

ArtIME 日本語入力
Wikipediaと連動した新しいタイプの日本語入力アプリ『ArtIME 日本語入力』。高速な変換機能を持つ『OpenWnnフリック入力対応版』をベースに作られており、高機能かつデザインも斬新です。『Simeji』など、様々な日本語入力アプリを試してきた方にもぜひ利用してほしいアプリです。
『ArtIME 日本語入力』のすぐれた特徴を以下の4つに分けて紹介します。
- Wikipediaと連動したグラフィック表示
- かわいいデザインのキーボード
- マッシュルームアプリに対応
- 便利なカーソルパッドを搭載
Wikipediaと連動したグラフィック表示
『ArtIME 日本語入力』は、デフォルトのキーボードデザインが「ウィキペディア」になっています。「ウィキペディア」は、変換した文字が自動的にWikipediaで検索され、結果が半透明のキーボードの背景に表示されます。


ArtIME 日本語入力:Wikipediaキーボード画面
「Webをみていてなんとなく気になった単語を調べたいけど、辞書をひくのもなんだか手間」というときにすぐ見られるので、ちょっとした調べものの際に便利です。たとえば、ニュースを読んでいて知らない人物の名前が出て気になった時に、本アプリを使用して検索することもできます。
また、キーボードの背景に表示されるだけでなく、「ABC」と表示された文字選択キーを長押しすると、直接Wikipediaを開くことができます。調べながら読み物をするときにとても重宝します。
なお、Wikipedia検索機能は「ウィキペディア」のキーボードにしか対応していません。読み物に没頭したいときなど機能をオフにしたい時は、「設定」からキーボードデザインを変更できます。
かわいいデザインのキーボード
本アプリは、キーボードのデザインがかわいいところも魅力です。
デザインは複数から選択でき、チョコレートやハートをモチーフにしたものなど、どれも独創性があってかわいいです。特に注目すべきはフリック入力のデザインです。キーボードごとに美しい配色のガイドとなっていて、テーマごとに統一感があります。


ArtIME 日本語入力:キーボード画面。チョコレート(左)ハート(右)
マッシュルームアプリに対応
マーケットに公開されている各種マッシュルームアプリに対応しています。


ArtIME 日本語入力:マッシュルーム機能に対応
これまで使用していたマッシュルームアプリをそのまま利用できるので、入力支援としてはマストなアプリです。
便利なカーソルパッドを搭載
本アプリには、カーソルパッドという機能がついています。


ArtIME 日本語入力:カーソルパッド画面。慣れるとコピペが高速で可能
テンキー入力の時はスペースキーの上にある「■」を、QWERTY入力の時は「↑」を長押しすると、カーソルパッドが起動します。
カーソルパッドを軽くなぞると、テキストボックスのカーソルが移動します。下部にある「cut」「copy」「paste」で文字を切り貼りすることができます。
慣れるまでは少し難しいですが、慣れるとカット&ペーストが高速でできるようになるので、使いこなせばテキスト入力には手放せないアプリになります。
本アプリは、メニュー→設定→言語とキーボードで『ArtIME 日本語入力』にチェックを入れると設定できるようになります。文字入力画面を長押し→入力方法で、本アプリを選択しましょう。設定画面からはトグル入力の有無やフリック感度など、その他様々な設定が用意されています。ドロワーから本アプリを起動しても、設定方法が詳しく説明されています。ぜひ一度試してみてください。