日本語文字入力IMEアプリの大本命エイトック正式版『ATOK (日本語入力システム)』

2011年07月08日 11:05 by Orange14
ATOK (日本語入力システム)

ATOK (日本語入力システム)

PCでお馴染みの日本語入力プログラム(IME)ATOKが、『ATOKトライアル』を経て、ついに正式Android版『ATOK (日本語入力システム)』をリリースしました!


文字変換の精度の高さが抜群で、特に長文変換の際に、その威力をいかんなく発揮してくれます。


更新:2011年7月9日に『ATOKトライアル』の記事を更新しました。


ATOKの優秀ポイント

まずは、数あるIMEアプリの中でなぜ『ATOK (日本語入力システム)』の人気が高いのか、その理由を簡単に説明してみます。


  1. 精度が素晴らしい長文変換
  2. 冒頭でも触れましたが、『ATOK (日本語入力システム)』の特徴といえば、まず文字変換の頭の良さが挙げられます。最近では、他のIMEも賢くなってきてはいますが、文章が長くなった際の変換精度は、やはり『ATOK』に勝るものはないでしょう。


  3. 考え抜かれたAndroid独自のUI
  4. トップ画像のフラワータッチは、もう随分とAndroidの世界に浸透してきましたが、PCとAndroid端末の違いを研究しつくした操作性は、片手での文字打ちとは思えない入力速度を実現させてくれます。また、『ATOKトライアル』ではできなかったキーサイズ変更も可能になっています。


以下では、『ATOKトライアル』からの変更点を中心に、『ATOK (日本語入力システム)』の魅力をもう少し詳しくご紹介していきます。


初期設定がより便利に
ATOK (日本語入力システム):起動画面

ATOK (日本語入力システム):起動画面

インストール後に『ATOK (日本語入力システム)』を起動したら、「ATOKを使える状態にするには」をタップしましょう。こちらからすぐに入力環境を設定できるようになりました。


これまでですと、「端末メニュー」→「設定」→「言語とキーボード」で有効化し、実際の入力画面でロングタップし「入力方法」の選択から設定を行っていましたが、詳細設定をしながら利用設定も行える今回の変更は、今後のIMEアプリのスタンダードになって欲しいと個人的には思いました。小さいことかもしれませんが、とても便利です。


また、トライアル版では、キャリアごとにアプリが分かれていましたが、正式版からは1つのアプリ『ATOK (日本語入力システム)』に統一されました。絵文字の入力の際に違いが出るので、「ATOKの設定を変更する」→「その他」で自分の端末のキャリアを選択しておきましょう。


定番の入力方式は健在

『ATOK (日本語入力システム)』では3種類の入力方法から好きなものを選んで使用することができます。


  • ケータイ入力:通常のケータイ電話と同様、ボタンを連打して文字を入力する方法

  • フリック入力:『Simeji(日本語入力キーボード)』のように、上下左右の4方向に指を移動させ入力する方式

  • ジェスチャー入力:フリック入力に似ていますが、指を移動させる方向が上部に集中しているATOKオリジナルの入力方式(別名はフラワータッチ)


 

ATOK (日本語入力システム):ケータイ入力(左)フリック入力(右)

ATOK (日本語入力システム):ケータイ入力(左)フリック入力(右)


3つの入力方法は、設定画面の「入力方式」で選択できます。


ATOK (日本語入力システム):オリジナルのジェスチャー入力

ATOK (日本語入力システム):オリジナルのジェスチャー入力

おすすめは「ジェスチャー入力」

デフォルトでは「ジェスチャー入力」に設定されています。英数字への変換は、左下にある「あ→A→1」というボタンをタップすれば切り替えられます。


「ジェスチャー入力」の場合、濁音・半濁音・小文字表現のある文字の入力は独自の手法をとっています。


たとえばタ行の場合、上部にはタ行の文字が表示されており、下部には濁音記号が表示されています。「だ」を入力したい場合は「た」の後に下部の「゛」に指をスライドさせましょう。この時、「た」→「゛」と「゛」→「た」どちらでもOKで、ほぼワンアクションで入力できます。


慣れたらかなり高速の入力が可能になるので、本当におすすめです。


横スクロールが見やすい候補変換

文字変換については、キーボードの上に候補変換が現れます。表示されている範囲にない場合は、その文字ボックスを横スライドさせると次々と出てきます。


縦スクロールではなく、横スクロールなので、可視化範囲が変わることなく候補を選び出せるのはとても気が利いています。候補入力の精度に関しては「さすが!」の一言です。


ATOK (日本語入力システム):絵文字入力も楽々

ATOK (日本語入力システム):絵文字入力も楽々

顔文字入力も簡単

左下にあるキーをロングタップして、「(^_^)」を選択すると、顔文字の入力ができます。「笑」「泣」などのジャンルごとに顔文字が登録されているので、入力には非常に便利です。


また、同じ左下のアイコンをロングタップすると、記号・AA、定型文・文字コード、ATOKダイレクトの選択入力になります。


「ATOKダイレクト」を選択すると、マッシュルーム機能が使えます。マッシュルームとは、元々Android向けに開発されたIMEアプリ『Simeji(日本語入力キーボード)』において、入力補助や表現の幅を広げるための別アプリ(マッシュルームアプリ)と連携させることができる機能のことです。実用的なものからユニークなものまで、数多くのマッシュルームアプリがリリースされているので、使いこなせるようになると、文字入力がさらに楽しく楽ちんになりますよ。


入力方法の詳細設定

続いて、入力操作の設定について、少しご説明します。3つの入力方法のそれぞれに対して、「設定」→「入力補助」で、キー反応速度や入力に関連する細かい補助設定を行うことができます。


ATOK (日本語入力システム):「設定」→「入力補助」画面

ATOK (日本語入力システム):「設定」→「入力補助」画面

設定項目としてオススメなのが、「自動スペース入力」のチェックを外すことです。というのも、パスワード入力などで英文字を使っている場合、こちらのチェックが入っていたせいで、スペースがあることを気付かずに「認証されなくて困った」という話を聞くからです。


面倒に感じる人もいるかもしれませんが、こうした設定を細かく行ってみると、格段に使いやすくなりますよ!


キーボードサイズの調整

『ATOK (日本語入力システム)』正式版では、キーボードサイズの変更を行うことができるようになりました。「設定」→「画面・表示」項目の「キーサイズ」から自分好みに調節してみてください。特に男性の場合、タッチパネル方式では「キーが小さい!」と思っている人が少なくないと思います。このキーサイズを変更するだけで、使いやすさがぐっと向上します。


ATOK (日本語入力システム):「キーサイズ」変更例。テンキー(縦画面)最小(左)と最大(右)

ATOK (日本語入力システム):「キーサイズ」変更例。テンキー(縦画面)最小(左)と最大(右)


キーボードの変更

文字入力画面の左下にあるアイコンをタップすると、キーボードを選択できます。おすすめはテンキーです。


  • QWERTYキーボード:PCのキーボードと同様の配置(3つの入力方法は使えません)
  • テンキー:通常のケータイ電話と同様の配置


ATOK (日本語入力システム):テンキー(左)QWERTYキーボード(右)

ATOK (日本語入力システム):テンキー(左)QWERTYキーボード(右)


新色が追加

「設定」→「画面・表示」→「テーマ」を選択すると、キーボードのテーマカラーを変更することができます。トライアル版より3色増えました。どのカラーも落ち着いた渋めの雰囲気となっていて素敵です。キーボードのカラーやデザインというのは、人と違いを見せるポイントの一つですので、今後もテーマの追加などを行ってもらえたらうれしいですね。ちなみに、下画像以外の新色は、このレビューの他の画像で使っている「炭」です。


ATOK (日本語入力システム): 3種類が追加されました。若葉(左)紅花(右)

ATOK (日本語入力システム): 3種類が追加されました。若葉(左)紅花(右)

<総括>

PCの日本語入力プログラムとして絶大の信頼を誇るATOKの日本語入力アプリ。オリジナル入力方式となる「ジェスチャー入力」のほか、ケータイ入力やフリック入力を選択することも可能。また、記号や絵文字なども豊富に用意されており、日本語変換精度とともに「使えるアプリ」です。『ATOKトライアル』で登録した辞書や定型文、学習内容についての引き継ぎも可能。詳しい設定に関してはアプリのチュートリアルをご一読ください。

ATOK (日本語入力システム)
JustSystems Corporation ATOK (日本語入力システム) 1543円

『ATOK (日本語入力システム)』~日本語文字入力IMEアプリの大本命エイトック正式版~

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