「携帯電話に革命を起こしたい」KDDIがスマートフォン3機種を新たに発表!

2010年10月19日 13:00 by 石川温
KDDI、沖縄セルラーは2010年秋~2011年春商戦向けの新製品22機種を発表

KDDI、沖縄セルラーは2010年秋~2011年春商戦向けの新製品22機種を発表

KDDI、沖縄セルラーは10月18日(月)、2010年秋~2011年春商戦向けの新製品22機種を発表した。スマートフォンが3機種、フィーチャーフォンが14機種、iidaが2機種のほか電子書籍端末やポータブルWi-Fiルーターなどもラインナップされた。


KDDIコンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部長 増田 和彦氏

KDDIコンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部長 増田和彦氏

KDDIの新たな試み、注目のアプリjibeとSkypeを搭載

「携帯電話に革命を起こしたい」。KDDIコンシューマ事業本部サービス・プロダクト企画本部長の増田 和彦氏はそう言って2つのAndroid端末向けアプリを紹介した。


ソーシャルアドレス帳機能を持つ「jibe」搭載

ソーシャルアドレス帳機能を持つ「jibe」搭載

1つ目はソーシャルアドレス帳機能を持つ「jibe」。TwitterやGREE、mixiなどのSNSサービスやブログ、店舗情報などの16サービスをまとめてひとつの画面で表示できるアプリを搭載する。


jibeのアドレス帳にはケータイのアドレス帳だけでなく、SNSのアカウント、お気に入りの店舗情報などを管理可能。また著名人のブログやニュースをまとめて閲覧できる機能も備えている。


2つめが「Skype」だ。10月4日のIS03発表会の時にKDDI田中孝司専務が「禁断のアプリ」といった正体がまさにSkypeだったのだ。今回、KDDIはSkype社とは戦略的包括提携を実現。Androidへの搭載を皮切りに固定サービスなどKDDIのあらゆるサービスでSkypeを協同で展開していく。


「禁断のアプリ」の正体はSkypeだった

「禁断のアプリ」の正体はSkypeだった


日本国内におけるAndroidアプリの配信はauが独占的に行う。しかも、iPhone向けに提供されているアプリではインターネット回線を経由して行うため、データ速度に応じて通話品質が変動してしまうが、auでは、携帯電話網で接続を行うため、携帯電話並の通話品質を確保するのが売りとなる。料金は明らかにされていないが、「Skype同士の通話は無料、という前提は守っていきたい」(田中氏)という。


Skype Technologies CEO Adrin Dillon氏(左)とKDDI代表取締役執行役員専務の田中孝司氏(右)

Skype Technologies CEO Adrin Dillon氏(左)とKDDI代表取締役執行役員専務の田中孝司氏(右)


ISシリーズ続々登場!それぞれ魅力的なIS04、IS05、IS06

今回、KDDIでは3つのスマートフォン新製品を発表した。


防水機能を備えた「REGZA Phone IS04」

防水機能を備えた「REGZA Phone IS04」

まず、東芝が投入するのが「REGZA Phone IS04」だ。モバイルレグザエンジン3.0を搭載し、ワンセグなどを高画質で楽しめる。12.2メガピクセルという国内スマートフォンでは最高スペックのカメラを搭載。しかも、防水機能を備えている。


Android OS 2.1搭載。下り最大9.2Mbps、上り最大5.5Mbpsを実現するマルチキャリアRev.A「WIN HIGH SPEED」にも対応する。


「IS04」主なスペックは以下の通りです。

  • 端末名:REGZA Phone IS04
  • メーカー:富士通東芝モバイルコミュニケーションズ株式会社
  • 通信方式:EV-DO マルチキャリア (CDMA 1X WIN)
  • サイズ:約62 (W) ×126 (H) ×12.2 (D) mm (暫定値)
  • 重量 (電池装着時):約149g (暫定値)
  • 連続通話時間:約310分 (暫定値)
  • 連続待受時間:約300時間 (暫定値)
  • 充電時間:約200分 (AC時)、約200分 (DC時) (暫定値)
  • カラー:ブラック、ホワイト
  • ディスプレイ:TFT液晶
  • 画面サイズ:約4.0インチ
  • 画面ドット数:フルワイドVGA (854×480)
  • 外部メモリ:microSDHC™メモリカード (最大32GBまで)
  • カメラ:有効画素数約1,219万画素オートフォーカス付きカメラ
  • 無線LAN:IEEE802.11b/g準拠
  • Bluetooth™:2.1 + EDR
  • 外部インターフェース:microUSB


シャープが開発したのは「IS05」。女性ユーザをターゲットにして、カジュアルでコンパクトなデザインに注力した。カラーバリエーションはピンク、ホワイト、グリーン×ブラックの3色。ピンクというこれまでのAndroid端末にはなかったカラーバリエーションを揃えた。インカメラ(自分撮り)を内蔵し、自分撮りしやすいような工夫が施されている。


カジュアルでコンパクトなデザインのIS05。左からピンク、ホワイト、グリーン×ブラック

カジュアルでコンパクトなデザインの「IS05」左からピンク、ホワイト、グリーン×ブラック


見た目はカジュアルだが、Android OS 2.2を搭載して、Flashコンテンツにも対応。microHDMIポートも備え、AQUOSなどのテレビにも撮影したハイビジョン映像を出力できる。


「IS05」主なスペックは以下の通りです。

  • 端末名:IS05
  • メーカー:シャープ株式会社
  • 通信方式:CDMA 1x EV-DO Rev.A (CDMA 1X WIN)
  • サイズ:約112 (W) ×55 (H) ×14 (D) mm (暫定値)
  • 重量 (電池装着時):約132g (暫定値)
  • 連続通話時間:(検討中)
  • 連続待受時間:(検討中)
  • 充電時間:(検討中)
  • カラー:ホワイト、ピンク、グリーン×ブラック
  • ディスプレイ:NewモバイルASV液晶
  • 画面サイズ:約3.4インチ
  • 画面ドット数:フルワイドVGA (854×480)
  • 外部メモリ:microSD™/microSDHC™メモリカード
  • カメラ:有効画素数約800万画素オートフォーカス付きカメラ+ インカメラ
  • 無線LAN:IEEE802.11b/g準拠
  • Bluetooth™:2.1 + EDR
  • 外部インターフェース:microUSB、microHDMI


動作が軽快な「SIRIUS α IS06」

動作が軽快な「SIRIUS α IS06」

SIRIUS α IS06」は韓国・パンテック製。3.7インチ、480×800ドットのマルチタッチディスプレイだ。OSは2.2を搭載する。グローバル基準モデルとなっており、au独自開発のユーザーインターフェースは搭載されていない。実際に触ってみたが、サクサクと反応が良かった印象がある。


おサイフケータイやワンセグ、赤外線など、シャープや東芝製が搭載する日本独自の機能やサービスにも非対応となる。auとしては、ユーザの選択肢の一つとして、最新Android OSをいち早く提供するために投入するために導入を決めたようだ。


「IS06」主なスペックは以下の通りです。

  • 端末名:SIRIUS α IS06
  • メーカー:Pantech Co., Ltd
  • 通信方式:CDMA 1x EV-DO マルチキャリアRev.A(CDMA 1X WIN)
  • サイズ:約59.4 (W) ×115.95 (H) ×11.2 (D) mm (暫定値)
  • 重量 (電池装着時):約109g (暫定値)
  • 連続通話時間:約300分 (暫定値)
  • 連続待受時間:約190時間 (暫定値)
  • 充電時間:約220分 (AC時)、約240分 (DC時) (暫定値)
  • カラー:チャコールブラック、ピュアホワイト
  • ディスプレイ:TFT液晶
  • 画面サイズ:約3.7インチ
  • 画面ドット数:ワイドVGA++ (800×480)
  • 外部メモリ:microSD™/microSDHC™メモリカード (最大32GBまで)
  • カメラ:有効画素数約500万画素オートフォーカス付きカメラ
  • 無線LAN:IEEE802.11b/g準拠
  • Bluetooth™:2.1 + EDR
  • 外部インターフェース:microUSB


なお、今回発表されたISシリーズ3機種は、2010年12月下旬以降、順次発売される予定。


※IS04、IS05、IS06の主な対応サービス・機能については下記表をご覧ください。


端末名 REGZA   Phone IS04 IS05 SIRIUSα IS06

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スマートフォンに注力するKDDI!タブレット端末「SMT-i9100」も発表

ほかにもKDDIでは、タブレット端末として、サムスン電子製「SMT-i9100」を発売する。Android OS 2.2を搭載しており、画面サイズは7インチとなる。スマートフォンと同様に独自UIである「Ocean Observaiton UI」に対応。フォントは「モリサワフォント」を採用する。


通信方式はWi-Fiのみに対応し、3Gは搭載しない。そのため、屋外では公衆無線LANに接続するか、モバイルルーターを持ち歩く必要がある。どちらかといえば、自宅内での利用を想定した機種と言える。


サムスン電子製タブレット端末「SMT-i9100」

サムスン電子製タブレット端末「SMT-i9100」


これまで、auはスマートフォンの分野で他社から大きく遅れた印象があったが、Androidによって、一気にスマートフォンに注力している様子が伺える。田中氏は「来年には半分のラインナップがスマートフォンになるのではないか」と語るなど、Androidの展開をさらに本格的に進めていくようだ。