今ならお得!? Androidスマートフォンのおすすめ2010-2011年冬春モデル

2011年07月09日 11:12 by 伊藤義樹
今が狙い目の冬春モデル

今が狙い目の冬春モデル

各キャリアから、2011年夏モデルの端末が発表されました。これまで以上のカラーバリエーションや、軽さや薄さ、防水機能やおサイフケータイ、ワンセグの搭載など、際だった特徴を備えた端末が目白押しです。ガラケーからAndroidスマートフォンへ移行しようと考えている人や2台目の契約を考えている人など、「夏モデルのどれにしようか」とチェックをしている人も多いかと思います。ですが、ここで「チョット、待ったーっ!」。最新モデルではなくても、魅力的な端末はまだまだあります。


本記事では、最新の2011年夏モデルではなく、ひとつ前の2010-2011年冬春モデルも、条件によっては十分魅力的である事を紹介したいと思います。


新端末の発売時期にあえて2010-2011年冬春モデル

新製品は確かに魅力的です。でも、誰もが新製品へ注目しているこのタイミングこそが、それ以前のモデルの買い時なのです。当然ですが、ニューモデルが発売されると、旧モデルは売れにくくなります。そこで値下げです。以前は「新規0円」など、かなりの値引きをしている携帯ショップの広告をよく見かけたものですが、現在ではあまりおおっぴらな値引き合戦は見かけなくなりました。しかし、こういったニューモデルがリリースされた後のタイミングで、ひっそりと値引きされていることがあるのです。


量販店よりも直営販売店

家電製品を購入する場合、大抵は大手量販店の方が安く購入できます。価格.comなどの価格比較サイトを利用して、ネット通販で購入するのも賢い方法です。しかし、こと携帯に関しては、これらはあまり役に立ちません(試しに見てみてください。携帯はあまり価格の登録情報がありません)。


価格登録情報の掲載は少ない

価格登録情報の掲載は少ない


その理由は、携帯の価格の仕組みにあります。端末にはそれぞれ本体価格が設定されていて、その上で契約条件により、月々サポート、毎月割、月月割…などの割引を、一定の期間受けることになり、それらは通信料から差し引かれます。この本体価格から割引額を差し引いた値段が端末の価格となります。このため、携帯の価格はキャリアが主導する形となり、他の家電製品のように販売店では価格の差が付けられなくなっているのです。


そこで、キャリア直営販売店です。携帯の価格はキャリアが主導する形で決まっていますが、ことに多くの在庫が残っている機種に対しては、思い切った価格を設定する場合があります。そして、この価格がすぐに反映されることになるのが、キャリア直営店なのです。


安く買うには努力も必要

しかしながら、価格情報はどうやって手に入れればいいでしょう。じつは、クチコミ情報が役に立つのです。価格.comでも掲示板の特価情報、Twitterなどの書き込みをチェックします。また、非常に面倒な手段なのですが、電話をかけて聞くことも有効です。直営店へ一件ずつ電話で価格を問い合わせるのです。


まず、現在の販売価格を調べます。Impressの携帯ニュースサイト「ケータイWatch」では、定期的に販売店での価格をチェックしています。 これをもとに価格を調べます。筆者の友人には、携帯を求めて別の都道府県まで遠征した猛者もいますが(新機種がいち早く欲しくてですが…)、安く購入するために遠くまで出向くのは得策ではありません。移動にあまりお金のかからない範囲でチェックしてみてください。それでも結構、ショップによりバラツキがあるはずです。


2010-2011年冬春モデルのおすすめ機種

さて、2010-2011年冬春モデルの購入ですが、どの機種を選べばいいのでしょう。もちろん、すでに気になっていた機種があれば、それを狙えばいいわけですが、決めていないなら2011年夏モデルと比較してみましょう。


NTTドコモ


GALAXY S SC-02B」vs「GALAXY S II SC-02C


GALAXY S SC-02B(左) GALAXY S II SC-02C(右)

GALAXY S SC-02B(左) GALAXY S II SC-02C(右)


主なスペックの違い

  • OS:Android2.2(2.3アップデート)→2.3
  • CPU:Samsung Intrinsity S5PC110 1GHz→Samsung Exynos 4210 Orion Dual-core 1.2GHz
  • 液晶サイズ:4インチ→4.3インチ


GALAXY Sの場合、新モデルでは、ハードのスペックが、全ての面で向上しています。正常進化といったところでしょうか。しかし、もともと他の端末よりもスペックに秀でていたGALAXY Sです。他の夏モデルと比較した場合、操作感で大きな不満を持つことはないでしょう。ワンセグやおサイフケータイ機能にこだわりがなければ、在庫も豊富でオススメのモデルです。


Xperia arc S0-01C」vs「Xperia acro SO-02C


Xperia arc S0-01C(左) Xperia acro SO-02C(右)

Xperia arc S0-01C(左) Xperia acro SO-02C(右)


主なスペックの違い

  • 基本的には同じです。Xperia arcにワンセグ、おサイフケータイ、赤外線通信を搭載したものがXperia acroです。


Xperia arcとacroの違いは、ガラケー的機能が搭載されているかどうかの違いです。つまり、ワンセグやおサイフ機能を使わない(使っていない人は結構多いです)というなら、arcで全く問題ありません。arcならでは、という利点もあります。ピンクがきれいな「Sakura」はarcにしかないカラーバリエーションです。また名前の由来ともなっている背面部のアークラインのデザインが、acroではフラットになっています。デザイン重視ならarcがオススメ。


MEDIAS N-04C」vs「MEDIAS WP N-06C


MEDIAS N-04C(左) MEDIAS WP N-06C(右)

MEDIAS N-04C(左) MEDIAS WP N-06C(右)


主なスペックの違い

  • OS:Android2.2(今夏2.3へアップデート予定)→2.3
  • CPU:Snapdragon MSM7230(800MHz)→MSM8255(1GHz)
  • MEDIAS WPでは、IPX5/IPX7相当の防水性能、高速通信のHSDPA 14Mbpsサポート、テザリングにも対応


薄型、軽量が魅力のMEDIASシリーズですが、基本性能に大きな違いはありまぜん。MEDIAS WPでは、防水、通信速度、テザリングといった機能を追加し性能を上げてきています。また、お風呂でも使える防水機能は非常に魅力的かもしれません。逆に防水機能やパソコンを外で使うために通信機能がなくても大丈夫であればMEDIASも十分魅力的です。とても些細なことですがMEDIASのほうが、8gほど軽かったりもします。


au


IS03」「IS05」vs「AQUOS PHONE IS11SH」「AQUOS PHONE IS12SH


IS03(左) IS05(右)

IS03(左) IS05(右)


AQUOS PHONE IS11SH(左) AQUOS PHONE IS12S(右)

AQUOS PHONE IS11SH(左) AQUOS PHONE IS12S(右)


主なスペックの違い

  • OS:Android2.2→2.3
  • CPU:Snapdragon MSM8655(1GHz)(IS05)→MSM8655(1.4GHz)(IS11SH、IS12SH)
  • IS11SHは、スライド式のテンキーを搭載
  • IS12SHは、3D液晶を搭載


夏モデルは、スペックも高速のCPUを搭載と、テンキー、3D液晶を搭載という変化球の2パターンで性能をアップしてきました。スペックはしかたがないとして、テンキーと3D、いかがでしょうか?ガラケーの文字入力方法が良いという方には、テンキーは魅力的かもしれませんが、Androidスマートフォンにも同様の入力方式はあります。


3Dはどうでしょう。筆者は、世界で初めて3D液晶を搭載したHITACHIのWoooケータイH001を使っていました。Nintendo 3DSも3Dテレビも愛用している大の3Dファンです。しかしながら、3Dは必ずしも必要な機能ではありません(本当に3D好きです)。こちらも3D機能やテンキーにこだわりがなければ、2010-2011年冬春モデルでも十分Androidスマートフォンです。ちなみにここで紹介したモデルは全てワンセグやおサイフケータイといった機能は搭載しています。


「htc EVO WiMAX ISW11HT」は少し特殊なモデル


htc EVO WiMAX ISW11HT

htc EVO WiMAX ISW11HT

2011年の4月に発売された「htc EVO WiMAX ISW11HT」に関しては、後継モデルが発表されていません。WiMAX対応、テザリング対応モデルは、現在のところキャリアを問わず、このモデルだけです。「WiMAX対応がいい!」という方はオススメです。今しかありません!


ソフトバンクモバイル


ソフトバンクモバイルは例年行われる2011年夏モデルの発表会を、東日本大震災を受けて自粛。これまで発表されているのは、3D液晶搭載の「AQUOS PHONE 006SH」、従来型携帯電話と同様のテンキーを搭載した折りたたみ式の「AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH」、初のパナソニック製端末「Sweety 003P」などです。


AQUOS PHONE 006SH(左) AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH(右)

AQUOS PHONE 006SH(左) AQUOS PHONE THE HYBRID 007SH(右)


ソフトバンクモバイルも「Sweety 003P」以外は、今のところ変化球的な新モデルです。テンキーや3Dに強いこだわりがなければ、「HTC Desire HD 001HT」、3D動画や静止画の視聴が可能な「GALAPAGOS 003SH」、スライド式のQWERTYキーボードを搭載した GALAPAGOS 005SH」でも十分ではないでしょうか。「HTC Desire HD」以外の端末は、ワンセグやおサイフケータイ機能も搭載されています。


HTC Desire HD 001HT(左) GALAPAGOS 003SH(右)

HTC Desire HD 001HT(左) GALAPAGOS 003SH(右)


気になる端末があれば、まずは2011年夏モデルと2010-2011年冬春モデルのスペックを比較して、どこがどう変わったかチェックして機種を選ぶのが得策です。3Dやテンキーに強いこだわりがないならば、意外と2010-2011年冬春モデルでも十分なスペックを備えた端末は多々あります。その上で、安価なプライスタグを付けたショップを見つけ出せたら、即断即決がポイントです。