

Plug In Launcher
『Plug In Launcher』は、端末を充電・USB接続・イヤホン接続した際に反応し、自動で任意のアプリを起動してくれるアプリです。たとえば「充電する時は時計表示にしたい、イヤホンを接続したら音楽を聴きたい」という場合に端末を操作しなくてもアプリが起動するので便利です。
僕の場合、端末にイヤホンを接続する時はほとんど音楽を聴くためなので、使っているうちにその良さに気づきました。Android端末を、ミュージックプレーヤーとして常用している方にはとくにおすすめです。なかなか便利で手放せなくなりますよ!
コネクターに接続されたものに応じて、任意のアプリが起動
アプリを起動すると、「Power」=充電、「USB」=USBケーブル、「Headset」=イヤホンと3つのタブが並びます。これらは端末に「何を」接続したかという状態を示すものです。状態に応じて起動させるアプリを設定できます。
この時「Power」は端末を直接コンセントに接続する場合を指します。PCに接続して充電する場合は「USB」での設定が適用されます。
実際にイヤホンを接続したら、『ミュージック』(音楽プレーヤーアプリ)が自動で起動する設定をしてみます。


Plug In Launcher:起動するアプリを『ミュージック』に設定
「Headset」→Headsetの真下の「No application set.」の順にタップしてみてください。インストールされているアプリの一覧が表示されるので今回は『ミュージック』ですが、ここで任意の音楽プレーヤー選択します。
イヤホンを接続したらすぐに『ミュージック』が起動し、音楽が再生されるように設定してみました。再生条件を設定しておけるのは大変便利です。
設定項目は5つあるので、具体的に設定してみましょう。
簡単な設定でいて使い勝手も良好!
設定項目の説明です。
- Startup Launching feature on reboot
チェックを入れると、バックグラウンドでもアプリが稼働します。 - Display a dialog on connect
イヤホンを接続した時に、アプリを起動するか尋ねてくれます。チェックを入れなければ、自動でアプリが起動します。 - Automatically press play on launch
ミュージックなどの音楽再生アプリの場合に有効な設定です。再生ボタンを押さなくても自動で再生してくれます。チェックを入れなければ、再生ボタンをタップなどアプリでのボタン操作が必要となります。 - Media Volume Control
再生音量の設定ができます。 - On
この「Headset」の設定を有効にする場合はOnと表示させます(デフォルトでOnです)。
ちなみに、「Power」「USB」タブでも同様の流れでアプリを登録できます。設定項目は「Display a dialog on connect」と「On」の2つのみなので、メニューは全て英語ですが、上記の「Headset」タブの項目だけ覚えれば大丈夫です。
ここまで設定すると、『ミュージック』が『Plug In Launcher』に登録されます。


Plug In Launcher:イヤホンを接続すると設定した音量で再生開始
イヤホンを接続すると、無事に設定した音量で再生されました。本アプリの使い方として音楽再生を選んでみましたが、動画再生やラジオを設定してもいいと思います。冒頭に述べた通り、僕は充電ケーブルを接続した時はNHK時計が起動するように設定しています。端末の設定で充電中はスリープモードにしないように設定しておけば、卓上時計としても使えますね。
『Plug In Launcher』を使っている時に気がついたのですが、音楽再生アプリを選んだ場合、イヤホンを接続すると自動で音楽再生できる設定にでき、イヤホンを抜いた時には音楽再生が一時停止状態になります。不意の事故でイヤホンが抜けてしまった時に、慌てなくても大丈夫です。
もちろん再接続すれば、続きから再生されます。ユーザライクですね!