Android ケータイを買ったら・・・この5アプリをインストール!:010 【ホームアプリ編】

【ホームアプリ編】に登場するアプリのアイコン
記念すべき第10回目となりました本特集、今回は【ホームアプリ編】と題してお届けしていきたいと思います。
端末の電源を入れて一番はじめに現れるホーム画面は、まさに端末の顔。壁紙はもちろんのこと、お気に入りのホームアプリを使いたいですよね。自分に合ったホームアプリを設定すれば、端末の使い勝手もグッと向上するはずです。そこで、今回もandronaviで過去に紹介してきたアプリの中からホーム画面に関係するアプリを厳選の上、改めて5つご紹介したいと思います。
もはや定番になりつつある大人気のホームアプリから、ホームアプリを簡単に切り替えるアプリまで一気にご紹介します。それでは早速、Let’s go together now!

ADW.Launcher (donut): ホーム画面
「今、一番人気のホームアプリは何?」と聞かれたら、まっ先に挙げなくてはならないのが「ADW.Launcher (donut)」です。私の周りのAndroidユーザ(特にXperia)の多くも、本アプリを使用しています。このホームアプリの最大の魅力は、「使い勝手が良く、機能が充実している」という点です。また、動作も非常に安定しています。
「ADW.Launcher (donut)」のホーム画面は、クセがなくシンプルです。ホーム画面は初期設定で5面になっています。

ADW.Launcher (donut): ホーム画面の一覧表示画面
ホーム画面を表示した状態で再度端末のhomeボタンを押すと、ホーム画面全てをまとめて表示することもできます。表示された各画面をタップすることで、任意のホーム画面にひとっ飛びです。この機能が非常に便利で、毎回ホーム画面をスライドする手間が省けます。ウィジェットなどを新しく設置する時にも空いているスペースがすぐに探せます。
アプリ一覧の表示画面は、横スライドさせる形式になっています。今、何枚目のアプリ一覧画面を見ているかは、表示画面上部の丸で示されています。アプリ一覧にも画面が振り分けられた感覚です。このアプリ一覧の1画面に表示するアプリの数は設定から変更することができます。多くすることも少なくすることもできるので、お好きな表示個数を見つけてみてください。

ADW.Launcher (donut): (左)アプリ一覧をスライドさせている様子 (右)1画面あたりのアプリ表示数の変更例
さて、本当に機能の多い本アプリですが、中でも私が気に入っている機能が、ウィジェットの設置に関する機能です。この機能を上手く利用することで、どのようなサイズのウィジェットでもホーム画面の真ん中に設置することができます。通常、1×1サイズ等のウィジェットの場合、画面のど真ん中に表示させることはできないと思います。しかし、「ADW.Launcher (donut)」では、それが可能です。ウィジェットを設置しようとすると、サイズを指定するダイアログが現れます。これを調整することでウィジェットを好きな場所に、例えばど真ん中に設置することができます。

ADW.Launcher (donut): (左)ウィジェットの通常の設置位置 (中央)ウィジェットのサイズを調整するダイアログ (右)画面中心に設置し直したウィジェット

ADW.Launcher (donut): テーマの一例 テーマアプリ「Sticker Album ADWTheme」を使用
また、「ADW.Launcher (donut)」はマーケットに数多くリリースされている専用のテーマをダウンロードすることで、見た目のデザインを一新することができます。テーマアプリは無料のものから有料のものまで様々です。本当に多くのテーマがリリースされているので、きっとお気に入りのものが見つかると思います。
本アプリは、設定の画面がしっかりと日本語に対応しているので自分好みのカスタマイズが簡単です。また、その設定項目の多さにも驚くと思います。一度は試していただきたい大本命ホームアプリです。なお、「ADW.Launcher (donut)」はAndroid OS 1.6対応のアプリです。Android OS 2.1対応の端末を使用されている方は、「ADW.Launcher」をインストールしてお使いください。
アプリレビュー&ダウンロードはこちら
『ADW.Launcher (donut)』ホームアプリ~人気沸騰中!?日本語対応で使いやすい~
今回ご紹介する2つ目のアプリは、「dxTop Pro : Home Alternative」です。本アプリの特徴は、ホーム画面の遷移と2種類のアプリ一覧表示です。1つ目にご紹介した「ADW.Launcher (donut)」に比べると、独特の機能が増えたホームアプリと言えると思います。個性派の方におすすめのホームアプリです。
ホーム画面の数は初期設定で5面になっています。このホーム画面の位置も独特で、通常のホームアプリでは左右に展開しているのに対し、本アプリでは上下左右に展開しています。画面を下にスライドさせると上に位置するホーム画面が現れる、という仕組みです。ホーム画面を動かす時のアニメーションも面白く立体的な動きをします。この動きにナゾの中毒性があり、クセになりそうです。意味もなく画面を動かしてしまいます。

dxTop Pro : Home Alternative: (左)ホーム画面 (右)画面遷移の様子
アプリ一覧画面は2つ存在します。1つは通常のアプリ一覧画面です。通常といっても、インデックスがついているのでアプリが探しやすく、うれしい工夫がされています。もう1つのアプリ一覧は、タスクマネージャ機能を備える一覧画面です。この一覧では、アプリ名が色分けされて表示されます。赤が現在起動中のアプリ、黄色が常駐しているアプリ、白が最近使用したアプリです。また、起動中のアプリを終了させることも可能です。タスクの管理を同時に行いたい方にはうれしい機能だと思います。

dxTop Pro : Home Alternative: (左)アプリ一覧 (右)タスクマネージャを備えるアプリ一覧

dxTop Pro : Home Alternative: テーマの一例 テーマアプリ「dxTop Theme: Peace and War」を使用
本アプリもテーマを変更することができます。テーマアプリを別途マーケットからダウンロードしてください。無料よりも有料のテーマが多い感じがしますが、立体的な画面遷移が一層楽しくなると思います。
本アプリの設定画面は現在全て英語表記になっています。しかし、その設定項目の充実には目を見張ります。アプリのレビュー記事にて設定項目の和訳を行っていますので、ぜひそちらを参考にしてみてください。
アプリレビュー&ダウンロードはこちら
『dxTop Pro : Home Alternative』~ホーム画面の機能性がグンッと上がってアプリの管理もバッチリ~
3つ目のホームアプリは、「SlideScreen」。このホームアプリは他のホームアプリとは全く異なる特徴を持っています。コミュニケーション/情報収集に特化したホームアプリです。見た目も他のホームアプリとは一線を画し、非常にカッコ良くなっています。

SlideScreen: ホーム画面
ホーム画面には、リストのような表示で各項目の情報が並んでいます。画面は縦にスクロールして動かします。上から順に以下のように並んでいます。
- 電話着信表示
- SMS新着表示
- メール新着表示
- カレンダー予定表示
- メインバー(日付/時間/ネットワーク/バッテリー残量/天気/気温)
- Google Reader新着表示
- Facebook新着情報
- Google finance情報
- Twitter新着情報
これらの表示項目はカスタマイズが可能です。使わない項目は非表示にするなどして使うと良いと思います。それにしても、1つの画面だけでこれだけ多くの情報を一度に取得できるのは素敵ですよね。特に、Facebook、Twitterといった情報まで表示してくれるのは、ユーザーの方にとってはうれしいと思います。
各項目をタップすると、それに対応するアプリ画面等を開きます。例えば、電話着信表示の項目を押すと通常お使いの電話アプリが起動・表示されます。また、各項目の右に表示されているアイコン部分を長押しすることで、メール送信画面等を開くこともできます。
メインバーを上下に動かすことで、各項目の情報表示部分を大きくすることが可能です。ある項目の情報量が多い時でも、これでまとめて確認ができます。また、メインバーを一番上、または一番下まで動かすと、さらに大きく1つの項目だけで表示させることができます。この画面の状態ではメインバーの表示が少し変わり、天気のかわりに現在表示している項目のアイコンが表示されます。アイコンを押すことで、表示する項目を切り替えることができます。見た目がいいだけではなく、この辺りの使い勝手の良さもなかなか侮れません。

SlideScreen: (左)メインバーをスライドさせた時の様子 (右)メインバーを一番上までスライドさせた時の様子
アプリの一覧は、端末のmenuボタンを押すと現れます。アプリ一覧は上下に分かれており、下が通常のアプリ一覧、そして上が任意のアプリを固定で表示する部分です。ここに8個×4画面までアプリを登録できます。ここにアプリを登録する場合は、まず画面上部の空いているスペース、もしくは登録済みのアプリのアイコンを長押しします。すると、下のアプリ一覧中のアイコンがゆらゆらしだすので、好きなアプリを選択すればOKです。

SlideScreen: (左)アプリ一覧画面 (右)固定表示するアプリを入れ替える時の様子
疑問に思った方もいらっしゃるかもしれませんが、本ホームアプリではアプリのショートカットやウィジェットを設置することはできません。ウィジェットのアプリをあきらめて、スタイリッシュにホーム画面だけで全ての情報を取得したい方には、とてもおすすめできるホームアプリです。「しかし、それは・・・」と思われる方は、ホームアプリとして使用せずに通常のアプリとして使うのも良いと思います。多くの情報を1画面で取得できる便利なアプリです。有料版もリリースされているので、気に入った方はホーム画面一番下に表示されている本アプリのアイコン部分を押してマーケットから購入してみてください。
アプリレビュー&ダウンロードはこちら
『SlideScreen』ホームアプリ~スタイリッシュで情報収集が1つの画面からできる~
さて、これまで3つのホームアプリをご紹介してきました。次にご紹介するのは、それらホームアプリを簡単に切り替えできるアプリです。ホームアプリを1つに絞る必要はありません。気分や状況に合わせてホームアプリを切り替えて使えます。例えば、ホームアプリAはビジネス時、ホームアプリBはプライベート時にという使い方もおすすめです。
しかし、通常、ホームアプリの切り替えは非常に面倒です。Xperiaの場合、一度デフォルトのホームアプリにホームアプリAを設定すると、ホームアプリBに変更するには、端末の設定内にある「アプリケーション情報」の画面まで移動し「いつもこのアプリケーションを選択する操作」の設定を消去するなどの必要があります。さらにその後、デフォルトのホームアプリを選び直す・・・。日々、ホームアプリの切り替えを行おうとすると、この手間が面倒で仕方なくなってきます。

Home Switcher: (左)設定内「アプリケーション情報」の画面 (右)デフォルトのホームアプリを選択するダイアログ
そこで、本アプリの登場です。使い方はすこぶる簡単で、手間もごくわずかです。本アプリを起動すると、インストールされているホームアプリの一覧が表示されます。ここで、デフォルトに設定したいホームアプリを「set default」、移動(起動)したいホームアプリを「launch」に指定するだけです。「set default」にしたホームアプリは、画面上部にアイコンと共に表示されます。また、「launch」を押した場合は、そのホームアプリに移動しただけなので、端末のhomeボタンを押せばデフォルトに設定してあるホームアプリの画面に戻ることになります。

Home Switcher: (左)アプリ画面 (右)デフォルトのホームアプリを「ADW.Launcher」に変更した様子
本アプリのショートカットをあらゆるホームアプリの画面に設置しておくことで、ホームアプリの切り替えがあっと言う間にできるようになるはずです。いくつものホームアプリを楽しむ時のお供のアプリとして、ぜひご利用ください。
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『Home Switcher』~複数のホームアプリをワンタッチ切り替え~
今回の特集の最後を飾るのは、「PreHome」です。本アプリも、端末のhomeボタンを押すことで現れるホームアプリに分類されます。しかし、その役割はランチャーに特化しています。homeボタンを押す毎に本アプリが現れるように設定しておけば、起動中のあらゆるアプリに移動するのが簡単になります。また、「ホーム画面に戻る前に、今まで使用していたアプリを終了する」などの使い方もできる便利なアプリです。

PreHome: アプリ画面
まずは、本アプリをデフォルトのホームアプリとして設定します。これでhomeボタンを1回押す度に本アプリが利用できるようになります。
本アプリの画面には、起動しているアプリのアイコンと最近起動したアプリのアイコンが順に表示されます。アプリのアイコンが明るいのが起動中、アプリのアイコンが暗いものが最近使用された起動していないアプリです。ここでアイコンを押せば、起動しているいないに関わらず、そのアプリに移動することができます。

PreHome: メインとして使用するホームアプリの選択画面
本アプリはランチャーに特化したホームアプリなので、メインで使用するホームアプリは別に設定する必要があります。本アプリの画面は、端末のhomeボタンを1回押すと現れますが、ここでもう1回homeボタンを押すと、メインで使用するホームアプリに移動できます。メインで使用するホームアプリは、自由に選択/変更ができます。
また、表示するアプリのアイコンの数を変更することもできます。初期設定では、横4×縦2=表示数8です。縦横ともに2~5の表示数から選択できるので、最大表示数25までOKです。表示数を増やすと、起動中のアプリのアイコンの後方に並ぶ、最近使用したアプリのアイコンをより多く表示できるようになります。

PreHome: (左)設定画面から表示数を選択 (右)横3×縦4=表示数12にした場合の画面

PreHome: タスクの終了を行う際に表示されるダイアログ
このアプリにはタスクを終了させる機能もあります。この機能を使うことによって、今まで使用していたアプリをメインのホーム画面に戻る前に終了させることができます。しかも、起動中のアプリのアイコンは明るく表示されているのでとてもわかりやすいです。アプリの終了は、任意のアイコンを長押しして行います。
なかなかご説明が難しいアプリですが、一度使っていただければ非常にシンプルなアプリであることがおわかりいただけると思います。Androidの特徴の1つであるマルチタスクを上手にコントロールできるアプリです。このアプリはぜひ一度使ってみてください。
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『PreHome』~起動中のアプリが一目で分かって、タスク切り替えも超楽々!~
【ホームアプリ編】と題してお送りしました今回の特集、いかがでしたでしょうか?携帯端末の顔の部分にあたる大切なホームアプリ、機能性を重視するも良し、デザインを追求するのも良しだと思います。ぜひぜひこだわって、自分好みのホーム画面を演出してみてください。
なお、今回の特集のアプリは全てXperiaを使用してご紹介しました。お使いの端末により、アプリがインストールできない、上手く使えない場合もあるかもしれないのでご注意ください。
それでは、機会がありましたらまたお会いしましょう!お相手はオクトバでした!Bye-Bye!