Q:メールが色々あって、どれを使えばいいのか分かりません。
A:パソコンと同じように使うならインターネットメール、ケータイと同じように使うならキャリアメールやSMS。相手や状況に応じて使い分けましょう。


メール関連のアプリが4つもある!
スマートフォンで利用できるメールは、全部で3種類あります。
【1】インターネットメール
【2】キャリアメール
【3】SMS(ショートメッセージサービス)
※画像はLYNX 3D SH-03Cで撮影しました。機種によって見え方などが少し変わります。
【1】インターネットメール
パソコンで利用しているメールアドレスは、設定すればAndroid搭載端末でも使えます。インターネットメールに該当するアプリの名前は『Gmail』と『(E)メール』です。
『Gmail』はGoogle社のメールサービスで、全てのAndroid搭載端末に必ずインストールされています。「Googleアカウントは設定しないといけないんですか?」の説明の通りにGoogleアカウントを設定すると、自動的にGmailが使えるようになります。


(E)メール:メールアドレスの設定画面
『(E)メール』はGmail以外のメールの管理に使います。
以前から使っていたYahoo!メールやHotmailを含むインターネットメールはもちろん、自宅のパソコンに設定してあるプロバイダーメールも利用できます。プロバイダーメールを使う時は、『(E)メール』を起動して画面の指示に従って設定してください。
Gmailや(E)メールの最大の利点は、パソコンからでもAndroid搭載端末からでも操作可能なので、資料や画像などの送受信ができるということです。今までパソコンでしか見られなかったメールが、どこにいても簡単にチェックできるようになります。
【2】キャリアメール
「キャリア」とはdocomo、au、SoftBankなどの携帯電話会社のことで、キャリアメールとは従来から使われているケータイメールのことです。下記の条件を満たしている方はケータイ時代のアドレスを使い続けることができます。
条件:ケータイアドレスを持っていた方で同じキャリアのケータイからAndroid搭載端末に機種変更する方
- docomoの「~~@docomo.ne.jp」:spモードとの契約が必要(申込必要・月額315円)
- auの「~~@ezweb.ne.jp」:IS NETとの契約が必要(申込必要・月額315円)
- SoftBankの「~~@softbank.ne.jp」:S!ベーシックパックとの契約が必要(申込必要・月額315円)
※docomoのspモードについては「いよいよサービス開始!「spモード」を使ってみた」も参照してください。
最大の利点は、ケータイメールと同じように端末で撮った写真を添付したり、写メや絵文字、デコメも利用できるということです。


SMSのメッセージ作成画面
【3】SMS
「@」を含むメールアドレスを使わずに送信できるメッセージで、該当するアプリの名前は「メッセージ」、もしくは「SMS」です。ケータイでの呼び方はキャリアごとに異なり、docomoならショートメールかSMS、auならCメール、SoftBankならS!メールかSMSがこのサービスに当たります。
相手の電話番号さえ分かれば送信可能ですが、短い文章しか送ることができません。また、基本的にはキャリアが違う端末同士では使用できません。
最大の利点は、相手の電話番号だけ分かれば送信できるので、気軽に使えるということです。
目的やシーンに合わせてメールを選択
3種類のメールについて簡単に説明してきましたが、どのサービスにもメリットとデメリットがあります。状況や相手によって使い分けるのが、Android搭載端末ならではの上手なメールの利用方法ではないでしょうか。
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