NTTドコモ新機種発表!新たにAndroid搭載端末3モデル

2010年11月09日 19:10 by 石川温
NTTドコモ、スマートフォン新機種発表!

NTTドコモ、スマートフォン新機種発表!

11月8日、NTTドコモは2010年冬~2011年春商戦に向けての新製品を発表した。投入機種はスマートフォン、iモード機、LTE対応端末などを含めて全28モデル72色となる。


今回はスマートフォン新機種の中で、Android搭載端末を含めた4モデルをピックアップして紹介する。


NTTドコモでは、秋から冬春商戦に向けて7機種のスマートフォンを投入すると明言していた。そのうち2機種はすでに発売済みのサムスン電子「GALAXY S」、発表済みの「GALAXY Tab」だ。今回は残りの機種のうち、4モデルが発表された。


7機種のうち、まだ1モデルが発表されていないが、プレゼン資料では「年度内に発売予定のタブレット型端末」というシルエットのみでの紹介となった。


新製品は7機種、まだ発表されていない1モデルはシルエットで登場

新製品は7機種、まだ発表されていない1モデルはシルエットで登場


LYNX 3D SH-03C

まず3D液晶ディスプレイを搭載したのがシャープ製「LYNX 3D SH-03C」。3.8インチの大型3D液晶ディスプレイにワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信に対応したモデルだ。


3D液晶ディスプレイを搭載したシャープ製「LYNX 3D SH-03C」

3D液晶ディスプレイを搭載したシャープ製「LYNX 3D SH-03C」

ソフトバンクモバイルから発売されるモデルにかなり近いが、あちらはAndroid2.2に対し、こちらは2.1となる。説明員によれば「発売はどちらも12月を予定しているが、2.1を搭載するドコモ版のほうが早いのではないか」とのことだった(来春には2.2にバージョンアップ予定)。


  • 寸法:高さ 約 123mm×幅 約 62mm×厚さ 約 13.4mm
  • 質量:約 140g
  • 3G連続待受時間(静止時[自動]):約 410時間
  • GSM連続待受時間(静止時[自動]):-
  • 連続通話時間(3G/GSM):約 270分/-
  • メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数):約 3.8インチ/横 480ドット×縦 800ドット・ワイドVGA NEWモバイルASV液晶/65,536色
  • 外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
  • 外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):顔優先AF CCDカメラ(約 960万/約 950万)



高画質なワンセグを楽しめる東芝製「REGZA Phone T-01C」。防水機能付き

高画質なワンセグを楽しめる東芝製「REGZA Phone T-01C」。防水機能付き

REGZA Phone T-01C

また、富士通東芝モバイルコミュニケーションズから投入されるのが「REGZA Phone T-01C」。モバイルレグザエンジン3.0を搭載し、高画質なワンセグが楽しめるとともに、赤外線、おサイフケータイにも対応した。4インチの大画面、防水機能を備えた点が特長だ。Android2.1搭載で、こちらも2011年春に2.2にバージョンアップを予定する。


  • 寸法:高さ 約 126mm×幅 約 62mm×厚さ 約 11.9mm(最厚部 約 14.7mm)
  • 質量:約 149g
  • 3G連続待受時間(静止時[自動]):約 370時間
  • GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 250時間
  • 連続通話時間(3G/GSM):約 280分/約 260分
  • メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数):約 4.0インチ/横 480ドット×縦 854ドット・フルワイドVGA TFT液晶/262,144色
  • 外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
  • 外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):顔検出CMOSカメラ(約 1220万/約 1200万)



Optimus Chat L-04C

LGエレクトロニクス製「Optimus Chat L-04C」はタッチパネルに加えてQWERTYフルキーボードを搭載する。さらに初心者向けとして、「ドコモメニュー」を採用。初めてスマートフォンを使う人でも迷わず扱えるような配慮が施されている。こちらは来年春発売予定と言うこともあり、Android2.2での販売になる。


QWERTYフルキーボードを搭載したLGエレクトロニクス製「Optimus Chat L-04C」

QWERTYフルキーボードを搭載したLGエレクトロニクス製「Optimus Chat L-04C」


  • 寸法(スライド閉時):高さ 約 116mm×幅 約 58.1mm×厚さ 約 15.3mm
  • 質量:約 148.5g
  • 3G連続待受時間(静止時[自動]):約 340時間
  • GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 300時間
  • 連続通話時間(3G/GSM):約 340分/約 330分
  • メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数):約 3.2インチ/横 320ドット×縦 480ドット・ハーフVGA TFT液晶/65,536色
  • 外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
  • 外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):SONY ISX005カメラ(約 320万/約 320万)


小型軽量の「BlackBerry Curve 9300」

小型軽量の「BlackBerry Curve 9300」

BlackBerry Curve 9300

もう1機種のスマートフォンは、「BlackBerry Curve 9300」だ(※Androidは非搭載)。小型軽量となっており、従来機種よりも安価なのが特長。価格を抑えることでさらなる普及を狙う。


  • 寸法:高さ 約 109mm×幅 約 60mm×厚さ 約 13.9mm(最厚部 約 14.7mm)
  • 質量:約 104g
  • 3G連続待受時間(静止時[自動]):約 260時間
  • GSM連続待受時間(静止時[自動]):約 310時間
  • 連続通話時間(3G/GSM):約 230分/約 250分
  • メインディスプレイ(サイズ/ドット数・通称/種類/発色数):約 2.4インチ/横 320ドット×縦 240ドット・QVGA TFT液晶/65,536色
  • 外部メモリー(最大対応容量):microSD(2GB)、microSDHC(32GB)
  • 外側カメラ機能(有効画素数/記録画素数):CMOSカメラ(約 200万/約 190万)



発表会では、Evernote社のフィル・リービンCEOが登壇。ドコモのスマートフォンに『Evernote』アプリがプリインストールされるほか、ドコモのスマートフォンユーザに対して、1年間のプレミアムサービスが無料で利用できることが明らかにされた。


発表会で登壇したEvernote社のフィル・リービンCEO

発表会で登壇したEvernote社のフィル・リービンCEO


スマートフォンは2013年に本格展開

今回の発表会では、NTTドコモのスマートフォンに対する考え方が見えてきた。まず、Androidに対しては「オープンプラットフォームであり、ドコモにとってカスタマイズがしやすい」と同社山田隆持社長は語った。ドコモではiモード向けにiコンシェルといった人気のサービスやコンテンツが数多くある。それらをスマートフォンで生かすには、Androidのようなオープンプラットフォームで、キャリアがカスタマイズできることが重要だという認識だ。


iPhoneとの比較を尋ねられた山田社長は「iPhoneはまさに垂直統合モデルで、扱うキャリアは土管屋になってしまう。Androidに手を加えることで、キャリアとしての差別化をしたい」と語った。


2011年春にはAndroid2.2に順次アップデートをしたいと話す山田隆持社長

2011年春にはAndroid2.2に順次アップデートをしたいと話す山田隆持社長


ただし、まだドコモとしてはスマートフォンに対して本腰にはなっていないようだ。「2013年頃、スマートフォンとフィーチャーフォンが逆転していると我々では見ている。その準備は2011年末から2012年にかけてになるのではないか」(山田社長)。ドコモがスマートフォン向けにサービス開発に注力するのは来年以降になりそうだ。


また、ソフトバンクモバイルがAndroid2.2を強力にプッシュしてきたことについては「開発に着手したタイミングが早く、そのころには2.2は存在しなかった。来年春には順次アップデートをしたい」(山田社長)とした。