを表示させ、“Settings”を開くと、撮影画像のサイズ変更やオートフォーカスなどの設定ができます。


Camera Illusion: 画像サイズは4種類から選択可能。
この設定画面で少し珍しいな、と感じた機能が2つほどあるのでご紹介します。
まず、“Save html ASCII art”という項目にチェックを入れて、エフェクトの“Filter”をascii artにすると、撮影した画像が保存される際に一緒にアスキーアート(文字記号で白黒の絵のように表現する方法)のhtmlファイルが保存されます。人の顔をアスキーアートで表現しているのをネットで目撃することがたまにありますが、このアプリでもそのデータが作れるなんて面白いですよね。
もう1つ、“Debug mode”にチェックを入れておくと設定されている画像サイズと撮影時のfps値(frame per second)が表示されます。fpsの値を表示させておくと、アプリが重くなってしまっているときなどに分かりやすいです。


Camera Illusion: fpsの数値が小さいときは処理が遅くなってしまっている可能性があります。


Camera Illusion: 自分でMaskを作ってみるのも楽しそう!!是非、チャレンジを!
最後に、撮影画面のメニューから“Help”を表示すると、このようにアップデート情報や、ちょっとした撮影のヒントが表示されます。
先ほど紹介した“Mask”は自分で用意したものでも所定のファイルに保存することで使用できるようです。PCなどでフレーム画像を作り、写真を当てはめたいところを透明にして.pngファイルで保存すると使用可能になります。(このアプリ自体は横画面表示もできますが、自作Maskを使用する祭は必ず縦画面表示でないといけないようです。)
無料アプリにも関わらず、ここまで色んなエフェクトが加えられることは正直すごいと思います。エフェクトもカッコいいし、実際に使っていてもすごく楽しいです!まだエフェクトがかけられるカメラアプリを使用したことがない方も、他のアプリを愛用中の方も是非一度お試しあれ!!
それでは今回はこの辺で。ご紹介はオクトバでした!