

Epica:電子名刺を交換しよう
Android端末で、ガラケーのように赤外線通信ができれば便利ですよね。『Bump』も便利ですが、より個性を大切にした情報を送れるアプリが、今回紹介する『Epica』です。
『Epica』は簡単に情報を送受信できます。連絡先だけではなく細かな情報を登録が可能。世はエコの時代!電子名刺でコミュニケーションというのもいいものですよ。


Epica:メイン画面
『Epica』を使えばいつでもどこでも、情報交換ができるので、ビジネスシーンや飲みの席でも活躍するアプリです。早速使ってみましょう!
『Epica』のステップは以下3つです。
- MyEpicaを作る
- 送受信する
- コレクションする
MyEpicaを作ろう!デザインを決めて情報を登録
まずは自分の情報を編集!電子名刺「MyEpica」を作りましょう。Epica一覧画面から「MyEpica」をタップし、Epica(名刺)のデザインをします。随所に簡単なチュートリアルが出るので、とてもわかりやすいです。


Epica:わかりやすいチュートリアルは随所で登場(左)新規作成をタップで「MyEpica」を作ろう(右)
カードはメイン画像とサブ画像を、「+」タップでギャラリーかカメラから選べます。カメラをタップすると、カメラアプリの選択後、カメラが立ち上がります。
今回は画像を配置してありますが、メイン画像には顔写真を載せると、相手の顔を覚えておけるので便利だと思います。次に名前を入力しましょう。


Epica:「+」タップで画像を編集しよう(左)名刺の顔になる名前を入力!フォントとラインカラーが選べる(右)
名前のフォントサイズは小・中・大から選択ができます。


Epica:フォントサイズは小・中・大の大きさ


Epica:幅広いカラー選択
フォントカラー、ラインカラーをタップすれば、幅広いカラー選択も可能です。円をなぞって色を決めたら中心のOKをタップしましょう。
背景テンプレートは以下の通りです。カラーやテンプレートの選択肢が多いのはうれしいですね。


Epica:自分らしい背景テンプレートをセレクトしよう!
名刺と言われると、まずビジネスマンが持つ紙の名刺が浮かびます。紙名刺といえば、ただ情報が載っているだけではなく、色や素材、デザインなど視覚的に楽しんでもらえることで、コミュニケーションツールとしての役割を果たしていることもあります。
『Epica』はそんな“視覚的にオリジナリティを出せる”という紙名刺の良さを、とても大事にしたアプリだと思いました。


Epica:詳細情報を編集しよう
Epicaをデザインした後は、情報を登録しましょう。「メニュー」→「編集」をタップで簡単なチュートリアルが出るので目を通しておいてもいいですが、直感的な操作で入力していけます。
登録する情報は下記の7つです。
- Epicaで登録した名前の読み
- グループ
- 電話番号
自宅、携帯、仕事から選択可能 - メールアドレス
自宅、仕事、その他から選択可能 - 住所
- フリー入力
- SNSサービス
電話番号、メールアドレス、住所、フリー入力、SNSサービスの5つにあたっては右にある「+」をタップして複数登録することもできます。フリー入力では一言添えたり、趣味や特技をアピールするのもいいですよね。細かく編集ができます。


Epica:「+」をタップで複数登録が可能(左)フリー入力も活用しよう(右)


Epica:登録できるSNSも豊富!
登録できるSNSはTwitter、flickr、mixi、Facebook、Tumblrの5つです。
各SNSを登録しておけば、名刺を渡した人がワンタップで自分のSNSにアクセスできます。
紙名刺には大量の資源が消費されていることから、“限りある資源を大切に使おう”というメッセージが『Epica』には込められています。紙を全く使わない電子名刺『Epica』を利用することは、とてもエコなコミュニケーションなんです!


Epica:3種類作れる!TPOに応じて使い分けが可能
「MyEpica」は3種類まで作れます。デザインを楽しんでみたり、仕事やプライベートで使い分けることができますね!
各MyEpicaを長押しすることで、編集や削除、送信ができます。
欧米では電子名刺が一般化されてきているようです。必要な情報を凝縮させたEpica。その場で手早く編集ができる上、紙名刺のように切らす心配もないので便利です。
相手と送受信しよう
『Epica』ではお互いのEpicaをメール、又はBluetooth経由(Android OS 2.0以上の対応)で送受信できます。
XperiaやHT-03AなどAndroid OS 1.6の端末では、メールで交換し合いましょう。Android OS 2.0以上の端末の人は、メールに加えてBluetooth経由でも送受信が可能です。使用する場合は、端末のBluetooth機能は必ずONにしておきましょう。私の所有端末はDesireなので、今回は同じDesireをお使いの編集部おおさわさんと、Bluetooth経由での送信を実践してみました!
Epicaを送受信するためにはまずお互いの端末をペア設定させる必要があります。Desireの場合、設定→無線とネットワーク→Bluetooth設定→デバイス検索して相手の端末とペアリングしましょう。Bluetooth画面で「検出可能」にチェックを入れておいてください。


Epica:デバイス検索をタップ(左)検出した端末をタップ(中)ペア設定を許可(右)
MyEpicaの送信
「MyEpica」から相手に送りたいMyEpicaをタップ後、「メニュー」→「EpicaをBluetoothで送信」→「Yes」を選択します。端末を検知し、送信してくれました!


Epica:相手の端末にEpicaを送信!


Epica:メールで送ることも可能
また「メニュー」→「メールで送信」をタップでアプリケーション選択ができ、メールで送ることも可能です。XperiaやHT-03Aを持っている人はどんどん活用しましょう。
メールで送られてきたEpicaはメイン画面の「インポート」をタップすることで、インポートできます。
MyEpicaの受信
「Epica受信」をタップ後、Bluetooth許可リクエスト画面で「はい」を選択します。送信時と同じように検知し、データを受信できました。


Epica:自分の端末にEpicaを受信!
『Bump』がはペア設定の必要がないのでより手軽に使えまが、GPS情報を取得しにくい場所では時間が掛かることもありますよね。『Epica』ではペア設定しておけば、すぐ交換できます。また連絡先ではなく、SDカードに保存されるので、名刺ファイルとして独立して管理できます!
コレクションしよう
受信したEpicaは50音順の一覧で見られるほか、一覧画面からメニュータップで全表示、グループ表示で見られます。デフォルトの連絡先やアドレス帳よりも、ビジュアルで楽しめます。情報登録時に仕事や趣味の仲間ごとにグループ分けしておくと、後から見やすいですね。
左下のタブ「検索」から検索もできるので、後々情報が多くなっても安心して管理できます。


Epica:50音順表示(左)全表示(中)グループ表示(右)
私が小・中学生だった当時、プロフィール帳というものが流行りました。名前、住所、趣味や一言などを記入してもらい友人の情報を管理していました。ま後々手紙を送るのに重宝したものです。
なので『Epica』は学生さんにもとてもおすすめ!これから年賀状の季節もやってくるので、クラスメイトと、どんどんEpicaの交換をしましょう。
現状、私のEpicaに登録されているのは編集部おおさわさんのみですが、今後端末の連絡先のようにずらっと知人のEpicaを管理したいです。Android OS 2.0以上搭載端末を持っている人は、便利なBluetooth機能をどんどん活用して利用の場を広げていきましょう!