「GALAXY S」に機種変更する方へ~知っておきたい月額料金~

2010年10月28日 10:10 by Highmount
NTTドコモからSamsung製Android搭載端末「GALAXY S (SC-02B)」が発売

NTTドコモからSamsung製Android搭載端末「GALAXY S (SC-02B)」が発売

10月28日、NTTドコモからSamsung製Android搭載端末「GALAXY S 」が発売されます。Super AMOLED(有機EL)ディスプレイを採用し、綺麗な画面が特徴であるほか、非常に薄く、処理能力も高いことから、日本仕様が発表される前から海外仕様で高い評価を受けていたモデルです。


今回はGALAXY Sを購入するにあたり、維持費がどれくらいかかるのかを下記パターンを例に考えてみました。いよいよスマートフォンデビューという方はぜひ参考にしてください。


  • ドコモケータイからGALAXY Sに機種変更をする場合
  • ドコモに新規契約をする場合・他社からMNPで契約する場合



GALAXY Sで利用できるメールサービス

維持費の説明に入る前に、サービス面について少し考えてみましょう。GALAXY Sで利用するメールサービスにより、料金プランが多少異なってきます。


ドコモケータイからスマートフォンに機種変更すると、今まで利用していた「iモード」、@docomo.ne.jpのメールアドレスが使用できなくなります。それに変わるサービスが「spモード」です。spモードを契約することにより、通常のケータイ使用時に使っていた@docomo.ne.jpのメールアドレスを、GALAXY Sでも利用できるようになります。iモードメールを今後使用せず、spモードのメール(@docomo.ne.jp)に統合する場合、iモードの解約とspモードの契約を同時に行えば、現在iモードメールで使用しているメールアドレスをそのままspモードメールに引き継ぐことが可能です。


GALAXY Sではspモードメールを含め、その他いくつかのメールサービスを利用できます。


  • spモードメール(@docomo.ne.jp)※spモード契約必要
  • Gmail(@gmail.com)
  • moperaメール(@mopera.ne.jp) ※mopera U契約必要
  • ドコモWebメール(@dwmail.jp) ※条件あり
  • iモードメール(@docomo.ne.jp) ※条件あり


spモードメール、iモードメール、moperaメールは、料金プラン「タイプシンプル」の契約者が対象となる「メール使いホーダイ」の対象になっており、送受信無料でメールの利用ができます(ブラウザ閲覧やアプリのダウンロード等はパケット通信料がかかります)。


「GALAXY S」にかかるコストをシミュレーション

料金の内容については、基本的な部分は以前「Xperia」や「LYNX」のときに行った料金シミュレーションにspモードが加わった形となります。


具体的な金額ですが、今回はあくまで参考として、基本料金プランは「タイプSSバリュー」または「タイプシンプルバリュー」の金額で出していきます。またプロバイダ料金については、spモード(施策適用前)で計算し、「ケータイ補償お届けサービス」に加入するという想定にしました。


タイプS以上の料金プランを契約している場合や、ベーシックプランで契約する場合、その他オプションの適用の有無などでは金額が変わってきますので、適宜読み替えて下さい。この他端末割賦代金がかかりますが、これは購入先や割賦期間によって条件が変わりますので、ここでは割愛します。


料金プランを把握していよいよスマートフォンデビュー

料金プランを把握していよいよスマートフォンデビュー


なお2010年10月24日現在、「スマートフォン スマートプライスキャンペーン」が実施されており、今年中にspモードを新規に契約すると、契約日から契約月末までの日割り+5カ月間の月額使用料が無料になります。今回はspモードを施策適用前の金額で計算するので、2010年12月までに契約した場合は当面ここに載る価格より安くなります。


ドコモケータイからGALAXY Sに機種変更をする場合


<iモード契約は行わない場合>

iモード契約を行わない場合、「ISPセット割」は適用されません。


料金プラン:タイプSS バリュー
+ファミ割★MAX50orひとりでも割★50適用
980円
spモード 315円
パケ・ホーダイ ダブル 390円~5,985円
ケータイ補償お届けサービス付加機能利用料 315円
ユニバーサルサービス料 8円
合計 2,008円~7,603円


<iモード契約を行う場合>

GALAXY Sを単独で使用する場合、iモード契約を行うメリットはほとんどありませんが、もし他のiモードケータイにFOMAカードを差し替えてiモードサービスを利用する予定がある場合は契約の必要があります。GALAXY Sでiモードメールを受信するのであれば、「iモード.net」(月額210円)の契約が必要です。


メール使いホーダイを適用しない場合
料金プラン:タイプSS バリュー
+ファミ割★MAX50orひとりでも割★50適用
980円
iモード付加機能使用料 315円
iモード.net付加機能利用料 210円
spモード 315円
パケ・ホーダイ ダブル 390円~5,985円
ケータイ補償お届けサービス付加機能利用料 315円
ユニバーサルサービス料 8円
ISPセット割 -315円
合計 2,218円~7,813円



メール使いホーダイを適用する場合
料金プラン:タイプシンプル バリュー
+ファミ割★MAX50orひとりでも割★50適用
780円
iモード付加機能使用料 315円
iモード.net付加機能利用料 210円
spモード 315円
パケ・ホーダイ シンプル 0円~5,985円
ケータイ補償お届けサービス付加機能利用料 315円
ユニバーサルサービス料 8円
ISPセット割 -315円
合計 1,628円~7,613円


※iモード(月額315円)とspモードまたはmopera Uを同時に契約する場合、ISPセット割が適用され、それぞれの月額料金から157.5円、2つ合計で315円が割引となります。


機種変更を行う際の注意点

機種変更を行う場合、いくつか注意することがあります。現在iモードケータイで使用している回線を機種変更する場合、iモードサービスが利用できなくなったり、iモードメールの利用にやや制限が加わるようになります。


  • 注意点1
    iモードケータイをもう利用しないという場合、「iコンシェル」や「2in1」など利用できないサービスの解約、iモードサービスで利用していた月額課金のコンテンツサービスの解除を忘れないようにしましょう。


  • 注意点2
    パケ・ホーダイ ダブルの上限金額が4,410円から5,985円に変わることに注意しましょう。


  • 注意点3 
    iモードケータイを引き続き利用して2台持ちする場合、iモードケータイとFOMAカードを入れ替えながら使うのであれば、iモード契約をするという選択肢もあり、その場合はiモードメールも使用できます。ただしiモード.netを契約し、「IMoNI」などのクライアントアプリを使用して受信することになります。また、「ドコモWebメール」(@dwmail.jp)の登録手続きが行えます。ドコモWebメールを使うと、iモードケータイ及び、GALAXY Sでやり取りしたメール(Gmailなど)をPCに自動保存してくれます。iモードケータイで登録後、接続情報をGALAXY Sに入れることにより利用が可能です。


ドコモに新規契約をする場合・他社からMNPで契約する場合

新規・MNP契約ではあまりiモードに契約するメリットがないかもしれないので、今回の計算ではiモード契約は想定していません。


<iモード契約は行わない場合>

iモード契約を行わない場合、ISPセット割は適用されません。


料金プラン:タイプSS バリュー
+ファミ割★MAX50orひとりでも割★50適用
980円
spモード 315円
パケ・ホーダイ ダブル 390円~5,985円
ケータイ補償お届けサービス付加機能利用料 315円
ユニバーサルサービス料 8円
合計 2,008円~7,603円


まずパケット定額サービスを「パケ・ホーダイ ダブル」または「パケ・ホーダイ シンプル」のどちらかを選ぶことになります。パケット接続のためには、ドコモのISPサービスである「spモード」(月額315円)または「mopera U」に別途契約が必要です(発行されるアドレスは@mopera.ne.jp)。@docomo.ne.jpのメールアドレスを使用したいのであれば、spモードを契約した方がよいでしょう。


自分の他にドコモ回線を使用している家族がいない場合は「ひとりでも割★50」を適用することになるでしょう。家族にドコモ回線を契約している人は、ファミリー割引を組んで「ファミ割★MAX50」を適用することができます。ファミリー割引の場合、家族回線との通話料の割引や無料通話分を分け合うことなどが可能となります。ただし、自分一人でも複数回線契約する場合はファミリー割引が適用され無料通話分の分け合いやドコモポイントの共有など、様々なメリットを享受できます。


現在使っているiモードケータイやドコモスマートフォンをメインで使いながら、GALAXY Sを追加購入する場合は、新規に回線を追加することには違いないので、上記と基本的な維持費は共通しています。


Xperia発売時より、スマートフォンは持ちやすい環境に

Xperiaの発売時以来、料金シミュレーションの記事を書くために情報収集をさせていただいていますが、回を重ねるごとに、スマートフォンを持ちやすい環境になっていることを実感します。


spモードのサービス開始でキャリアメールの使用も可能になり、利便性でも金額面でもメリットが増してきたのではないかと思われます。以前に比べたら、iモードケータイからの機種変更でも、メール以外のiモードサービスを除けばスマートフォンを持ちやすくなったのではないでしょうか。


GALAXY Sはドコモスマートフォンでは初めてAndroid 2.2を搭載、Samsung製としてはドコモで2機種目のスマートフォン(Androidでは初)なので、ぜひとも注目したい機種です。