アプリ使用にかかるCPUの負担を監視、警告を鳴らしてくれるタスク管理アプリ『Watchdog Task Manager』

2011年09月15日 14:06 by 一条 真人
Watchdog Task Manager

Watchdog Task Manager

マルチタスクで複数のアプリを動かせる利点を持つAndroidですが、あまりにも多くのアプリや機能を使用していると、処理速度が遅くなり動作も重くなります。なぜなら、メモリ容量やCPUパワー(データ処理などを行うCPUの処理能力)には限界があるからです。


『WatchDog Task Manager』は、アプリの使っているCPU負荷を監視、負荷の高いものを探し出して、処理してくれるアプリです。


本アプリには、無料版の『Watchdog Task Manager Lite』もあります。両アプリの主な違いとしては、広告の表示、BlackList機能の有無などが挙げられます。


いずれも新しいバージョンからは、日本語にも対応されるようになったので、より使いやすくなっています。


基本画面の構成

起動すると、まずはステータス画面が表示されます。このアプリは基本的に3画面で構成され、画面上部のタブで切り替えることができます。


  • ステータス
    CPUやメモリなどの状態を表示

  • 警告
    CPUを一定値以上占領して負担をかけているアプリを表示

  • CPU
    アプリをCPU使用率(実行中の際、CPUを占める時間の割合)順に表示


Watchdog Task Manager:ステータス画面(左) 警告画面(右) 

Watchdog Task Manager:ステータス画面(左) 警告画面(右) 


なお、どの表示画面からでも、端末のメニューボタンから同じ項目が表示され、「設定」で監視オプションやカラーの詳細な設定を行えます。


警告の設定と使用方法


Watchdog Task Manager:警告を出すアプリのCPU使用率を設定

Watchdog Task Manager:警告を出すアプリのCPU使用率を設定

本アプリでは、CPU使用率でアプリの動作をコントロールできますが、CPU使用率がどれくらいになった段階で制御するかは、端末のメニューボタン→「設定」→「CPU使用率の警告基準」で設定できます。デフォルトでは40%ですが、1%に加え、10%~90%まで10%きざみで選択が可能です。


Watchdog Task Manager:警告画面に登録されたアプリをタップし、動作を選択

Watchdog Task Manager:警告画面に登録されたアプリをタップし、動作を選択

そして、CPU使用率が設定値を超えると、アラームが鳴り、通知バーでの通知や「警告」画面に表示されます。


「警告」画面に登録されたアプリは、タップまたは長押しすることで「ホワイトリスト」、「起動」、「停止」の3つを選択できます。この中にある「ホワイトリスト」を選択すると、「ホワイトリスト」に登録され、以後、CPU使用率が設定値を超えても、警告しないようになります。念のため説明をしておくと、「起動」はアプリの起動、「停止」はアプリの終了となっています。


Watchdog Task Manager:CPUの画面でアプリ名をタップすると処理選択を表示

Watchdog Task Manager:CPUの画面でアプリ名をタップすると処理選択を表示

また、「CPU」画面でアプリ名をタップしても動作メニューを表示できます。「ブラックリスト」という選択があり、登録すると、警告を行わず自動的にアプリを停止するようになります。ちなみに、リスト登録時には停止の基準となるCPU使用率を設定することができます。


なお、設定値を超えてアプリを停止する処理はバックグラウンドのアプリのみで動作するようです。つまり、ブラックリストに登録していて、CPUにかかる負荷が設定値を超えたとしても、音楽を再生中の音楽プレーヤアプリが勝手に終了するようなことはないというわけです。


Watchdog Task Manager:ブラックリストに登録したアプリの一覧画面(左) ブラックリスト登録時に行うCPU使用率の設定画面(右)

Watchdog Task Manager:ブラックリストに登録したアプリの一覧画面(左) ブラックリスト登録時に行うCPU使用率の設定画面(右)

実際に本アプリを使ってみると、CPUにかかる負荷が高いアプリを自動的に終了できるブラックリスト機能がとても便利でした。無料版にはないこの機能を持つ有料版こそ『WatchDog Task Manager』本来の姿なのだろう、と感じました。無料版を試した上で使ってみるとその差がわかりやすいと思うので、ぜひ試してみてください。

<総括>

勝手にタスクを停止しまくるタスクキルアプリに比べれば、CPUにかかる負荷をチェックしてから手動で停止の指示ができる本アプリは使いやすいと言えます。Androidマーケットは玉石混交なところがあるので、用心しているつもりでも、予想外に負荷の高いアプリを知らないうちにインストールしていることがあるかもしれません。そういう意味で、本アプリは転ばぬ先の杖的な保険としても役に立つのではないでしょうか。

Watchdog Task Manager
Zomut, LLC. Watchdog Task Manager $3.49

『Watchdog Task Manager』~アプリ使用にかかるCPUの負担を監視、警告を鳴らしてくれるタスク管理アプリ~

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