

Wifi Analyzer
『Wi-Fi Analyzer』は、無線LANのアクセスポイントを様々なビジュアルでチェックできるアプリ。
屋外はもちろん、室内でも場所によって電波の入り具合も違ってくるので、より電波が強くて早い無線LAN環境を求める人には必携です。
デザイン性に優れた表示方法
電波の表示方法は全部で5種類。グラフなどビジュアルでわかりやすく、電波の強度だけでなく安定性も確認ができます。
- チャネルグラフ
- 時間グラフ
- チャネルレーティング
- APリスト
- シグナルメータ
端末のメニューボタン→表示方法で各画面表示への設定もできますが、画面を左右にフリックして見ることも可能です。それぞれに特徴がありますので、各表示画面について説明しましょう。
- チャネルグラフ
まずは、標準設定の「チャネルグラフ」。Android端末が受信している無線LANのアクセスポイントの電波を山形のグラフにして表示してくれます。
山が高ければ高いほど電波が強いです。自分がチェックしたいポイントがあれば、その線の上をロングタップし、強調表示の画面を出します。表示されたポイント名をタップすれば線が太くなり、より見やすくなります。


Wifi Analyzer:「チャネルグラフ」。強調表示したアクセスポイントは、右のように線が太くなります
- 時間グラフ
無線LANのアクセスポイントの電波が安定しているか時系列で確認できます。
自分がチェックしたい電波だけに絞りたい場合は、メニューボタンから「フィルタ」をタップ。さらに画面上部にあるアクセスポイント名をロングタップすれば、そこだけに絞って表示することもできます。アクセスポイント名は、左右にスライド表示されます。


Wifi Analyzer:「時間グラフ」。指定したアクセスポイントだけに絞るとかなり見やすくなります
- チャネルレーティング
アクセスポイントのチャネルを星で表示。星が多いほど感度のよいチャネルとなります。
家庭の無線LANで速度の遅さが気になる人は、このモードで確認して、感度の高いチャネルに変えるといいでしょう。端末のメニューボタン→設定にある「古いチャネルレーティングを使用します。」のチェックを外すと、アプリの再起動を求められます。起動後、端末のメニューボタンをタップすると「CHレーティング」が増え、ワンタップで確認することができます。ただし、メニューの表示方法から選択できなくなってしまいますので、使い方にあった方法を選んでください。


Wifi Analyzer:「チャネルレーティング」。表示方法から選ぶと左のような画面に。設定すれば、右のようにメニュー画面からの選択も可能です
- APリスト
周囲のアクセスポイントを一覧で表示してくれます。電波の使用状況や強度、パスワードの有無などが見られます。
メニューの「並べ替え」で、アルファベット順、チャネル順、シグナル強度順、オープンな順に並べ替えることができます。自分が重視している点に合わせて並べてみましょう。
また、端末のメニューボタン→その他→設定にある「リストのグループモード」にチェックを入れれば、リストにある同じSSID、セキュリティを同じグループのアクセスポイントとして表示してくれます。