

NAVITIME ドライブサポーター:起動画面
電車やバスなどの乗り換え手段、グルメや観光情報など、日常のちょっとした移動や旅行などにも欠かせない情報を提供してくれるNAVITIME(ナビタイム)のカーナビ版『NAVITIME ドライブサポーター』がリリースされました。
Android端末がカーナビになるというのだから、実際にドライブしながら本アプリを試してみました。
※レビューは2010年9月17日現在のものです。画面イメージは最新バージョンと異なる場合があります。
会員登録をしよう
『NAVITIME ドライブサポーター』を使用するには、GPS機能は必須となるので、アプリを起動する前にGPS機能はオンにしておきましょう。アプリを立ち上げると、タイトル画面の後、しばらくすると現在地周辺の地図が表示されます。
また、アプリの様々な機能を利用するために、PCの「NAVITIMEドライブサポーター」への登録が必要となります。まずは「PC-NAVITIME」への登録をしてください。登録には月額315円(税込)が必要となります。

NAVITIME ドライブサポーター:メニュー画面からログインしよう
ドライブルートを設定しよう
ログインしたら、メニュー画面を確認しましょう。
- 現在地
- ピンを置く
- ルート検索
- メニュー
「現在地」は文字通り現在地を表示します。「ピンを置く」は目的地等を設定する時に使用します。「ルート検索」は、目的地までのルートを検索・表示します。メニューは、様々な情報の検索や設定が行えます。
では、ドライブルートの検索・設定を行いながら、各種機能を紹介していきます。ドライブルートの設定方法はいくつかありますが、わかりやすい「ルート検索」で設定してみましょう。

NAVITIME ドライブサポーター:メニュー(左)からルート検索画面へ(右)
ルート検索画面上の「S」がスタート地点の設定、「G」が目的地点の設定です。その他、出発日や出発時刻、「検索条件」からは「渋滞考慮」「スマートIC考慮」などが設定できます。設定は各項目をタップして行ないます。まずは「S」をタップしてみましょう。
画面にはさまざまな地点検索項目がでます。
- 周辺スポット
現在地周辺の駐車場・ガソリンスタンド及び、観光スポットなどの登録情報から地点検索 - 履歴
過去に設定した地点の履歴から検索 - 自宅
自宅登録や、自宅登録を行っている場合は、地点に自宅を設定できる - My地点
自分のよく使う場所や、お好みの場所などを地点登録できる。また、登録済みの地点を検索できる - 住所
住所から地点を検索 - カテゴリ
遊ぶ、お買い物、グルメ、おしゃれ、温泉、病院、観光といったNAVITIMEでカテゴリ登録されている地点を検索 - 駐車場検索
駐車場を検索 - ガソリンスタンド検索
ガソリンスタンドの検索やガソリンの相場などを検索できる


NAVITIME ドライブサポーター:地点検索画面(左)カテゴリ検索画面(中)全国のガソリン相場画面(右)
ドライブは自宅からの方が多いと思いますので、自宅を登録しておきましょう。登録方法は、地点検索画面の「自宅」から登録できます。自宅をスタート地点に設定すると、登録した自宅にピンが置かれた画面になります。
ピンの上の吹き出し文字をタップすると、登録された住所周辺の天気やスポットなども検索できます。スタート地点にセットする場合は、「ルート設定」をタップしましよう。ここで出発地に設定をタップすれば、スタート地点の設定は完了です。


NAVITIME ドライブサポーター:ピンの上の吹き出し文字をタップしても、様々な設定が行える
同様に目的地点を設定します。今回は江ノ島海岸に行ってみようと思いますので、カテゴリから検索してみます。カテゴリ→旅行/観光→自然→海とタップし、住所から絞っていきます。神奈川県は3件の海が登録されていました。あとは、スタート地点同様に目的地に設定してください。
また、吹き出しをタップで表示される情報画面の右上にある星マークをタップすると、My地点登録が行えます。一度登録をすれば、何度も検索する必要がなくなるので、今後も行く可能性のある地点は、どんどん登録しておきましょう。


NAVITIME ドライブサポーター:目的地を住所から検索(左・中)星マークをタップで、My地点登録できる(右)
出発地や目的地、出発日の設定等が終わったらルート検索画面の「検索」ボタンをタップ。有料道路、一般道路、距離を優先した順で検索結果が表示されます。画面上部のタブをタップすると、それぞれの所要時間や距離、CO2の排出量、有料道路を使用する場合は、その料金まで表示されます。非常に便利です。
ここで「ルート」ボタンをタップすれば、ルートの詳細が確認できます。「地図確認」をタップすると地図上でルートの確認ができます。「音声案内開始」をタップすればルート案内が開始されます。


NAVITIME ドライブサポーター:ルート検索結果(左)地図確認タップ(中)で、地図上でルートの確認ができる(右)
また、現在実施されているETC割引等にも対応しています。出発日時が土日をまたぐ場合は、有料道路のタグをタップすると、「ETC」というボタンが表示されます。この「ETC」のボタンをタップすると、ETC割引適応料金が表示されます。


NAVITIME ドライブサポーター:ETC割引料金も確認できるスグレモノ!
実際に使用してみよう!
それでは、実際に『NAVITIME ドライブサポーター』を使用して、ドライブしてみたいと思います。自宅から江ノ島までのルートを登録して、愛車にAndroid端末をセットします。
ルートが設定済みの場合は、メニューから「ナビ開始」ボタンをタップしても、ルート案内は開始されます。


NAVITIME ドライブサポーター:端末の上にあるのは、標準搭載のカーナビ(左)いよいよドライブ開始(右)
今回は車に搭載されているカーナビは消して、Android端末だけを見てドライブしました。さすがに画面は小さいですが、見にくいという事はありません。車が交差点やジャンクションに差し掛かると、通常のカーナビと同じように、右上に標識などが大きく表示され、ルートを確実に示してくれます。画面下には到着予定時刻も表示されるので、通常のカーナビと比較しても機能的には大差はありません。


NAVITIME ドライブサポーター:運転しながらでも十分認識可能な画面(左)交差点等では、ルートを拡大表示(右)
そして、ついに江ノ島到着!ルート案内の通りに来たので、到着して当たり前かもしれませんが、Android端末に案内されたと思うと、なぜか感動したりします。


NAVITIME ドライブサポーター:ついに江ノ島に到着!
ドライブ中のナビゲーションの様子を動画撮影したので、こちらも参考までにどうぞ(動画の録音状態が悪く、音声案内は含まれていません)。
※レビュー記事内のキャプチャ画像は開発中のアプリを使用しているため、一部実際のものと異なります。
<総括>
『NAVITIME ドライブサポーター』は機能が非常に多彩な「カーナビ」アプリ。普通のカーナビと比べても、一般的な機能は遜色がないので、車にカーナビを搭載していない方は十分利用価値があります。自転車に搭載して使用しても、使い勝手が良いアプリだと思います。


リビング編集部 ざきさん
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出発地と目的地を設定したら、音声案内がスタート。私が試した日は、関越道で4km・110分の渋滞が発生。そんな渋滞情報も考慮して、有料道路・一般道のルートをナビしてくれました。スマートフォンだと画面は小さいものの、ガソリンスタンドや駐車場などの周辺情報もバッチリ対応。 |