

Touiteur Premium: アカウント毎に色分けすれば、TLは1つでOK。
Twitterが国内で流行し出してからしばらく経ちますが、最近ではツイートの発信元がスマートフォンのアプリになっているユーザーがだんだん増えてきたように思います。私も公私で複数のアカウントを管理するようになってからは、切り替えの簡単さや手軽さからスマートフォン経由でツイートする機会が増えました。個性的なアプリが増える中、どれが一番自分向けのクライアントなのか悩む日々が続きます。
今回は数あるTwitterアプリの中から、複数のアカウントを使用していて、それらのTL(タイムライン)を同時に表示させたいユーザーにおすすめのクライアントアプリ、『Touiteur Premium』をご紹介します。
色分けで複数アカウントのTLを見分ける!
最初にひとつ注意点が。『Touiteur Premium』を使用するためには、先に無料版の『Touiteur (Twitter)』をインストールしておく必要があります。無料版は複数アカウントやウィジェット機能には対応していません。
それではまず、アカウントの登録から。本アプリは複数のアカウントを同時に表示することができるので、初期起動画面で1つ目のアカウントを登録してTLが反映されたら、以降は端末のMENUボタンから“Settings”を開き、一番上の“Manage Accounts”をタップして“Add Account”からアカウントを追加することができます。


Touiteur Premium: 私が使っているアカウントを全部登録してみました。4つは多い?
この状態でTLに戻ると、全てのアカウントのTLが一括で表示されてしまって、どれがどのアカウントのTLなのかを識別する術がなくなってしまいます。そこで、この画面から各アカウント名をタップして識別用の色を設定しておくことをおすすめします!色はかなり細かく設定できます。色分けをした場合、TLの左端に細い線で色がつきます。これで複数アカウントのTLを1つの画面で確認できますね。


Touiteur Premium: 私は紫、赤、緑、青の4色で色分けしてみました。
また、アカウント別にTLを表示させたい場合は、画面下方のメニューバーの“More…”から“Switch View”をタップし、個別に表示させたいアカウント名を選択します。これで、そのアカウントのTLのみを表示させることができます。
TLの表示画面下方には「Mentions」や「Messages」などの各操作のメニューが並んでいますが、このメニューも“Switch View”で個別のアカウントを選択中は、そのアカウントの情報だけを表示させるものになります。


Touiteur Premium: “Select Account”のポップアップで“View all”のボタンをタップすれば一括表示のTLに切り替わります。
『Touiteur Premium』からつぶやきを投稿する方法は、先ほどのメニューバーの”More…“から“New Tweet”を選択するやり方の他に、アプリ画面上部にある“touiteur”と表示された部分をタップして入力フィールドをスライドダウンする方法があります。ちょっと分かりにくいですが、こちらの方が簡単です。
また、自分自身のツイートもアカウント毎に設定した色分けで分かりやすく表示されるので、どのアカウントでどのような発言をしたのかを見分けるのが簡単です。


Touiteur Premium: 入力画面はスライドダウンさせて表示します。
TLに表示される各ツイートをタップするとすぐ下にメニューが出てくるので、そこから返信やRetweetなどのアクションを行います。ツイート内のURLを開く“Links”をタップすると、専用ブラウザ(Cui Cui Browser)が起動しURLにアクセスできます。ブラウザは外部のものを使用することもできますが、専用ブラウザを起動した方が表示速度は速いそうです。右端にある“More…”をタップすると、ツイートしたユーザーのプロフィールの確認やDM送信ができるようにもなっています。また、@Mentionが含まれるツイートに返信しようとすると、どのアカウントへの返信にするかを選択する画面が表示されるので、必要なユーザーのアカウントだけを選択できます。
複数アカウントで『Touiteur Premium』を使用している場合、入力フィールドの左下の自身のアカウントアイコンが表示されているところでアカウントの切り替えが行えます。全アカウントのTLを一括表示させている場合と1つのアカウントのTLのみを表示させている場合の両方において、入力フィールドのアカウントは前回発言したアカウントのままになっているので、つぶやくときはアイコンに気をつけてください。


Touiteur Premium: @Mentionの選択ができるのは場合によってはとても便利です。つぶやき時はアカウントに注意です。
ウィジェットの操作方法
『Touiteur Premium』には、ウィジェットが用意されています。ウィジェットのサイズは4×1、4x×2、4×3の3種類です。サイズを選んだあとにウィジェットの説明画面が表示されます。内容は以下の通りです。
- 表示されているツイートをタップ:『Touiteur Premium』を起動
- 左下のスペースをタップ:新規ツイート
- 中央のスペースをタップ:TL更新
- 右下のスペースをタップ:TLのスクロール


Touiteur Premium: つぶやくだけならウィジェットから行えます。
各種設定
アカウントを追加したときに表示した“Settings”画面(端末のMENUボタン⇒“Settings”)では、他にもアプリ全体の細かい設定を行うことができます。その中でもアプリの使い易さを高めたい方には“Preferences”に含まれる3つの項目をカスタマイズしましょう。


Touiteur Premium: 設定画面
“General”ではブラウザ、Retweet機能、@MentionのTLへの表示/非表示の設定や位置情報取得のオン/オフ、ウィジェットの自動スクロールのオン/オフ、キャッシュの消去などが行えます。
“Notifications”では、マルチタスクで『Touiteur Premium』をバックグラウンドで起動している際の通知に関する設定や未読ツイート数の表示/非表示の切り替え、バイブレーション、LED点灯、着信音のオン/オフが設定できます。
“Customize”ではインターフェイスで使用されるフォントやカラーなど視覚的な要素の設定が行えます。
複数のアカウントのTLを同時に表示させられる『Touiteur Premium』、始めは少し操作に手間取りましたが、慣れてくるとメインのクライアントにしてもOKという印象です。自分に合ったTwitterクライアント探しをされている方は、ぜひ本アプリもお試しください。
それでは今回はこの辺で。ご紹介はオクトバでした!