Android2.2搭載端末を6機種発表!iPhoneに続きAndroidでも業界トップを目指すソフトバンク

2010年11月05日 18:37 by 石川温
ソフトバンクが2010年冬~2011年春商戦向けモデルの発表会を開催

ソフトバンクが2010年冬~2011年春商戦向けモデルの発表会を開催

ソフトバンクモバイルは11月4日、2010年冬~2011年春商戦向けモデルの発表会を開催した。スマートフォンはタブレットを含めて全部で6機種。


同社孫正義社長は「スマートフォン全盛時代がやってくる」と語った。


発表端末全機種にAndroid2.2を搭載

冒頭、孫社長がプレゼンで示したのがスマートフォンのシェアのグラフ。同社が販売するアップルiPhoneが80%、他のスマートフォンが20%しかないというデータだ。孫社長は「iPhoneは本当にすばらしい」と再三絶賛した。


しかし、今回はiPhoneではなくAndroid搭載端末に焦点を当てた発表会。ソフトバンクモバイルのこだわりが「最新のOSを搭載する」という点だ。全機種でAndroid2.2を搭載し、Flash10.1やアプリの処理速度向上、メモリカードへのアプリ保存、Microsoft Exchangeとの連携機能の充実度をアピールした(2.2で標準サポートされたテザリングに関しては非対応で、孫社長は「ノーコメント。将来的なことについてはお話ししない」と明言を避けた)。


発表された6機種の端末は、全てAndroid2.2搭載

発表された6機種の端末は、全てAndroid2.2搭載


ソフトバンクでは20%の市場に向けて6機種を投入する。


シャープ製「GALAPAGOS 003SH」。3.8インチの大型液晶は3Dに対応

シャープ製「GALAPAGOS 003SH」。3.8インチの大型液晶は3Dに対応

12月上旬にも登場するのがシャープ製「GALAPAGOS 003SH」。3.8インチの大型液晶は3Dに対応。ゲームや動画、自分で撮影した静止画などを立体的に楽しめる。ワンセグ、おサイフケータイ、赤外線、デコレーションメールといった日本特有のサービスにも対応する。


  • 通信方式
    :国内  W-CDMA方式
    :海外  W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz)
  • サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ :約62×121×12mm/約139g[暫定値]
  • 連続通話時間/待受時間
    : W-CDMA網 [測定中] :GSM網 [測定中]
  • ディスプレイ :約3.8インチワイドVGA(800×480ドット)NewモバイルASV液晶(最大65,536色)
  • モバイルカメラ(画素数/タイプ) :有効画素数約960万画素/CCD(AF・静止画手ブレ補正対応)
  • 外部メモリ/推奨容量 :microSDHCメモリカード(16Gバイト同梱)/最大32Gバイト[検証中]
  • Wi-Fi :IEEE 802.11 b/g
  • Bluetooth :Ver.2.1+EDR



GALAPAGOS 005SH」は003SHにQWERTYフルキーボードをスライド式で搭載したモデル。文字が打ちやすいのが特長だ。機能的には003SHとほぼ同等。こちらは2011年2月中旬以降に発売の予定だ。


  • 通信方式
    :国内  W-CDMA方式
    :海外  W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz)
  • サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ :[未定]
  • 連続通話時間/待受時間: W-CDMA網 [測定中] :GSM網 [測定中]
  • ディスプレイ :約3.8インチワイドVGA(800×480ドット)NewモバイルASV液晶(最大65,536色)
  • モバイルカメラ(画素数/タイプ) :有効画素数約800万画素/CMOS(AF・静止画手ぶれ補正対応)
  • 外部メモリ/推奨容量 :microSDHCメモリカード(16Gバイト同梱)/最大32Gバイト[検証中]
  • Wi-Fi :IEEE 802.11 b/g
  • Bluetooth :Ver.2.1+EDR


「大きなスマートフォンでもあり、小さなタブレット」と孫社長が評するのが、日本のキャリアには初参入となるデルが手がける「DELL Streak 001DL」。5インチの大きさのタブレットでウェブブラウズやアプリが楽しめる。通話機能も装備され、電話としても利用可能だ。


「大きなスマートフォンでもあり、小さなタブレット」と評される、デルが手がけた「DELL Streak 001DL」

「大きなスマートフォンでもあり、小さなタブレット」と評される、デルが手がけた「DELL Streak 001DL」


  • 通信方式
    :国内  W-CDMA方式
    :海外  W-CDMA方式、GSM方式(850/900/1800/1900MHz)
  • サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ :約152.9×79.1×9.98mm/約220g
  • 連続通話時間/待受時間: W-CDMA網 [測定中] :GSM網 [測定中]
  • ディスプレイ :約5.0インチWVGA(800×480ドット)TFT液晶
  • モバイルカメラ(画素数/タイプ)
    :メイン 有効画素数約500万画素/CMOS(AF対応、LEDフラッシュ)
    :サブ  有効画素数約30万画素/CMOS(AF対応)
  • 外部メモリ/推奨容量 :microSDHCメモリカード(16Gバイト同梱)/最大32Gバイト
  • Wi-Fi :IEEE 802.11 b/g
  • Bluetooth :Ver.2.0+EDR


今回、ソフトバンクでは安価なモデルと中国メーカーのスマートフォンを調達してきたことも話題だ。「004HW」はファーウェイ製のエントリーモデル。薄さ11.2mmで手のひらに収まるコンパクトボディが特長だ。10カ国語の表示に対応するなど、グローバルメーカーらしい作りになっている。


ファーウェイ製の「004HW」

ファーウェイ製の「004HW」


  • 通信方式
    :国内  W-CDMA方式
    :海外  W-CDMA方式、GSM方式(900/1800/1900MHz)
  • サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ :約110×57×11.2mm(突起物除く)/約120g[暫定値]
  • 連続通話時間/待受時間: W-CDMA網 [測定中] :GSM網 [測定中]
  • ディスプレイ :約3.2インチハーフVGA(480×320ドット)TFT液晶
  • モバイルカメラ(画素数/タイプ) :有効画素数約500万画素/CMOS(AF対応)
  • 外部メモリ/推奨容量 :microSDHCメモリカード(別売)/最大32GB
  • Wi-Fi :IEEE 802.11 b/g/n
  • Bluetooth :Ver.2.1+EDR


ZTE製の「Libero 003Z」

ZTE製の「Libero 003Z」

Libero 003Z」は、ZTE製。こちらは110gでソフトバンクモバイルのスマートフォンでは最軽量となっている。日本語に加え、英語、中国の3カ国語での文字入力が行える。


  • 通信方式
    :国内  W-CDMA方式
    :海外  W-CDMA方式、GSM方式(850/900/1800/1900MHz)
  • サイズ(幅×高さ×厚さ)/重さ :約114×57×12.5mm(突起部除く)/約110g
  • 連続通話時間/待受時間: W-CDMA網 [測定中] :GSM網 [測定中]
  • ディスプレイ :約3.5インチワイドVGA(800×400ドット)TFT液晶
  • モバイルカメラ(画素数/タイプ) :有効画素数約500万画素/CMOS(AF対応)
  • 外部メモリ/推奨容量 :microSDHCメモリカード(2Gバイト同梱)/最大16Gバイト
  • Wi-Fi :IEEE 802.11 b/g
  • Bluetooth :Ver.2.1+EDR



なお、ファーウェイ製の「004HW」、ZTE製の「Libero 003Z」はAndroid2.2ではあるが、Flash 10.1には対応していない。以上、5機種に加え、すでに発表済みのHTC製「HTC Desire HD 001HT」を合わせてソフトバンクが冬から春にかけて投入するのが全6モデルとなる。


電子書籍やゲーム、決済まで充実のサービスを提供

ソフトバンクモバイルでは、サービス関連でも新しい取り組みを発表した。すでにiPadなどに提供している電子書籍サービス「ビューン」をAndroidでも提供する。また、ビューンとは別にコミックや電子書籍などを配信する「ソフトバンク ブックストア」も10万以上のタイトルを揃えて提供する予定だ。


ゲーム関連でもジンガジャパンと提供する農場ゲーム「FarmVille」を紹介。ほかにも「ラグナロクオンライン Mobile Story」、Twitterと連動するアバターアプリ「FilMeee」といったSNSもソフトバンクが先行するかたちで提供される。Androidマーケットにおいてはソフトバンクが厳選したアプリコーナーを開設し、電話料金と一緒に決済できるようにもした。


孫社長は「“ソフ”トの“バンク”、だからこそ、アプリにもこだわる。Androidでも業界トップを目指す」とコメントした。


理論値最大42MbpsのULTRA SPEEDも発表

発表会でのもうひとつの話題となったのが新しい高速通信サービスだ。DC-HSDPA方式を採用した「ULTRA SPEED」を2011年2月下旬以降にスタートさせる。通信速度は理論値で下り最大42Mbps。2011年6月には人口カバー率で60%を目指すという。対応端末はUSB端末とモバイルWi-Fiルータが紹介されたが、今後はスマートフォンやケータイにも内蔵していく方針だ。


2011年6月には人口カバー率で60%を目指すと宣言するソフトバンク

2011年6月には人口カバー率で60%を目指すと宣言するソフトバンク


発表会ではNTTドコモのLTEサービス「Xi(クロッシィ)」を名指しし、ソフトバンクモバイルのほうが圧倒的に早いタイミングで人口カバー率を広げるとアピールした。なお、ULTRA SPEEDの料金体系などの発表はなかった。