

i文庫 for Android
iPhone・iPadで爆発的な人気を誇る噂のアプリ「i文庫」のAndroid版『i文庫 for Android』が遂に登場しました。
「i文庫」は2008年にiPhone向けの読書ビューアとしてリリース以来、公式ストアの歴代有料アプリ1位(2009年)、日本産業デザイン振興会主催のグッドデザイン賞受賞(2010年)と、何かと話題のアプリです。
「青空文庫」ビューアとしての機能がメインですが、PCから転送したPDFやJPEGのデータも閲覧できるのが大きな特長です。
使い勝手とデザインが抜群~青空文庫ビューアとして~
起動後まず感動してしまうのが、ホーム画面です。遊び心あふれる本棚っぽいデザインになっていて、まるで自分の書斎を持ったような気分になれます。本が増えすぎてしまっても処分する必要などありません。左上のアイコンから好きなだけ本棚を編集・追加して、オリジナルのデジタル書庫を完成させましょう。右上の「編集」アイコンをタップして「ソート」や「移動」を使えば、本棚内や本棚間の整理も簡単にできます。
「青空文庫」の検索画面は著者別表示が基本ですが、右上の検索バーから題名でも著者名でも相当な曖昧検索に対応してくれるので、目的の本はすぐに見つかります。ダウンロードも題名をタップするだけで簡単にできます。


i文庫 for Android:アニメーションでページめくりもリアルに
また、読書の際の機能も非常に充実しています。
読みたい本を表示させた状態で「MENU」ボタン→「設定」をタップすると、カスタマイズ画面が出てきます。文字やルビの大きさはもちろん、ステータスバーやマージン(ページ余白)、背景画像、単語検索のためのブラウザ指定までできてしまいます。
ここまで細かくカスタマイズできるのは、有料アプリということを差し引いても読書好きには価値があると思います。
マンガもビジネス文書も閲覧可能~PDF/JPEGビューアとして~
このアプリで読むことのできる全てのPDF、JPEGデータへは本棚画面の下にある「フォルダ」からアクセスできます。SDカード内に保存してあるファイル内はもちろん、ウェブからダウンロードして閲覧もできます。
他にもPDF、JPEGビューアはそれぞれありますが、1つのアプリで両方に対応したのは『i文庫 for Android』が初めてです。データ化したマンガやビジネス文書も読むことができるので、様々なシーンで活躍するのは間違いありません。横方向での見開き閲覧、右開き設定が可能なのもうれしい限りです。


i文庫 for Android:マンガの見開き閲覧ができるのは価値が高い
<総括>
「青空文庫」、PDF、JPEGを読むことができるビューアアプリです。iPhoneでも大ヒットしたアプリだけあって、総合的に見て非常にクオリティが高いと思いました。特にデータ化されたファイルを読む機会の多い方にはおすすめしたいです。


シティリビング編集部マユさん
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スマートフォンに替えたら試してみたかった電子書籍アプリ。『i文庫 for Android』は約1万冊の文学作品を無料で公開している電子ライブラリ「青空文庫」が読めます。本棚っぽいデザインのホーム画面もおしゃれ。文字もハッキリしていて読みやすかったですよ。 |