メイン機として使える純国産Android搭載端末!IS03の5つの特徴をまとめて紹介

2010年12月16日 08:08 by Highmount
IS03

IS03

2010年11月26日、auからIS SeriesのAndroid搭載端末として「IS03」が発売となりました。「未来へ行くなら、アンドロイドを待て」といったキャッチコピーや、ウサイン・ボルトやレディー・ガガをイメージキャラクターとしたCMは強烈なインパクトを与えました。


CMだけではなく、IS03はおサイフケータイを搭載する国内初のスマートフォンとしてリリースされたことでも注目されています。今回はIS03の特徴を下記の5点に沿って紹介していきます。


  • ハードウェア
  • ソフトウェア
  • おサイフケータイ機能
  • ワンセグ・赤外線通信機能
  • カメラ性能



1.ハードウェアには国産ならではのこだわり

ハードウェアはオーソドックスなスマートフォンのスタイルをとりながら、シャープのこだわりが見られるつくりになっています。ディスプレイは“液晶のシャープ”ならでは、マルチタッチ対応のNewモバイルASV液晶、解像度はAppleの「iPhone 4」と同じダブルVGA(960×640ピクセル)となっています。


IS03の外観。デザインの全体的な印象はApple社の「iPhone 3G/3GS」に近い

IS03の外観。デザインの全体的な印象はApple社の「iPhone 3G/3GS」に近い


また画面下部にはサブディスプレイとしてメモリ液晶を搭載しており、画面をオフにしていても時刻などの情報をごく少ない消費電力で表示できます。


画面オンのときは操作ボタン(左)画面オフのときはステータス表示(右)

画面オンのときは操作ボタン(左)画面オフのときはステータス表示(右)


本体左側に上から電源ボタン、ボリュームボタン、カメラのシャッターボタンが配置され、右側にはmicroUSBのコネクタがあります。上側に3.5mmミニジャックとワンセグ用アンテナ、下側にストラップホールがあります。ボタン配置は画面を横向きにした際の使い勝手にも配慮されている感じです。また、3.5mmミニジャックには挿入式の異物混入防止カバーが取り付けられています。


3.5mmミニジャックのカバー

3.5mmミニジャックのカバー


2.「Skype au」「Jibe」独自の進化を見せるソフトウェア

IS SeriesのAndroid搭載端末は、Ocean Observation社が開発したユーザーインターフェース(以下UI)を共通して搭載しており、「IS01」と共通したUIがIS03にも見られました。


IS01とも共通したユーザーインターフェース

IS01とも共通したユーザーインターフェース


IS01の左右に分かれていた通知領域がひとつになった代わりに、操作項目が増えた

IS01の左右に分かれていた通知領域がひとつになった代わりに、操作項目が増えた

アイコンデザインやカード型メニューの採用、タスクマネージャー機能の標準搭載などもIS01と共通していますが、通知画面といった構成は縦画面での運用が基本になるIS03に合わせて改良されています。


アプリを見ると、TwitterやFacebookなどSNSをまとめて利用できる「Jibe」や、通常の携帯電話ではおなじみの「au Smart Sports」など、スマートフォンならではのネットワークサービスとの親和性を高める一方で、既存の携帯電話向けサービスも取り込むという、独自の進化をはじめています。また、今回のモデルの“売り”である「Skype au」も搭載されています。


ソーシャルサービスアプリ「Jibe」(左)au独自のプリインストールアプリ(右)

ソーシャルサービスアプリ「Jibe」(左)au独自のプリインストールアプリ(右)


こうした独自サービスの搭載を指して、一部では「ガラパロイド」なる言葉も生まれているようですが、そういった独自進化を許容するあたりは中国の「OPhone」なども含めてなんともAndroidらしいところだと筆者は感じています。


3.ついにスマートフォンでもおサイフケータイが!

IS03は初めてFeliCaを搭載しました。これによりおサイフケータイのサービスが利用できます。当初はイオンの「モバイルWAON」や家電量販店のポイントカードサービスなどごく少数のサービス提供にとどまりますが、来年1月にビットワレットの「Edy」に対応、来年度上期までにJR東日本の「モバイルSuica」などにも順次対応していきます。


FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応(左)対応サービスは今後順次拡充される(右)

FeliCaを搭載し、おサイフケータイに対応(左)対応サービスは今後順次拡充される(右)


また、電子マネーやポイントサービスだけでなく、最近増えてきたICカードを用いた情報提供サービスの利用も期待できます。ためしに、福岡市内にあった情報提供サービスにIS03をかざしてみたところ、情報サイトのURLが取得できました。


4.ワンセグ、赤外線ももちろん健在

IS01に引き続き、IS03にもワンセグと赤外線が搭載されています。ロッドアンテナが搭載されていますが、特別に受信に難がある場所でなければアンテナを出さなくてもある程度問題なく受信できていました。


ワンセグ画面は細部に改良が入っている(左)ロッドアンテナで受信も安心(右)

ワンセグ画面は細部に改良が入っている(左)ロッドアンテナで受信も安心(右)


赤外線ポートは、カメラレンズの下にあります。カメラの近くに赤外線ポートを配置するのはシャープ製の携帯電話でも時々見られましたが、IS03同士でやり取りをする場合は端末の淵についているよりも赤外線通信がしやすいかもしれません。


赤外線ポートはカメラの下

赤外線ポートはカメラの下


5.カメラ性能はスマートフォントップクラス

IS03に搭載されているカメラは、スマートフォントしてはトップクラスと言えるでしょう。画素数は9.6メガピクセル、撮像素子が一般的によく用いられるCMOSセンサーではなく、シャープ製携帯電話の上位機種でも採用されているCCDセンサーを採用しています。


また画像処理エンジンも「ProPix」を採用しており、こちらも携帯電話の上位モデルと同様です。非常に高精細の画像が撮影できるほか、前述の赤外線通信機能を利用することによって、撮影した画像を直接プリンタに転送することも可能です。


カメラのメニューはタッチパネル、ハードボタン双方の利用に配慮された構成。設定できる項目も多い

カメラのメニューはタッチパネル、ハードボタン双方の利用に配慮された構成。設定できる項目も多い


まとめ

OSのバージョンこそ現状では最新ではありません(来春Android 2.2へのアップデートを予定)が、ハードウェアのスペックは十分ハイエンドクラス、カメラの機能はトップクラスです。そこに国内の携帯電話機能を加えることによって、独自の魅力を獲得したように思います。


この記事の制作中、複数のIS03のユーザの方にお目にかかり使用感を聞いてみたところ、「とても満足している」、「想像以上によかった」という声が多かったのが印象的でした。


また、実際に使用していて感じたのが、想像以上にバッテリーのもちがよいということです。連続的に使用していると他のモデルより減りが早いように感じるのですが、待機状態の減りが非常に少ないことや、残量が乏しくなってからもかなり粘ることから、総じてバッテリーのもちがよいという反応に繋がるようです。


2010年12月10日の時点では、未だ受取り待ちのユーザがおり、その人気ぶりが伺えます。スマートフォンにFeliCa等を盛り込み、日本の携帯電話と同じ機能を持った最初のモデルとして、IS03は周囲の予想以上のできなのではないでしょうか。


撮影協力謝辞:あだ。様、furucogarasu様