Android端末なう:013「LYNX」 兄弟機との比較からキャリアによる特色をみる

2010年07月26日 15:03 by タオソフトウェア谷口岳
NTTドコモの3機種目となるAndroid端末「LYNX」が発売

NTTドコモの3機種目となるAndroid端末「LYNX」が発売

2010年7月23日(木)、NTTドコモより3機種目となるAndroid端末「LYNX」が発売されました。 6月30日にauから発売された、シャープ製の端末IS01と同等の機種です。また、シャープから直販されているJN-DK01という同等端末もあります。


このように同じ端末が複数のキャリアから発売された、初のAndroid端末となります。最初はAndroid端末を発売するのであれば違う物にして欲しいと思っていましたが、入手してみると同じ端末であるためにキャリアによる特色がよくわかり非常に勉強になりました。


色を見てみると、IS01がライトブルーと黒、LYNXは赤と白、JN-DK01はブラウンと色が違いますからすぐに分かります。今回も発売日に購入をいたしましたので、早速レビューをします。以下2点の過去のレビューをご覧になると、より理解が深まるのではないかと思っております。


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外箱

Xperiaの時は派手な外箱だったのですが、HT-03Aと同等のドコモ共通の箱となっています。


LYNX:外箱

LYNX:外箱


いたって普通です。普通の段ボールに包まれており、2段構成で、下段にケーブル類や説明書類が入っています。


LYNX:開封

LYNX:開封


本体

光が反射してわかりにくいのですが、中心にNTTドコモのロゴが彫り込まれています。その右に充電、着信時に光るランプが付いています。黒色はわかりませんが、入手した赤端末は表面がつるつるしています。 IS01とJN-DK01では謎のバーコードが貼られていましたが今回は特に見当たりません。


上面

LYNX:上面


裏と表とわかりくいですが、下の画像は裏面です。上の中央付近にカメラがあり、左端にストラップを付ける穴があります。下面にMicroUSB端子、イヤフォン接続端子、赤外線と並んでいます。IS01では電池カバーに説明書きシールが張ってあったのですが、そのような物はありません。綺麗につるつるです。


LYNX:裏面

LYNX:裏面


バッテリーカバーを外したところで、電池の写真です。写真左上に空いている穴はリセットボタンです。このボタンを押す事でリセットできます。


LYNX:電池パック

LYNX:電池パック


バッテリーを外した写真です。左側にSIMを差す場所があります(少し引き出した状態の写真です)その上にSDカードが入ります。 SDカードは2Gの物が付属してました。


LYNX:バッテリーを外した様子

LYNX:バッテリーを外した様子


中心から、赤外線ポート、マイク、MicroUSB端子、平型イヤフォン端子です。USB端子の形状は、IS01とJN-DK01はもちろんXperiaやDesireと同じ形です。現在日本に出ているAndroid端末ではHT-03Aのみ異なる形状になります。色々な形ですとケーブル類や充電機類の使い回しが大変ですからこの形状は非常にありがたいです。


LYNX:赤外線ポート、マイク、MicroUSB端子、平型イヤフォン端子

LYNX:赤外線ポート、マイク、MicroUSB端子、平型イヤフォン端子


左側面と右側面は何もありません至ってシンプルです。


LYNX:左側面(左)と右側面(右)

LYNX:左側面(左)と右側面(右)


左上から電源ボタン、ホームボタン、スピーカー(横長のへこみ)、トラックボール、戻るボタン、メニューボタンです。下段には、LYNXの文字とSH-10Bの文字が見えます。


キーボード配列は、IS01やJN-DK01と同じなのですが、キートップに書かれているフォントが異なり、またALTやSHIFT等のボタンに書かれているラベルはLYNXの方が大きい文字となっています。


LYNX:キーボード

LYNX:キーボード


ここで、3兄弟の違いが大体わかりましたので、まとめてみます。下から、IS01、JN-DK01、LYNXと重ねてありますが、LYNXだけ左隅にストラップフォールがあるのが分かります。またカメラのデザインも微妙に違います。


IS01、JN-DK01、LYNXの3機種比較裏面

IS01、JN-DK01、LYNXの3機種比較裏面


また、赤外線ポート部分のデザインも違います。IS01とJN-DK01は蓋を開けやすいように、指が引っ掛かる形状になっており、その中に赤外線ポートが存在します。 LYNXでは指をひっかける部分は非常に小さくなっており、赤外線ポートが裏面から見れるようになっています。


3機種の赤外線ポート部分の比較

3機種の赤外線ポート部分の比較


液晶部分を見てみると、右上のコーナー部分のデザイン、インナーカメラの位置が微妙に違うのもわかります。また、キーボードの部分の外枠もへこんだ形にしてある等、同じ端末だけに違いを見せる工夫が随所に見られます。


LYNXとIS01、開いた所にもデザインの違いがある

LYNXとIS01、開いた所にもデザインの違いがある


付属物

PC用microUSBケーブルと、充電用microUSB変換アダプター(NTTドコモ電源と接続できるタイプのケーブル)、写真にはありませんが、microSDカード2G (買ったときに本体に入っています)が付いていますが、「試供品」扱いです。全て試供品扱いではありますが、現状のドコモユーザにとっては、今まで使っていた電源が使えるので、家ではコンセントから、職場ではPCから充電といった使い方ができ、非常に便利です。金曜にケーブル持って帰るのを忘れて、土日電池切れで使えないなんてことがなくなります。


LYNX:コード類

LYNX:コード類


取り扱い説明書です。


LYNX:取り扱い説明書

LYNX:取り扱い説明書


CDも付属していました。USBドライバーと、USBドライバーインストールマニュアル(PDF)が入っています。


LYNX:USBドライバーと、USBドライバーインストールマニュアル(PDF)が入っているCD

LYNX:USBドライバーと、USBドライバーインストールマニュアル(PDF)が入っているCD


その他、Bluetooth、MicroSDカード、充電用microUSB変換アダプター、PC用microUSBケーブル等の取扱い説明書が付いています。


LYNX:その他取扱い説明書

LYNX:その他取扱い説明書


今回のレビューでは、IS01、JN-DK01との違いに主眼を置いてレビューを行いました。発売前に触る機会があり、基本的に違うのはプレインストールソフトだけという認識でしたが、今回じっくりと比較をしてみると外見が結構異なっており驚きました。


さて、今回LYNXを買うにあたりよく「2台同じような端末を持っているのに買うんですか?」と聞かれました。Androidの受託開発をしている会社としては、開発するソフトが日本の端末できちんと動作することを保証する必要があります。またキャリアのルールにより同じ機能でも微妙に異なっていたりしますので、動作確認は元より、毎日使って端末自体の特性を理解する必要があるため入手しています。従いまして今後も、日本で発売される端末はもちろん特徴あるデバイスは入手いたします。入手しましたらまたレビューを行います。


LYNXとIS01とJN-DK01

LYNXとIS01とJN-DK01


10月にはNTTドコモから新しいAndroid端末がリリースされると発表されています。ソフトバンクからも9月下旬以降にAndroid端末を出すという発表がされており、auも2機種目を出すと発表しています。IS01という同型機が既にリリースされているといった非常に不利な状況で発売されたLYNXですが、色が赤い事もあり、私は非常に気にいっています。


電話だけを使う携帯とデータ通信をする端末としてLYNXを使用する、といった2台持ち体制でしばらくいきたいと思っています。