au最新Android搭載端末の使い心地は?「IS03」「IS06」をタッチ&トライ!

2010年11月17日 08:08 by いのたしん
賑わいを見せるタッチ&トライイベント会場

賑わいを見せるタッチ&トライイベント会場

Androidを軸に大攻勢をかけようとしているKDDI。他キャリアに先駆けてワンセグ&おサイフケータイ搭載スマートフォンIS03」を発表した。さらに10月18日の新商品発表会では「REGZA Phone IS04」「IS05」「SIRIUSα IS06(以下IS06)」のリリースを明らかにし、新たにAndroid搭載端末4機種を投入する形となった。


新機種登場に心躍らせつつ、その使い心地が気になる方も多いだろう。そこで「KDDIデザイニングスタジオ」で実施されているIS03とIS06のタッチ&トライを突撃。タッチ&トライの模様とともに、2機種の使用感をレポートする。


平日昼間でも盛況なタッチ&トライ会場

明治通り側・竹下通り入口の目の前にそびえ立つKDDIデザイニングスタジオ。IS03とIS06のタッチ&トライは1階エントランスホールにて開催されていた。


用意された端末は全部で12台、IS03は10台、IS06は2台をタッチ&トライできるようになっていた。取材当日は平日の昼間だったが、注目の新型Android搭載端末を試してみようと、若者を中心に多くの人がタッチ&トライ会場を訪れていた。会場には、混雑時は利用を15分までに制限する旨の注意書きも置かれており、かなりの人気を感じさせた。5月に同会場で行なわれていたIS01のタッチ&トライを訪れた際にも多くの人が訪れていたが、個人的にはそれを大きく上回る賑わいを感じた。


液晶×液晶!コンビネーション液晶が印象的

まずはIS03のタッチ&トライに挑戦。ちなみにIS03、IS06ともにタッチ&トライで提供されている端末は最終的な製品版ではない。一部機能が未実装な点やまだ開発中の部分があるので留意してほしい。


IS03のホーム画面と裏面

IS03のホーム画面と裏面


IS03の外寸は幅約63mm×高さ約121mm×厚さ約12.6mm。角の取れた丸みのあるデザインで手にも馴染みやすい。Xperia(外寸約63×119×13.1mm)と比較すると、大きさ・厚みともほぼ同程度。手に持った時に感じる重量もさほど変わりはなかった。


IS03(右)とXperia(左)の大きさを比較。ほぼ同じ大きさだ

IS03(右)とXperia(左)の大きさを比較。ほぼ同じ大きさだ


スタンバイ時にはコンビネーション液晶に日時やバッテリー残量が表示される

スタンバイ時にはコンビネーション液晶に日時やバッテリー残量が表示される

外観で目立つのは、メイン液晶画面下部に帯状に配置されたコンビネーション液晶だ。メイン液晶とは独立した低消費電流の液晶で、通常操作時にはメニューボタン/ホームボタン/戻るボタン/検索ボタンが表示され、その役割を担う。


スタンバイ状態ではバッテリー残量や日付、時刻が表示される。ケータイを時計代わりにしているユーザにとっては、いちいちスタンバイから立ち上げなくても時刻を確認できるのはうれしいところだ。物理キーと比較しても操作性に違和感はほとんどなかった。


ステータスバーをフリックすると、各種状態確認や設定が可能な画面が現れる

ステータスバーをフリックすると、各種状態確認や設定が可能な画面が現れる

ステータスバーから簡単にタスク操作が設定可能

ホーム画面は独自のものを採用。丸型アイコンも特徴的だ。ホーム画面数は追加・削除が可能となっている。ステータスバーをフリックすると、ステータスバー常駐アプリやバッテリー・電波状態等を確認できる画面が立ち上がる。


マナーモード設定や、通常の広視野角と横からの覗き込みをガードできる狭視野角に切り替えが可能なベールビュー設定、起動中アプリ確認もここからできる。


各種確認・設定ウィジェットをホーム画面に出さなくてもよいので、ホームをすっきりさせられるだろう。


Flashを問題なく再生! 健康管理に便利な歩数計アプリも搭載

IS03はAndroid2.1を採用。またFlash Lite 4.0も搭載されている。これによりWebサイト閲覧ではマルチタッチによる拡大・縮小やFlashサイトの閲覧が可能だ。実際にWebブラウザでFlashムービーサイトを見てみたところ、しっかりとFlashムービーを楽しむことができた。マルチタップでの拡大・縮小もスムーズな挙動だった。


そして、1台目として使えるスマートフォンを目指して開発されたIS03。その注目機能の1つがワンセグだ。ワンセグは端末上部からアンテナを引き出し、ワンセグアプリを立ち上げることで視聴できる。タッチ&トライ機でもしっかりとした映像を受信できていた。ワンセグアプリからは録画も可能だ。


ワンセグ受信中の様子

ワンセグ受信中の様子


1台目として欠かせないメールも必要十分な機能を装備。@ezweb.ne.jpのEメールやCメールに対応、デコレーションメールもテンプレートやメニューから簡単に作成できる。


搭載アプリも多様だが、中でも目を引いたものの1つが「歩数計」。このアプリを使うことで、Android搭載端末を歩数計として利用できるようになる。振動によって歩数を計測することはもちろん、歩行距離や消費カロリー、エクササイズ量等も計算し表示する。1日の歩行結果は履歴として残されカレンダー等で確認でき、高機能な歩数計として仕上がっている。


ただし説明員の話によると、タッチ&トライ機にインストールされているのはまだ開発段階のものとのこと。また歩行以外の振動による誤作動を防ぐため、歩行後数十歩程度経ってから計測が開始されるとの話だった。


歩数はもちろん、消費カロリー等も計算・表示される「歩数計」アプリ。カレンダー等で過去の記録も閲覧できる

歩数はもちろん、消費カロリー等も計算・表示される「歩数計」アプリ。カレンダー等で過去の記録も閲覧できる


コンパクトな印象のIS06、ステータスバーから各種機能設定が可能

IS06のタッチ&トライも体験。こちらは用意された端末が2台のみとあって、ほぼ常時利用者がいる状況だった。


IS06のホーム画面(左)背面(右)

IS06のホーム画面(左)背面(右)


IS06の外寸は幅約59.4mm×高さ約115.95mm×厚さ約11.2mm。クセのないシンプルなデザインが印象的だ。操作キーはホームボタンのみが物理キーで、メニューボタンと戻るボタンはタッチセンサーとなっている。Xperiaと比較すると一回りコンパクトな印象で、体感的な重さでは明らかにIS06の方が軽く感じられた。


IS06の右側面(上)左側面(下)

IS06の右側面(上)左側面(下)


メニューボタンタップで画面下にメニューが表示される

メニューボタンタップで画面下にメニューが表示される

ホーム画面は独自形式を採用。メニューボタンを押すと、画面下部にメニューが表示される。整列アイコンをタップするとホーム画面上に表示されたアプリやショートカットのアイコンが自動整列される。ホーム画面の管理に重宝しそうだ。


設定画面はカテゴリごとにアイコン化され、視覚的にわかりやすくなっている。これなら普通の携帯電話からの移行ユーザも使いやすいのではないのだろうか。


ステータスバーをフリックすると現れるメニューにはタスク常駐アプリの他、着信音やWi-Fi、GPS等のかんたん設定やアップグレード情報などが表示される。よく使用する各種設定をステータスバーから操作できるのは便利だ。


設定メニューはカテゴリ毎でアイコン化(左)ステータスバーをフリックで、機能設定等が可能な画面が表示される(右)

設定メニューはカテゴリ毎でアイコン化(左)ステータスバーをフリックで、機能設定等が可能な画面が表示される(右)


使い方は無限大!?便利な手書きメモアプリ搭載

IS03の丸型アプリに対しIS06は四角いアイコンが並ぶ。プリインストールされているアプリでおもしろかったのは、「スマートノート」というメモアプリだ。液晶画面をなぞることで手書きでメモを書くことができる。消しゴムツールもあるので、書き損ねたら消すことも可能だ。線の色や太さ、背景色も変更可能。ふと思いついたアイディアを手書きの図と共にメモしておいたり、あるいはちょっとした絵を描いたりなど、手書きゆえの自由度を元にしたさまざまな使い方ができそうだ。


動画ソフトの設定画面ではDivxコード登録メニューもあり、Divxも対応可能となっていた。端末に入れて持ち歩く動画選択の幅が広がりそうだ。


アプリ一覧画面(左)便利な手書きメモアプリ「スマートノート」(右)

アプリ一覧画面(左)便利な手書きメモアプリ『スマートノート』(右)


動きが楽しい3Dウィジェットも搭載

動きが楽しい3Dウィジェットも搭載

その他IS06には3Dウィジェットと呼ばれる一風変わったウィジェットを搭載。いわゆる立体視ができるわけではないが、立体的な動きを持つ視覚的に楽しいウィジェットだ。


3Dウィジェットにはカレンダーや世界時計等が用意されていた。


タッチ&トライ会場の説明員の話によると、会場を訪れる人からは「どんな機能があるのか」などの機能面での質問が多いとのこと。とくにおサイフケータイやワンセグといった、携帯電話と同様の機能についての質問が目立つという。その他、他社スマートフォンとの違い、海外ローミング、Skype機能についての質問もあるそうだ。また、取材中に周囲の人が説明員に質問をする様子に耳を傾けていると、「月額利用料は○○○○円以内に収まるか」といった料金面の質問もよく聞かれた。


スペック情報だけでなく実際に手にとってみることで、auの新型Android搭載端末の魅力もより伝わるだろう。11月26日までの開催が予定されているので、ぜひタッチ&トライ会場を訪れてみてはいかがだだろうか。