世界最薄7.7mm!薄さと機能を両立したNECカシオのAndroid搭載端末『MEDIAS N-04C』

2011年02月24日 14:05 by 石川温
NECカシオのAndroid搭載端末MEDIAS

NECカシオのAndroid搭載端末MEDIAS

2011年2月24日、NECカシオがAndroidスマートフォンを発表した。世界最薄(2011年1月31日時点)のAndroid搭載端末「MEDIAS N-04C」である。


昨年はXperiaGALAXY Sなどの海外メーカーの勢いが凄まじかった。年末にはシャープや東芝といった日本メーカー勢が相次いでキラー端末を投入。おサイフケータイやワンセグ、赤外線といった日本特有の機能をひっさげて、既存の携帯端末から乗り換えしやすいAndroidスマートフォンとして、一時は在庫薄になるなど人気を博した。「MEDIAS」はこのように各社から続々とスマートフォンが登場する中での、満を持しての登場となる。


強烈なインパクトのある圧倒的な薄さ

「MEDIAS」は7.7mmという超薄型ボディが特徴のスマートフォンだ。折りたたみケータイで相次いで薄型を投入してきたNECの技術力が詰まった端末に仕上がっている。


この薄さで、おサイフケータイ、ワンセグ、赤外線通信といった日本特有機能をしっかりと搭載しているのが素晴らしい。


先ごろ、1月にアメリカ・ラスベガスで開催された「CES」では、ソニー・エリクソンが「Xperia arc」を、2月14~17日にかけてスペイン・バルセロナで開催のMobile World Congressではサムスン電子が「GALAXY S2」を発表した。Xperia arcは8.7mm、GALAXY S2は8.49mmと、どちらも薄型で勝負をしてきている。しかし、MEDIASの7.7mmはそれらをはるかに凌ぐインパクトがある。


MEDIASの7.7mmは他社の薄型端末をはるかにしのぐインパクト

MEDIASの7.7mmは他社の薄型端末をはるかにしのぐインパクト


気になるバッテリーの寿命

仕様を見てまず抱いたのが「バッテリーの持ちは大丈夫なのか」という点だ。昨年末、シャープ・IS03を購入して使ってみたものの、とにかく日々、「バッテリーが持たない」という悩みがつきまとっていた。バッテリー容量が少ないために、電池の持ちが極端に短いのだ。


MEDIASに関しては連続待受時間が約360時間とIS03よりも長いので、電池の持ちにおいては、さほど心配しなくて良さそうだ。


ビギナーにもおすすめ、使い勝手にこだわった端末

また、MEDIASでは、本体側面のアルミ風フレームが高級感をもたらしているのが魅力的だ。上部と下部が緩やかなカーブを描いており、持ちやすいデザインになっている。4インチという大型ディスプレイで見やすく、かつ手の小さな女性でも持ちやすそうなのは好感が持てる。


日本語入力にはATOKを採用

日本語入力にはATOKを採用

日本語入力にはATOKを採用。アドレス帳も検索しやすく日本メーカーらしい使い勝手に仕上がっているようだ。さらにTwitterなどとも連携しており、最近のトレンドもしっかりと抑えている。


昨今、Androidスマートフォンが大きなブームとなりつつあるが、その一方で、いままでのケータイに使い慣れていた人にとっては、操作性などが大きく変わるため、戸惑ってしまうことが多かった。


MEDIASには、スマートフォンビギナーでも分かりやすいような日本メーカーらしい配慮を期待したい。


魅力の多いMEDIASではあるが、一つ気になったのが、イヤホンジャックの形状だ。他のスマートフォンではほとんどが3.5ミリイヤホンジャックだが、薄さを追求したMEDIASでは3.5ミリイヤホンジャックが使えるのか心配ではある。仮にイヤホンジャックをmicroUSBに接続しなくてはならない仕様の場合でも、使い勝手を考慮して変換コード対応になっている事を期待したい。


NECカシオは長い間、折りたたみのiモード端末を多く出してきたため、今回のMEDIASは新鮮であり、本当に久々に心の底から驚かされた端末だ。「NECカシオ、やればできるじゃん」というのが正直な感想だ。