

体重管理くん:ポップアートを思わせるUIデザインがGOOD
みなさん、ダイエットってしていますか?「体重は気にしているけど、なかなかできない!」、「カロリー控えているけど、どこまで控えたらいいのかわからない」、「運動しているのでお腹が減る」などなど、うまくいかないっていうのが現実ではないでしょうか?
今回ご紹介する『体重管理くん』は、ダイエットでの一番の疑問点である「摂取していいカロリー量」や、「自分の肥満度合い」が一目でわかるという優れもののアプリです。
早速、登録してみよう!
まずは、起動画面の一番下にある「USER PROFILE」をタップすると登録画面へ移動します。デフォルトだと、表示は「inch/lb」になっています。さて困った。身長・体重といえば、センチメートル・キログラムでしかわかりません。どこかのサイトで調べて変換しようかと思いつつ、再度画面を見ると「SAVE」の隣に「cm/kg」という表示がありました!「cm/kg」の表示をタップすると表示が「inch/lb」から「cm/kg」へと切り替わります。お馴染みのセンチメートル&キログラム表示になるので、体重・身長・性別・年齢と入力してください。


体重管理くん:SAVEの隣にあるcm/kgをタップするとcm/kgに。また、inch/lb表記をタップするとinch/lbに自動計算で変更される
ちなみに、センチメートル&キログラムで入力していても、「inch/lb」をタップすることでインチ&パウンドへと自動計算してくれます。これは便利。
入力した数値でOKなら「SAVE」をタップ。するとTOPへ戻り、先程入力した数値が記憶されます。これで入力は全て終了。早速チェックしてみましょう!
BMIを確認しよう!
ところで、BMI(ボディマス指数)ってご存知ですか?BMIとは体重と身長から肥満度を算出できる数値です。BMIが18.5未満は「低体重」、22が「標準体重」、25以上で「標準以上」、30以上になると「肥満」と言われています。ちなみに算出式は「現在の体重(kg)÷現在の身長(m)の二乗=BMI数値」となっていますが、このような計算を手動で行うのは面倒ですよね。


体重管理くん:起動画面からBMIをタップすると、体重と身長が表示されている画面が出てきます
そこで『体重管理くん』の本領発揮です。起動画面の一番上にある「BMI」をタップすると、先程入力した体重と身長が表示された画面へと切り替わります。「GET RESULT」というボタンをタップしましょう。すると自動で計算が行われ、現在のBMI数値が表示されます。


体重管理くん:アイコンの表示には変化なく、文字はnormal。標準でした(ほっ)
数値の上にある文字もRESULTからnormal(標準体重)へと変化しました!現在の体重が標準なのか、そうではないのかがわかります。
肥満度の表示は、under、normal、over、obesityの4段階。また文字とともにイラストも変化し、現在の自分の状態が文字とイラストの両面から知ることができます。
under(低体重)の場合です。人の体形がほっそりして痩せています。少し頼りない感じです。


体重管理くん:underの場合の表示画面
over(標準以上)の場合はお腹がポッコリ。可愛らしいイラストですが、少し太り気味です。今ならまだ間に合います。


体重管理くん:overの場合の表示画面
obesity(肥満)の場合です。某タイヤメーカーのキャラのように愛らしいですが、危険な状態。現実と向きあおう!


体重管理くん:obesityの場合の表示画面
一目でわかるのでとても便利ですが、提示される現実が怖いです。ポッチャリとしたイラストは可愛らしく見えますが、数字は可愛くありません。危険を感じたらすぐに行動ですよ!
続けてBMRも知ろう!
BMR(基礎代謝量)というのは、人間が何もしていなくても生命を維持するのに必要なカロリー消費量のことです。その算出式は先程のBMIよりも複雑になっています。
- 女性のBMR算出式
BMR=655+(9.6×体重(kg))+(1.8×身長(cm))-(4.7×年齢)
- 男性のBMR算出式
BMR=66+(13.7×体重(kg))+(5×身長(cm))-(6.8×年齢)
あぁ、ややこしい。先程よりも複雑ですが、やはり、こちらも一発で変換をしてくれます。


体重管理くん:起動画面のBMRをタップすると、画面が切り替わります。登録した情報がここでも表示されています
BMRの文字をタップすると、最初に登録した体重・身長・年齢が表示されている画面へ切り替わります。すると登録した数字と共に赤文字で0000の数値が4つ並んでいますね。BMRは一週間のうちにどれくらい運動しているかによって変わるので、上から「no execise(運動していない)」、「sports 1-3days/week(週に1日から3日)」、「sports 3-5days/week(週に3日から5日)」「sports 6-7days/week(週に6日から7日)」と、それぞれの運動量に応じた消費カロリーが表示されるのです。


体重管理くん:ふむふむ、なるほどこれだけカロリーを消費しているのですね
操作は簡単。BMIの時と同じように「GET RESULT」をタップするだけ!これだけで、先程の複雑な計算式を一瞬にやってくれ、さらに運動量によって変わる算出式も同時に計算を行ってくれます。上の画面を見ていただくとわかりますが、運動量や筋肉量が多いとたくさんのカロリーを消費するので、維持に必要なカロリーは多くなりますね。ダイエットをしている人・痩せたいと考えている人は、この必要カロリーよりも摂取カロリーが下回れば効率よくダイエットを行えますよ!
あ、この必要カロリーは一食あたりではなく、一日あたりの総摂取量ですのでお間違いなく!
「体重管理」という名前ではありますが、このアプリは実際はBMIとBMRの計算ツールです。体重変化の記録も同時にできれば便利かなと思いましたが、『NumRecorder』などのレコーディングアプリと併せて使うと良いのかもしれません。
<総括>
BMIとBMRを自動で計算してくれるアプリです。自分の肥満度が一目でわかったり、食事などの際に一目でBMRがわかるのはうれしいのではないでしょうか!?効率よいダイエットを行う。自分で意識して痩せていくには心強いアプリだと思います。でも、自前の体重計を持っていないと継続は難しいかな?
スペシャリストもおすすめ!


伊藤和磨さん
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BMIとBMR。この二つの意味が直ぐに分かる人は、結構な身体マニアと言えるでしょう。被験者のBMI(ボディマス指数)とBMR(基礎代謝量)の値を出すのは、専門家でもちょっと面倒に感じるものですが、『体重管理くん』を活用すれば、誰でも簡単に値を求めることができます。これらの値を把握すれば、現在の身体組成のレベルと、目指すべき身体組成のレベルが一目瞭然になります。運動療法と食事制限の効果を推し量るツールとして、是非活用してもらいたいアプリです。 |