

Pure Calendar widget (agenda): 各種カスタマイズ自由自在!
スケジュール管理ウィジェットを選ぶ基準のひとつに、見やすさや全体のデザインの良さがあると思います。
今回はウィジェットのサイズや洗練されたテーマの種類が豊富なアプリ、『Pure Calendar widget (agenda)』をご紹介します。カスタマイズ項目、他アプリとの連携も多い盛りだくさんのスケジュール管理ウィジェットです。


Pure Calendar widget (agenda): ウィジェットのサイズの種類も豊富
設定する項目の多さに驚き!その分だけこだわれる!
『Pure Calendar widget (agenda)』はアプリ一覧からアプリを起動しても英語で書かれた長い説明が表示されるだけです。使用するにはウィジェットの設置から始めます。
ウィジェットのサイズは非常に豊富。ホーム画面の空きスペースや、1度に表示させたい予定の個数などを考慮してサイズを選択できます。サイズは以下の10種類より選択可能です。
- 2×2 / 2×3 / 2×4
- 3×2 / 3×3 / 3×4
- 4×1 / 4×2 / 4×3 / 4×4


Pure Calendar widget (agenda): カレンダーの基本設定を行います
サイズ選択が終わったら、ウィジェットの詳細設定画面が表示されます。ここからは少々英語力を必要とするので、苦手な方はやや苦労する部分があるかもしれません。設定画面はタブで分かれています。
まず、基本的な設定になる“General”タブから。“Main options”の一番上のアプリケーション選択では、ウィジェットそのものをタップした際に起動するアプリを“Stock Google calendar”以外の“Calendar Pad”や“ジョルテ”から選択できます(あらかじめそれらのアプリがインストールされている場合に限ります)。
ウィジェットのカレンダーは手動で更新することもできますが、“Select update frequency”から自動更新の頻度を決められます。最短で15分、最長で12時間という間隔で自動更新できます。
“Date and time format options”では日付と時間の表示設定を行います。年/月/日/曜日の表示順や、時間を12時間/24時間のどちらを表示させるかなど、細かい設定ができます。
“General layout options”ではテキストサイズの設定と、1つの予定に対して最高何行まで表示できるようにするかを1~4の数値から選択します。
“Advanced layout options”は手動更新ボタンや簡易スケジュール追加ボタンの有無、当日と翌日の日付を表示させる代わりに“今日”と“明日”を使用するなど、より詳細な設定が行えます。
次は“Calendar”タブです。ここでは同期されているカレンダーからどれをウィジェットの表示に反映させるかを選択します。他にも、選択されたカレンダーからどの期間を表示するかを選択できます。
期間は1日~6ヶ月から選べますが、ウィジェットのサイズと登録されているスケジュールの数によっては6ヶ月にしておいても数週間分しか表示されないこともあります。あくまで、最大でどのくらい先の予定まで表示させたいか、を選択するものだと考えてください。“General”と“Calendar”まで設定しておけば、ウィジェットは問題なく使用することができると思います。


Pure Calendar widget (agenda): ウィジェットに表示させる予定の期間などをここで設定します
続いての“Tasks”タブでは、“Astrid”、“gTasks”、“GotToDo”、そして“TouchDown”といったToDoリストアプリとの連携についての設定が行えます。
そして右端の“System”タブでは、アプリを常に起動させるようにする設定や、スクロール機能を有効にする設定ができます。(スクロール機能を使用するには『ADW Launcher』か『LauncherPro』のインストールが必要)。設定が終わったら一番下の“Continue and skin”をタップします。


Pure Calendar widget (agenda): 外部アプリとの連携の多いウィジェットです
デザインもこだわる
設定画面の“Colors”タブではテキストの色を細かく設定することができます。色は一覧から選択できますが、“Use color picker”を使用して自由に色を作ることも可能です。色彩にこだわりたい人でも満足できると思います。ここで設定した色は全て後から変更できるので、先に全体のテーマを設定して、それに合わせた色を選ぶのがおすすめです。


Pure Calendar widget (agenda): 全体のデザインと相性の良い色を探してみてください
テキストの色を選択後“Continue and skin”ボタンをタップすると、テーマ選択の画面に切り替わります。見本が左端に表示されていますが、はじめは“-Internal-”というテーマ以外インストールされていません。使用したいテーマが決まったらそのテーマを長押ししてメニューから“Install”を選択します。すると“On server”となっていた右端の表示が“Installed”になり、さらにもう一度メニューから“Select”を選択すると“Applied”という文字になります。
選択したテーマのメニューから“Transparency”(透明度)を調整すると、ホーム画面の背景の上に透明感のあるウィジェットを設置できます。テーマが決定したら“Save and exit”ボタンをタップして終了です。


Pure Calendar widget (agenda): ウィジェット全体のテーマにこだわりたい方も納得の品揃え
設定が終わった後のウィジェットを見てみましょう。画面いっぱいに4×4のウィジェットを置いた場合と、小さめのサイズのウィジェットを置いた場合では雰囲気がかなり違います。テーマのデザインの違いでもホーム画面の印象は大きく変化します。テーマによってウィジェット内に表示される各種ボタンのデザインも少しずつ変わっていますが、基本的には右上のボタンが設定画面の表示ボタン、その左隣が新しい予定の追加ボタンです。
また、『ADW Launcher』でスクロール機能をONにすると、本来なら1つしか予定が表示できない4×1のカレンダーでも、デザインが少し崩れてしまってはいますが、複数の予定を表示させることができました。


Pure Calendar widget (agenda): 右の画像のウィジェットがホームアプリ『ADW Launcher』と連携したものです
多様なカスタマイズが行える『Pure Calendar widget (agenda)』、いかがでしたか?多くの外部アプリと連携しているところが本アプリの大きな特徴の1つなので、使っているアプリとうまく連携している方には、利用する価値が高いと思います。
私は『ADW Launcher』を使用しているので、スクロール機能が使用できるようになって非常に便利でした。ウィジェットのサイズ、デザインもいろいろと試せるので、ホーム画面の背景が変わってもそれに合ったウィジェットが作れるはずです。設定が少々大変ですが、ぜひ頑張ってみてください。
それでは今回はこの辺で。ご紹介はオクトバでした!